株式会社ブロンコビリーの企業概要と沿革

ブロンコビリーの企業概要をご紹介します。この概要を見れば、ブロンコビリーのおおよそのことはご理解いただけると思います。

株式会社ブロンコビリーの基本情報

社名    株式会社ブロンコビリー
本社所在地 愛知県名古屋市名東区平和が丘一丁目75番地
設立年月日 1983年 (昭和58年)12月26日
代表取締役社長 竹市 克弘
株式公開  東証・名証1部(証券コード:3091)
資本金   2,199,000,000円
事業内容  ステーキ、ハンバーグのレストラン事業

ブロンコビリーの本社は名古屋です。ブロンコビリー本社のある名古屋地域は朝食を喫茶店やレストランで食べるのが一般的な地域で、飲食業も昔から盛んな地域です。ブロンコビリーはその名古屋で成功を収めた会社ですから、当然全国区でも通用する力量を持っているといえるでしょう。

ブロンコビリー現社長の竹市克弘氏は、創業者で会長でもある清公氏の長男にあたります。アメリカのデンバー大学経営学部を卒業しているそうですから、いずれはブロンコビリーを継ぐという前提で経営学を学んだのでしょう。実際その学業がブロンコビリー社長として現在大いに生かされているようです。

株式会社ブロンコビリーの沿革

ブロンコビリーの沿革はこちらになります。

1983年 12月 ステーキレストラン経営を目的として名古屋市北区に株式会社ブロンコを設立
1993年 6月 多店舗出店に備え、愛知県春日井市に自社工場を開設
1995年 1月 株式会社ブロンコビリーに商号変更
1997年 12月 本社を名古屋市名東区に移転
2004年 6月 オープンキッチンによる炭焼き、大かまどごはん、サラダバー導入の改装開始
2005年 4月 上記改装を植田店を除き全店完了
2006年 4月 本社トレーニングセンター内に、ケーキ工場を開設 客席数の増加、分煙化、内外装のリニューアルを開始
2007年 11月 JASDAQ上場
2007年 12月 06年4月から開始したリニューアル尾張旭店を除き全店完了
2008年 9月 関東地区第1号店、昭島昭和の森店開店
2009年 10月 自社工場を拡大移転し、150店舗まで対応できる体制を構築
2011年 8月 東京証券取引所市場第二部及び名古屋証券取引所市場第二部上場
2012年 8月 東京証券取引所市場第一部及び名古屋証券取引所市場第一部上場
2013年 3月 竹市靖公が代表取締役会長に就任 竹市克弘が代表取締役社長に就任
2014年 5月 関西地区第1号店、彦根店開店
2014年 11月 関東地区の多店舗出店に備え、神奈川県厚木市に自社工場を開設
(以上、株式会社ブロンコビリーHPより引用)

ブロンコビリーは、東証1部に上場していますし、きっと長年事業を営んできたのだろうと思いましたが、意外にも創業は1978年ということで驚きました。ちょうどベビーブームのあとということもあって、ブロンコビリーは外食するファミリー世代からの支持が高かったことがうかがえます。

一時は低価格競争に参加したブロンコビリーでしたが、あやうく倒産の危機に追い込まれ、さらには狂牛病の問題などがきっかけで価格よりも顧客満足度を上げる方針に戻りました。それ以来はほぼ毎年増収で、今後は関東以北への多店舗進出を計画しています。

株式会社ブロンコビリーの経営理念

ブロンコビリーの経営理念はこちらになります。

○常にお客様に付加価値の高い商品を提供し続けること ○明るくて楽しい雰囲気のある店づくりに挑戦し続けること ○働く人たちがお客様から支持を受け、社会から尊敬されるような人材の育成をし続けること
経営理念 ステーキハンバーグのブロンコビリー

ブロンコビリーは「アメーバ経営」で成功している会社としても有名で、社員はもちろんパートやアルバイトにもボーナスを支給するなど、みんなで会社を成長させようという意識が高いです。これにより、おのずとブロンコビリーの売上げもアップしています。

株式会社ブロンコビリーの3つのこだわり

ブロンコビリーの3つのこだわりについて詳しく見ていきましょう。

 炭焼き 備長炭で遠赤外線焼き
 大かまど 新潟魚沼産コシヒカリを100度以上の高温で炊き上げ
 サラダバー 市場直送の新鮮野菜、自社工場製造のドレッシング

ブロンコビリーは他の飲食チェーンと何が違うのでしょう。この3つのこだわりもそうですが、もともとブロンコビリーは居抜き物件やビルの中などに店舗を構えているため、新規出店の際の費用が格段に安く抑えられることが大きいです。さらに、ブロンコビリー自社工場により輸送短縮や鮮度の維持といった点が勝っています。

これからの出店数が未知数で期待される株式会社ブロンコビリー

ブロンコビリーのご紹介はいかがだったでしょうか?

現在ブロンコビリーの店舗は一部の地域に限られていますが、それだけに今後どれだけ成長するのか楽しみな会社です。また、すべての従業員に株を譲渡したり、ボーナスを付与したり、がんばればがんばっただけ売上げに反映し、ブロンコビリーはやりがいも高い会社です。

ブロンコビリーは飲食業界に興味がある人には大変おすすめの職場です。