株式会社Misumiの企業概要と沿革

Misumiの企業概要をご紹介します。この概要を見れば、Misumiのおおよそのことはご理解いただけると思います。

株式会社Misumiの基本情報

社名    株式会社Misumi
本社所在地 鹿児島県鹿児島市卸本町7番地20
設立年月日 1959(昭和34)年2月2日
代表取締役社長 岡 恒憲
株式公開  福証(証券コード:7441)
資本金   1,690,899,985円
事業内容  エネルギー事業、ライフスタイル事業、フード&ビバレッジ事業

Misumi現社長の岡恒憲氏は、新日本石油からこのMisumiに移ってきた人物で、会長である三角皓三郎氏の娘婿にあたります。

また、Misumiはこの規模の会社にしては珍しく本社が鹿児島にあり、九州では圧倒的な大企業として君臨しています。Misumiは鹿児島県の卸売業では断トツでトップの売り上げを誇ります。

株式会社Misumiの沿革

Misumiの沿革はこちらになります。

明治40年 熊本市川尻にて、三角己之八が日本石油㈱(現:JX日鉱日石エネルギー㈱)と特約店契約を締結。
昭和8年4月 三角己之八の三男 光雄が人吉にて分家独立し、石油販売を開始。
昭和24年10月 合名会社三角商店を設立。鹿児島県内の石油製品の販売を開始。
昭和34年2月 LPガス販売を目的として、三角石油瓦斯㈱(現:㈱Misumi)を設立し日本石油瓦斯㈱(現:ENEOSグローブ㈱)と特約販売契約を締結。
昭和37年11月 鹿児島県曽於郡財部町にLPガス鉄道側線基地 財部充填所を設置しタンク車による受入開始 。
昭和39年2月 (名)三角商店から石油部門の営業を譲受け、石油製品の販売開始 。
昭和40年4月 松下電器産業㈱(現:パナソニック㈱)と代理店契約を締結、取引開始 。
昭和44年9月 鹿児島市に鹿児島日東タイヤ㈱(現:南九州トーヨータイヤ㈱)を設立。
昭和45年2月 鹿児島市に三角住宅設備機器㈱(現:㈱Misumiホームライフ事業部)を設立 。
昭和50年11月 鹿児島市にLPガスの海上基地を設置し、海上輸送による受入開始。
昭和51年12月 日本ケンタッキー・フライド・チキン㈱とフランチャイズ契約を締結し、外食事業に進出。1号店を鹿児島市与次郎ヶ浜に設置。
昭和59年3月 鹿児島市に㈱オートラマ鹿児島(現:フォード南港店)を設立。
昭和59年6月 日本出版販売㈱と取引契約締結しカルチャー事業進出。1号店として鹿児島市にブックスミスミ南港店を設置。
昭和61年12月 カルチュア・コンビニエンス・クラブ㈱とフランチャイズ契約締結しブックスミスミ南港店でビデオレンタル開始。
平成元年4月 ㈱ミスミへ社名変更。
平成元年11月 宮崎県えびの市に、えびの容器検査工場を設置。
平成6年7月 定款上の商号を株式会社Misumiに変更。
平成7年4月 福岡証券取引所に株式上場。
平成10年4月 鹿児島県姶良郡蒲生町に、高牧の森の水製造工場を設置。
平成11年9月 ㈱ピエトロとフランチャイズ契約を締結。1号店として鹿児島市にピエトロバルコーネ伊敷ニュータウン店を設置。
平成14年11月 登記上の商号も株式会社Misumiへ変更。
平成18年4月 新GI(グループアイデンティティ)導入。
平成19年11月 鹿児島市宇宿に、大型商業施設「オプシアミスミ」を設置。
平成20年7月 鹿児島初出店「ピザハット」を鹿児島市与次郎に設置。
平成20年11月 九州第1号の「アップル・プレミアム・リセラー」をオプシアミスミ1階に設置。
平成21年7月 鹿児島市伊敷台に「Misumiショールーム エコ住まいる館」を設置。
平成22年7月 鹿児島市伊敷台に「リファインショップミスミ」を設置。
平成22年12月 鹿児島市伊敷台に「石窯パン工房Parasso(パラッソ)」を設置。
平成25年2月  鹿児島市新栄町に「プジョー鹿児島」を設置
平成25年10月 子会社である(株)ミスミ建設を吸収合併
(以上、株式会社MisumiHPより引用)

設立は昭和34年ですが、もともとMisumiの原点となる事業は明治40年には始まっていました。そこから独立して石油販売を始めたのがMisumi創業者の三角光雄氏です。光雄氏は第二次世界大戦中、撃沈された船の生存者で、慰霊塔などを建立しています。

このMisumiの沿革を見てわかるように、昭和40年代からは新しい事業への参加が目立ちます。また、Misumiは多くのフランチャイズに参加してきました。Misumiは地方に根付いた企業であるがゆえ、新規事業も次々と成功してきたのでしょう。

株式会社Misumiの社是・経営方針・コーポレートスローガン

Misumiの社是・経営方針・コーポレートスローガンはこちらになります。

Misumiの社是

「 強く 広く 暖かく 」
社是・経営方針-株式会社Misumi

Misumiの経営方針

1.時代の要求に応え、先進的な経営を行う 2.お客様、地域社会に貢献する経営を行う 3.社会的責任を果たし、環境に配慮した経営を行う
社是・経営方針-株式会社Misumi

Misumiのコーポレートスローガン

「 夢に、前向き 」
社是・経営方針-株式会社Misumi

2006年からMisumiで使用されているロゴマークは、多用な事業展開を躍動感とともに表現しているそうです。Misumiの社員はよく働くイメージが定着しており、地元の人々からの信頼も厚いです。

株式会社Misumiの事業案内

Misumiの事業内容について詳しく見ていきましょう。

エネルギー事業 石油部門、ガス部門
ライフスタイル事業 カルチャー部門、ホームライフ部門、カーライフ部門、商業施設運営
フード&ビバレッジ事業 外食部門、水部門

Misumiの売上だけ見ると、ライフスタイル事業の売上が圧倒的に多いのですが、利益を見ると逆にエネルギー事業によるところが大きく約6割を占めています。また、近年Misumiではフード&ビバレッジ事業の業績が上がってきているので、こうした事業のバランスをうまくとっていることで経営が安定しているのでしょう。

外食から車までを扱う地方の大企業株式会社Misumi

Misumiのご紹介はいかがだったでしょうか?

鹿児島県から九州では圧倒的な知名度を誇るMisumiは、まだまだ新たな事業計画を始めることが期待され、今後は鹿児島から外に出て全国展開もありそうです。鹿児島に住む人、またこれから住みたい人にはぜひおすすめの会社です。