1908年、栃木県日光市に生まれる。早稲田大学在学中に「走るネオン」という製品がパリ万国博覧会で金賞を獲得。大学卒業後、戦時中の熱線誘導兵器開発中に盛田昭夫と出会い、1946年、東京通信工業(現在のソニー)を設立。テープレコーダーやトランジスタテレビ、ウォークマンなど、多くの日本初、世界初という革新的な商品を作り出し、戦後日本経済の奇跡的な復興、急成長を象徴する世界的な大企業に成長させた。
井深タイプは、組織や制度にとらわれず、朝令暮改も辞さずに不要不急のものを切って捨てられる合理主義者。先見の明に優れており、世の中にない新しい価値を生み出す可能性を秘めているのも、大きな特徴の一つ。実際に井深が主導して開発したポケッタブルラジオ、ウォークマンなどは、人々のライフスタイルを大きく変えている。井深は、当時音楽家を目指していた大賀典雄を熱心に口説いて入社に導き、後にソニーの中興の祖と呼ばれるまでに育て上げているが、有能な人材の発見、登用にも長けているのも、このタイプの特徴。
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