株式会社ロック・フィールドの設立経緯と沿革

ロック・フィールドの基本情報と設立経緯

社名     株式会社ロック・フィールド
本社所在地  神戸市東灘区魚崎浜町15番地2
設立年月日  1972年6月8日
代表取締役社長岩田弘三
株式公開   東証1部
資本金    55億44万円
事業内容   “そうざい”の製造および販売
『以上、株式会社ロック・フィールドHPより参照』


 ロック・フィールドという社名は、創業者(現社長の岩田広三)がニューヨークのロックフェラー・センター前でひらめいて、岩田姓を英訳して名付けたことに由来します。

ロック・フィールドの主な沿革

1965年12月  当社創業者の岩田が25歳の時、神戸南京町に「レストランフック」開業
1972年06月  株式会社ロック・フィールド創業
1973年02月  伊丹工場開設
1977年03月  「ガストロノミ」神戸北野店に1号店出店(安藤忠雄氏が神戸北野に設計した商業施設「ローズガーデン」に出店)
1978年12月  「ガストロノミ」御影店出店(御影ガーデンシティー)
1979年03月  神戸元町に工場開設
1980年03月  「ガストロノミ」高島屋横浜店出店(首都圏第1号店)
1980年11月  神戸市東灘区に神戸ファクトリー第1工場を竣工
1982年11月  神戸ファクトリー第2工場を竣工
1984年12月  東京営業所を開設(文京区小石川)
1985年05月  “レストランの料理をお届けします”「ごちそう宅急便」開始
1987年10月  東京支店を開設(中央区日本橋)
1987年11月  首都圏の商品供給拠点として玉川ファクトリー開設
1991年03月  大阪証券取引所新2部に上場
1991年05月  静岡ファクトリー第1棟竣工
1994年03月  路面店「そうざいや地球健康家族」神戸岡本に1号店出店
1995年01月  阪神淡路大震災で被災
1998年11月  新和“そうざい”店「三日坊主」近鉄阿倍野本店に1号店出店
1999年04月  RF1で「スーパーシェフ12人の人気レシピ」サラダを発売
1999年07月  ISO14001 3ファクトリーで同時取得
2000年02月  東京証券取引所1部に上場
2000年02月  静岡ファクトリー第2棟「ファクトリーパーク」竣工
2003年11月  玉川SPSファクトリー竣工
2004年06月  川崎物流センター開設
2004年10月  神戸新社屋竣工(神戸ヘッドオフィス、神戸新ファクトリー)
2006年10月  キッザニア東京に協賛、「ジューススタンドパビリオン」を出展
2009年04月  静岡ファクトリー第3棟竣工(野菜処理能力の増強)
2010年01月  新東京オフィス竣工
2012年12月  上海高島屋にRF1アジア1号店出店
2014年01月  香港シティスーパーと業務提携によりRF1出店
『以上、株式会社ロック・フィールドHPより参照』

株式会社ロック・フィールドの企業理念

 ロック・フィールドの企業理念は次のように掲げられています。

企業理念

「理念」  
私たち(ロック・フィールド)は、SOZAIへの情熱と自ら変革する行動力をもって、豊かなライフスタイルの創造に貢献します。

「価値観」
 (健康)(安心・安全)(美味しさ)(鮮度)(サービス)(環境)
企業理念 |企業情報|ROCK FIELD CO.,LTD.
私たち(ロック・フィールド)がお届けする「SOZAI」は、時代や社会のニーズに応えるとともに、次代を見据えて生み出される価値のある、“そうざい”です。

その価値の基本の「価値観」を、(ロック・フィールド)は、(健康)(安心・安全)(美味しさ)(鮮度)(サービス)(環境)と考えています。

現状に安住することなく挑戦し、常により良いものを目指して進化を続けながら、人がイキイキと楽しく幸せに生きられる。
私たち(ロック・フィールド)は、「SOZAI」を通じて、そんな暮らしの実現を目指します。
企業理念 |企業情報|ROCK FIELD CO.,LTD.

株式会社ロック・フィールドの事業所

ロック・フィールドは、“そうざい”の製造と販売を行う会社です。ロック・フィールドには、4つの事業所があります。

ロック・フィールドの神戸ヘッドオフィス・ファクトリー

 ロック・フィールドのヘッドオフィスと神戸ファクトリーは、使われなくなった巨大倉庫(物流倉庫)を再生して食品工場として生まれ変わらせたものです。

ロック・フィールドは食品を扱う会社ですので、衛生面や水回りの整備、さらに工場で働く人々のアメニティーに配慮して作られています。

ロック・フィールドの静岡ファクトリー

 ここは、ロック・フィールドの基幹工場です。ロック・フィールドの静岡ファクトリーの周りは田園地帯ですので、その環境にマッチするように作られました。ロック・フィールドの静岡ファクトリーの建物は、まるで美術館のような美しさを持っています。そして、建物の背景には、風量発電用の風車が並んでいます。

このような、ロック・フィールドの風力発電エネルギーを使用して浄化した排水は、さらにビオトープに流れ込んで微生物の力で浄化される仕組みになっています。

ロック・フィールドの玉川ファクトリー

 ロック・フィールドの玉川ファクトリーは、首都圏の店舗に商品を供給する拠点として作られました。この、ロック・フィールドの玉川ファクトリーの周辺は、住宅地のため、建物は衛生的で清潔感のある雰囲気になっています。

玉川ファクトリーが作られた当初は、ロック・フィールドの神戸や静岡から届く、商品パーツを組み立てて製品化して、品出しのサポートや大型店舗の補助対応などのような、首都圏店舗のサポートキッチンの役割を担ってきました。

ロック・フィールドの玉川ファクトリーは、現在、食材を調理するなどの生産機能を充実させています。

ロック・フィールドの東京オフィス

 ロック・フィールドの東京オフィスは、首都圏店舗をバックアップする東日本販売本部の拠点として、東京都中央区日本橋で、2010年1月から活動しています。

ロック・フィールドの東京オフィスにある「フードデザインラボ」では、店舗と同じショーケースや厨房設備が備えられていて、研修や商品のプレゼンテーションなどで使われるなど、多くの店舗のサポート拠点になっています。

株式会社ロック・フィールドのユニークな活動

 ロック・フィールドの神戸ヘッドオフィス・ファクトリー及び静岡ファクトリーでは、子育てをしながら働く従業員への支援として、それぞれ企業内保育室が設置されています。

また、ロック・フィールドの神戸、静岡、玉川の各ファクトリーでは、最も景観の良い場所に従業員のレストランを設置しています。ロック・フィールドのこれらのレストランでは、サラダバーも併設されていて、従業員が健康的なランチが楽しめるような配慮がされています。

ロック・フィールドは、周辺環境に配慮したファクトリーの景観を保つため、安藤忠雄建築研究所に設計監理をお願いして対応しています。

株式会社ロック・フィールドが目指しているもの

 ロック・フィールドは、「食と健康」を通して豊かなライフスタイルの創造に貢献することを目指しています。そして、ロック・フィールドは“そうざい”を通して、お客様の健康につながる食事(野菜が持っている力を使った商品)の提案をしていきたいと考えています。

但し、ロック・フィールドの最も大切な課題は、理念や価値観を共有できる「人材」を確保することです。それは、同じ考え方を持っている人がいなければ、ロック・フィールドの理念や価値観は継承できないからです。これは、ロック・フィールドが行っている「企業内保育室」の設置や「従業員のレストラン」の充実化などで見られるような、人材を定着させる対応に繋がっています。

ロック・フィールドは、健康寿命を延ばすために「食と健康」をテーマに掲げて、豊かなライフスタイルの創造に取り組んでいる企業です。