株式会社フィットの企業概要と沿革

フィットの企業概要をご紹介します。この概要を見れば、フィットのおおよそのことはご理解いただけると思います。

株式会社フィットの基本情報

社名    株式会社フィット
本社所在地 徳島県徳島市川内町加賀須野1069-23
設立年月日 2009(平成21)年4月1日
代表取締役社長 鈴江 崇文
株式公開  東証マザーズ(証券コード:1436)
資本金977,000,000円
事業内容  再生エネルギー事業、住宅・不動産事業、フランチャイズ事業

フィット現社長の鈴江崇文氏は、一度大手住宅メーカーの営業職として働き米国に渡って見聞を広めた後、徳島のお父様の会社に入社しました。2008年に社長に就任後は、従来の事業から大きく転換し、2009年にこのフィットを設立しました。

株式会社フィットの沿革

フィットの沿革はこちらになります。

平成21年4月1日 徳島県徳島市に株式会社スズケン&クリエーション(現 株式会社フィット)を設立
平成21年10月 コンパクト住宅フランチャイズ本部(現 いえとち本舗フランチャイズ本部)設立
平成21年10月 香川支店設立
平成22年3月 株式会社フィットに社名変更
平成22年7月 一般建設業許可(徳島県知事許可(般-22)第70109号)取得
平成24年2月 愛媛支店設立
平成24年5月 高知支店設立
平成24年7月 宅地建物取引業免許(国土交通大臣(1)第8312号)取得
平成24年10月 コンパクトソーラー発電所(小型太陽光発電施設)販売開始
平成25年9月 徳島県名西郡神山町に「FIT 神山町メガソーラー発電所」(大規模太陽光発電施設)設立、売電開始
平成25年10月 太陽光発電設備を搭載した規格型住宅「Solar Rich House(ソーラーリッチハウス)」販売開始
平成26年4月 東京本社設置
平成26年12月 一般建設業許可(国土交通大臣許可(般-26)第25619号)取得
平成27年4月 関西支社設置
平成28年3月 東京証券取引所マザーズに株式を上場
(以上、株式会社フィットHPより引用)

フィットは従来の建設業の枠をこえたフランチャイズ事業や、ソーラー発電所の販売などにより業績を伸ばしてきました。フィットは建設業=家を作るという概念から脱し、建てた後のローン支払いに関してもソーラーパワーでまかなえるようにするなど、住んでからの生活に焦点をあてています。ちょうど新しいエネルギーが必要とされる時代になったこともうまく作用し、フィットの太陽発電を搭載したエコ住宅販売事業が軌道に乗りました。

フィット設立以来売上げが倍々に伸びているのは驚異的ですね。

株式会社フィットの企業理念

フィットの企業理念はこちらになります。

第2の住宅産業を創る
企業理念 - 株式会社フィット

第2の住宅産業とは何だろうと思いましたが、0円住宅といった新しい概念を生み出し、住んでからの生活までを考慮した住宅という点で、フィットの事業は新しい住宅産業です。

株式会社フィットの事業案内

フィットの事業内容について詳しく見ていきましょう。

 再生エネルギー事業 太陽光発電の施工・管理業務など
 住宅・不動産事業 省エネ住宅の開発、中古住宅のリノベーションなど
 フランチャイズ事業 「いえとち本舗」「投資の窓口」FC加盟店へのサービス提供など

建設業の枠にとらわれず、フィットはコンパクトソーラー発電所販売なども手がけており、エネルギー関連と住宅関連それぞれ約半々の売上げとなっています。この両方の事業を融合させることで、さらなる成長が見込まれるフィットです。

また、自分が住むために家を建てるのが通常ですが、フィットでは投資用の物件として家を建てることもできます。これも太陽光発電を取り入れるなどコストを極限まで下げ、家賃収入だけでなくさらに売電収入も得ることができるというフィットの試みが生きた結果です。

時代を先取りした新たな領域で業績を上げる株式会社フィット

フィットのご紹介はいかがだったでしょうか?

建設業でこれだけ急成長するのはなぜだろうという思いがありましたが、フィットを調べてみて納得しました。太陽光発電と建設業をあわせるという事業を日本でも早い段階で行ったことがフィットの急成長の秘密だったんですね。徳島県は日本でも日照時間の長い場所ですが、他にも太陽光に適した場所がたくさんあるので、フィットの事業をフランチャイズで全国展開することでさらなる拡大が見込まれるでしょう。また、フィットは海外展開も視野に入れているそうですから、今後のさらなる成長が楽しみです。