GMOペイメントゲートウエイ株式会社の概要と沿革
■GMOペイメントゲートウエイ株式会社の概要
会社名 | GMOペイメントゲートウエイ株式会社(GMO Payment Gateway,Inc)
本社所在地 | 東京都渋谷区道玄坂1-14-6ヒューマックス渋谷ビル |
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設立 | 平成7年3月 | |
代表取締役社長 | 相浦一成 | |
株式公開 | 東証第1部(3769) | |
資本金 | 42億12百万円 | |
売上高 | 12,113,864千円(2016年9月期) | |
従業員数 | 309名(連結) | |
事業内容 | クレジットカード、コンビニ決済など様々な決済方法が選択できる通販、ECサイトの総合決済システムPGマルチペイメントサービスの運用
GMOペイメントゲートウエイの決済(クレジットカード決済、インターネット物販、モバイル通販、カタログ通販、コンテンツ販売、保険販売、頒布会、プロバイダー、ケーブルテレビ、電子マネー、口座振替、後払い決済、SNS、NHK、日本年金機構、全国自治体、公共料金、月額支払い(継続課金)など他) GMOペイメントゲートウエイ集客支援サービス GMOペイメントゲートウエイスマート払い(スマートフォンアプリによる) GMOペイメントゲートウエイ海外向け決済サービス |
■GMOペイメントゲートウエイ株式会社の沿革
1995年(平成7年)3月 | GMOペイメントゲートウエイの前身カード・コール・サービス株式会社設立 | |
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2000年(平成12年)3月 | インテグラン株式会社がカード・コール・サービスの親会社となる | 2005年(平成17年) |
2000年(平成12年)8月 | 大阪営業所開設 | |
2000年(平成12年)9月 | 株式会社エムティーアイがカード・コール・サービスの親会社となる | |
2000年(平成12年)11月 | 商号を株式会社カードコマースサービスに変更 | |
2004年(平成16年)9月 | グローバルメディアオンライン株式会社(現、GMOインターネット株式会社)が親会社となる | |
2004年(平成16年)11月 | 株式会社ペイメントワンからクレジットカード決済事業の業務を全部譲渡される | |
2005年(平成17年)1月 | グローバルメディアオンライン株式会社がCCSホールディング株式会社を吸収合併 | |
2005年(平成17年)2月 | 商号をGMOペイメントゲートウエイ株式会社に変更 | |
2005年(平成17年)4月 | GMOペイメントゲートウエイが東証マザーズに株式上場 | |
2005年(平成17年)5月 | GMOペイメントゲートウエイがイプシロン株式会社を子会社化 | |
2008年(平成20年)9月 | GMOペイメントゲートウエイが東証第1部に上場市場変更 | |
2010年(平成22年)1月 | GMOペイメントゲートウエイが株式会社シー・オー・シーを持分法適用関連子会社とする | |
2012年(平成24年)10月 | GMOペイメントゲートウエイがシンガポールのGMO PAYMENT GATEWAY DTE .LTDを子会社として設立 | |
2012年(平成24年 11月 | GMOペイメントゲートウエイ九州営業所開設 | |
2013年(平成25年)1月 | GMOペイメントゲートウエイがGMOペイメントサービス株式会社を子会社として設立 | |
2013年(平成25年)9月 | GMOペイメントゲートウエイが香港にGMO PAYMENT GATEWAY HONG KONG LIMITEDを子会社として設立 | |
2013年(平成25年年)12月 | GMOペイメントゲートウエイがマレーシアにGMO PAYMENT GATEWAY MALAYSIA SDN.RHDを子会社として設立 | |
2014年(平成26年)2月 | GMOペイメントゲートウエイが台湾にGMO PAYMENT GATEWAY HONG KONG LIMITEDの支店を開設 | |
2014年(平成26年)5月 | GMOペイメントゲートウエイがタイにGMO PAYMENT GATEWAY(THAILAND)CO.,LTDを子会社として設立 | |
2015年(平成27年)6月 | GMOペイメントゲートウエイが株式会社三井住友ファイナンシャルグループ、株式会社三井住友銀行及びGMOインターネット株式会社と資本業務提携契約を締結 | |
2016年(平成27年)11月 | SMBC GMO PAYMENT株式会社を株式会社三井住友銀行との合弁会社として設立 | |
2016年(平成28年)8月 | GMOペイメントゲートウエイがMACRO KIOSK Berhadを子会社化 | |
2016年(平成28年)9月 | GMOペイメントゲートウエイがGMOフィナンシャルゲート株式会社を子会社化
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GMOペイメントゲートウエイ株式会社の経営理念
GMOペイメントゲートウエイは、社会の進歩発展に貢献することで、同志の心物両面の豊かさを追
求する。
・ GMOペイメントゲートウエイは、市場を開拓、創造する強い意思と誠実かつ公明正大な事業展開により社会の進歩発展に貢献します。
・ GMOペイメントゲートウエイの同志とは、信じあう高潔な役職員、お客様、及びお取引いただいている事業関連者を指します。
・ GMOペイメントゲートウエイの役職員は、豊かな心、真の問題解決力、高い専門性を発揮し、お客様と価値の交換を行うことにより、心物両面に豊かさを追求します。
GMOペイメントゲートウエイ株式会社の社訓
■ 時流への適応
・ 先進性:GMOペイメントゲートウエイは、製品の技術的優位性の確保に努めます
・ 柔軟性:GMOペイメントゲートウエイは、成長市場でのスピード感のある提案活動を実践します
■ 存在価値の確立
・ 独自性:GMOペイメントゲートウエイは、お客様視点のサービスを通じて存在意義の確保に努めます
・ 収益性:GMOペイメントゲートウエイは、収益向上の追求により競合他社を圧倒し、業界での地位を揺るぎないものにいたします。
・ 自主性、教育:GMOペイメントゲートウエイの役職員は、自己完結度の高いビジネスマンを目指し、成果、姿勢、マインド全ての面で見本となります
■ 利益の条件の追求
・ 社会性:GMOペイメントゲートウエイは、健全なビジネスに徹し、多様な決済手段のおける未開拓市場を積極的に開拓し続ける
・ 合理性:GMOペイメントゲートウエイは、経済合理性を常に念頭に置き、公平な立場で経営判断を迅速に下していきます
■ 株主への責務
・ GMOペイメントゲートウエイは、資本効率を意識して株主価値の向上に努めます。積極的なPR活動行い、投資家様向けに適宜、適切な情報提供を行います。
GMOペイメントゲートウエイの中長期戦略方針
次の3つの目標に基づいて事業を推進いたします。
・ オンライン課金分野の成長
・ 継続課金分野の開拓
・ 付加価値サービス、新規分野の拡大
GMOペイメントゲートウエイの強い営業力
GMOペイメントゲートウエイの経営理念、社訓、中長期戦略を見ますと、かなりメッセージ性の強い文言が続いています。GMOペイメントゲートウエイは、業界で圧倒的な地位を占め、他社がとても追いついていけないほど、市場シェアと営業力、ノウハウの蓄積があるため、さらにどん欲に市場開拓して強い優位性を確保しようとしています。その前提は極めて良好な業績と豊富な資金にあります。今後一層他社の追い上げが強くなっていくと思われますが、このGMOペイメントゲートウエイの組織的なパワーは当分、揺らぐことはないでしょう。
GMOペイメントゲートウエイ株式会社 まとめ
現在国内には、決済代行会社が20数社あります。その中で大手と言われる会社はGMOペイメントゲートウエイを初め、ウエルネット、ペイジェント、電算システム、イーコンテクストなどがあり、いずれも信頼性の高い会社です。
この業界も正に戦国時代、群雄割拠で互いに譲らず、激しいシェア争いが行われています。
GMOペイメントゲートウエイは15期連続で増収増益、利益率も高い状態が続いています。市場も拡大中ですから、同業他社もかなり強気の戦略が目立ちます。GMOペイメントゲートウエイも前述の経営理念や中長期経営戦略で述べられているように、強い姿勢で経営に臨む覚悟が如実に示されています。当分の間、このような積極的な経営が続くと思われます。
GMOペイメントゲートウエイの魅力は、この会社がEC市場とクレジットカード市場という、ともに成長を続ける特異な市場に立脚していることです。従って将来性については、目下不安要素は少なく魅力的な市場に位置しています。
GMOペイメントゲートウエイという会社をもっと研究してみたらいかがですか。おもしろいですよ!