株式会社スノーピークの企業概要と沿革
スノーピークの企業概要をご紹介します。この概要を見れば、スノーピークのおおよそのことはご理解いただけると思います。
株式会社スノーピークの基本情報
社名 | 株式会社スノーピーク |
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本社所在地 | 新潟県三条市中野原456 |
設立年月日 | 1964(昭和39)年1月 |
代表取締役社長 | 山井 太 |
株式公開 | 東証1部(証券コード:7816) |
資本金 | 99,520,000円 |
事業内容 | アウトドアライフスタイル用品の開発・製造・販売事業
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スノーピークの本社である新潟の社屋を含めた敷地は別名HEADQUARTERSと呼ばれ、周辺にキャンプ場が併設されています。そのキャンプ場でスノーピークのテントや用品をレンタルとして借りることもでき、社員からキャンプのノウハウなどを学ぶこともできます。
株式会社スノーピークの沿革
スノーピークの沿革はこちらになります。
1958年 7月 | 初代社長 山井幸雄が金物問屋として、山井幸雄商店を創業。 |
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1959年 | 登山を趣味とする山井は当時の登山用品に不満を持ち、オリジナル登山用品を開発。全国に販売を開始。 |
1963年 | 「スノーピーク」を商標登録 |
1964年 1月 | 有限会社 山井商店を設立。法人組織化。釣具ブランド「カープ」を商標登録し、フィッシング業界に参入。本格的アウトドアレジャーのメーカーとして事業領域を拡大。 |
1971年 | 株式会社ヤマコウへ組織変更。 |
1986年 | 現社長である山井太が入社。アウトドアをライフスタイルととらえ、スノーピークをオートキャンピングブランドとしてリニューアル開始。 |
1987年 | スノーピークの代表的な商品であるマルチスタンドをリリース。同時にシステムデザインをコンセプトとしたオートキャンプ用品の開発を本格化。 |
1988年 | オートキャンプ用品の本格的リリース。オートキャンピングのパイオニアメーカーとして日本のアウトドアシーンを革新。 |
1992年 | 創業者 山井幸雄逝去。山井トキが社長に就任。 |
1995年 5月 | 西日本の営業拠点として大阪営業所を設立。 |
1996年 12月 | 山井太が代表取締役社長に就任。同時に株式会社スノーピークに社名変更。新規事業としてフライフィッシング事業に参入。 アメリカの拠点である子会社Snow Peak U.S.A.,Inc.をオレゴン州に設立。 |
1998年 | キャンプイベント「Snow Peak Way」の開始。 |
2001年 1月 | ヨーロッパへ輸出開始し、韓国をはじめアジア市場へ本格参入。 |
2001年 4月 | 東北営業所開設。 |
2001年 10月 | オセアニア地区へ輸出開始。 |
2003年 5月 | 福岡・太宰府と東京・晴海にスノーピーク初の直営店『Snow Peak Store』を出店。 |
2004年 | 秀岳荘白石店、L-Breath御茶ノ水店、WilD-1多摩ニュータウン店内に『Snow Peak Store』を出店。梅田、神戸に直営店『Snow Peak Store』を出店。 |
2005年 | L-Breath新宿店内に『Snow Peak Store』を出店。Snow Peak Club 開設。 |
2006年 | パワーズ広島店、ポイント&ペグ熊本流通団地店内に『Snow Peak Store』を出店。 |
2007年 | Wild-1仙台泉店、楽天市場、Wild-1印西ビッグホップ店内に『Snow Peak Store』を出店。ヨーロッパでの拠点、Snow Peak Germany をドイツに設立。 |
2008年 | L-Breath池袋西口店、L-Breathトレッサ横浜店、スポーツオーソリティ港北センター南店、ヒマラヤアウトドア岐阜店、Wild-1京都宝ヶ池店にそれぞれ「Snow Peak Store」を出店。韓国法人 Snow Peak, Korea を設立。 |
2009年 | 九州営業所設立。直営:マリノアシティ福岡店、銀座店 WILD-1 小山店、WILD-1入間店、WILD-1ふじみの店、スポーツオーソリティつきみ野店、WILD-1伊勢崎店、SWEN三島店、スポーツオーソリティりんくう泉南店、スポーツオーソリティ西宮今津店を出店。 |
2011年 | キャンプ場を併設した店舗・工場・オフィスが一体となった「Headquarters」へと移転。 |
2012年 | 岐阜ヒマラヤスポーツ本館店、好日山荘さいか屋藤沢店、Victoria越谷レイクタウン店、スポーツオーソリティ三好店、スポーツオーソリティ倉敷店、 スポーツオーソリティ岡崎店、スーパースポーツゼビオキャナルシティ博多店、スポーツオーソリティ松戸店、SWEN浜松店、スポーツオーソリティ姫路リバーシティ店、 スポーツオーソリティデュー阪急山田店、スポーツオーソリティイオンタウン四日市泊店、スポーツオーソリティ熊谷店、スーパースポーツゼビオ神戸ハーバーランド店、 阪急うめだ本店を出店。 |
2013年 | スノーピーク丸の内、スノーピーク横浜みなとみらい、スポーツオーソリティ大垣南店、L-Breath吉祥寺店、SWEN清水店、スポーツオーソリティ高松店、渋谷西武モヴィータ館Loft&店、スポーツオーソリティ幕張新都心店を出店。Snow Peak Portland Store(米国)を出店。Snow Peak HQ Lounge(韓国)、Snow Peak Busan Store(韓国)、Snow Peak E-Cheon Store(韓国)を出店。台湾支店を開設、PolarStarFong-Chia店(台湾)XlanderMing-Chuan店(台湾)、RunFarOutdoorNeihu店(台湾)、MORVChu-bei店(台湾)、100mountainKaohsiung店(台湾)を出店。 |
2014年 | 東京証券取引所マザーズ市場に上場。 スノーピーク武蔵小杉を出店。 |
2015年 | 東京証券取引所一部市場に指定。直営店併設のキャンプフィールド スノーピーク奥日田、スノーピーク海老名、スノーピーク表参道、スポーツオーソリティ新ひたちなか店内、スノーピーク昭島アウトドアヴィレッジ、ヨドバシカメラマルチメディアヨコハマ店、ヨドバシカメラマルチメディア梅田店、ヨドバシカメラマルチメディア博多店、ヨドバシカメラマルチメディアさいたま新都心駅前店、スポーツオーソリティ四條綴店、スポーツオーソリティ常滑店を出店。Snow Peak SoHo(米国)を出店。Snow Peak Apparel store Hyundai Dpt.Pangyo(韓国)を出店。
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1998年開始のSnow Peak Wayは、スノーピーク社員が多数全国各地に出かけ、一般客とキャンプを楽しむというイベントです。これがスノーピークの商品を広める大きな力となったようです。また、社長自らこのイベントに出かけ、一般ユーザーの声を聞くことで当時低迷していたスノーピークが脱出するきっかけ作りとなりました。
株式会社スノーピークの企業理念
スノーピークの企業理念はこちらになります。
The Snow Peak Way 私達スノーピークは、一人一人の個性が最も重要であると自覚し、 同じ目標を共有する真の信頼で力を合わせ、 自然指向のライフスタイルを提案し実現するリーディングカンパニーをつくり上げよう。 私達は、常に変化し、革新を起こし、時代の流れを変えていきます。 私達は自らもユーザーであるという立場で考え、 お互いが感動できるモノやサービスを提供します。 私達は、私達に関わる全てのモノに良い影響を与えます。企業理念 | スノーピーク * snowpeak
スノーピークは「自らもユーザーである」という観点で、ユーザー目線に立った開発に力を入れており、商品の補償も永久保証制度をとっています。スノーピーク社員も皆アウトドア大好きな人ばかりで、イベントなどを通してアウトドアを盛り上げていこうという精神が根付いています。
こうしたアウトドアを通じた事業展開をしているだけあって、社員の男女間の格差などはなく、待遇は平等だということです。
株式会社スノーピークの事業案内
スノーピークの事業内容について詳しく見ていきましょう。
アウトドア テント、タープ、スリーピングギア、ファイアプレイスなど
アパレル ウールフリースのジャケットなど
アーバンアウトドア リノベーション不動産との融合
その他 グランピング事業など
スノーピークの主軸事業は、やはりアウトドア事業です。スノーピークの売上げの90%上を占めています。ただ、アパレル事業も前期比2倍以上の売上げとなるなど、スノーピーク新規事業の今後の成長が期待されます。スノーピークはアウトドア製品だけでなく、ライフスタイル全般に進出を試みており、海外への進出も加速しています。
世界のアウトドアライフを牽引する株式会社スノーピーク
スノーピークのご紹介はいかがだったでしょうか?
スノーピークも以前は新潟の中小企業というイメージがありましたが、いまや国内はもちろん世界を牽引するアウトドアメーカーとなっています。アウトドアにとどまらない事業展開が大きく期待されるスノーピーク。アウトドアを愛する人にはスノーピークはぜひおすすめの企業です。