1894年、和歌山県海草郡(現在の和歌山県和歌山市)の農家の三男として生まれる。父親が米相場に失敗し財産を失ったため、わずか9歳で火鉢店に奉公。大阪電燈(現在の関西電力)、独立を経て、松下電気器具製作所(現在の松下電器産業)を創業する。後に「経営の神様」と呼ばれ、多くの経営者の目標とされた。後年は、私財を投じ松下政経塾、PHP研究所を設立した。
松下タイプには、自らの信念を貫く気骨がある。松下にも、日本全体が世界恐慌による不景気に陥った1929年、工場を閉鎖し従業員を解雇する会社が増えていた中、雇用を優先する自身の信念を貫き、人員・給与の削減をすることなく、この不景気を乗り越えたというエピソードがある。一方で、自分が間違ったと分かったときには素直に認める柔軟性も持っている。発言や行動の一つ一つが的確かつ論理的で、分析力や計算能力に長けている。
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