富士通株式会社の企業概要と沿革

富士通の企業概要をご紹介します。この概要を見れば、富士通のおおよそのことはご理解いただけると思います。

富士通株式会社の基本情報

社名    富士通株式会社
本社所在地 東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター
設立年月日 1935(昭和10)年6月20日
代表取締役社長 田中 達也
株式公開  東証1部(証券コード:6702)
資本金   324,600,000,000円
事業内容  通信システム、情報処理システムおよび電子デバイスの製造・販売ならびにこれらに関するサービスの提供

富士通社長の田中達也氏は、なんと10人以上を抜いての大抜擢で2015年社長に就任した人物です。東京理科大卒業後の1980年に富士通に入社しており、前年の2014年にアジア地域の責任者としてシンガポールに出向いていた矢先のことでした。それだけに、ご本人はもとより周囲も驚いたようですが、富士通前社長の山本氏からの信頼を一心に受けての就任でした。

富士通株式会社の沿革

富士通のおおよその沿革はこちらになります。

1935年 6月 富士電機製造株式会社(現・富士電機株式会社)の電話部所管業務(交換、伝送)を分離し、富士通信機製造株式会社(現・富士通株式会社)を設立
1949年 5月 東京証券取引所再開と同時に新株式を上場
1954年 10月 日本初の実用リレー式自動計算機「FACOM 100」を完成
1964年 4月 日本初のデータ通信システム「FACOM 323」を完成、日興証券株式会社に納入
1968年 「FACOM230-60」発表、第一銀行(現在のみずほ銀行)にオンライン預金システムを納入
1977年 8月 日本初のスーパーコンピュータFACOM230‐75 APU完成
1980年 3月 コンピュータ売上高で国内トップに躍進
5月 日本語ワードプロセッサ「OASYS 100」を発表
1991年 4月 携帯電話ムーバF発表
1993年10月 Windows時代に対応する国際標準パソコン「FMVシリーズ」を発表
1995年 8月 42型のカラーPDP(プラズマディスプレイパネル)を世界で初めて商品化
2000年 12月 世界最大容量の1.76Tbps光波長多重伝送システムが完成(02年に市村産業賞を受賞)
2003年 光伝送システム「FLASHWAVEシリーズ」が国内および北米市場でトップシェアに
2006年 3月 海外グループ会社を含めたISO14001グローバル統合認証を取得
2010年 1月 (株)東京証券取引所の株式売買システムarrowhead稼働
2012年 8月 事業継続マネジメントシステムの国際規格「ISO22301」の第三者認証を富士通グループが世界で初めて取得
2015年 2月 米フォーチュン誌「世界で最も賞賛される企業」に3年連続で選出 「社会的責任」、「革新性」、「マネジメントの質」で高い評価を獲得 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会ゴールドパートナーに決定
6月 富士通創立80周年
(以上、富士通株式会社HPより引用)

富士通の歴史はこれだけでも十分長いのですが、さかのぼること1923年設立「富士電機製造株式会社(現在の富士電機株式会社)」がその前身です。その後電算機の開発が行われ見事成功を収めたため、その後富士通は新しいコンピュータ開発の道を突き進みます。

1960年代にはすでにコンピュータの開発に全力投球する旨を当時の富士通社長が明らかにするなど、まだまだ未開のコンピュータにかける情熱は相当だったようです。そして90年代のFMVシリーズは、富士通の名前を一気に世に広めることになるオールインワンコンピュータでした。

富士通株式会社の企業理念

富士通の企業理念はこちらになります。

「富士通グループは常に変革し続け 快適で安心できるネットワーク社会作りに貢献し 豊かで夢のある未来を世界中の人々に提供します」
富士通の企業理念について説明しています - Fujitsu Japan

富士通の沿革からもわかるように、未来に向けての先行投資は惜しまない姿勢があります。大企業はともすると変化していくことが難しくなりがちですが、富士通の理念では変革を目標としていますので、この先も時代の波に乗り遅れることなく変革していくことができるのではないでしょうか。

富士通株式会社の事業案内

富士通の事業内容について詳しく見ていきましょう。

テクノロジー・ソリューション ITシステムのコンサルティング、設計、アプリケーション開発、実装、システムのアウトソーシングや保守サービス
ユビキタス・ソリューション パソコン、携帯電話、モバイルウェア
デバイス・ソリューション LSI事業と電子部品事業

パソコンや携帯を扱うユビキタス・ソリューションの売上が富士通の中で約2割しかないというのは意外でした。富士通の中核となっているのは、テクノロジー・ソリューション事業で、約6割強を占めています。やはり個人向けよりは法人向けのほうが利益も桁違いなのでしょう。

ただのパソコンメーカーではなかった!富士通株式会社

富士通のご紹介はいかがだったでしょうか?

富士通の電算機開発には、あのノーベル賞の湯川秀樹氏もかかわっていたことを知り、驚きました。海外においても富士通のシェアは広がりつつあり、これからは日本を代表するグローバル企業としてさらに成長することが期待されます。

また、大企業であるという点からも、富士通社員は有給を取りやすく、残業手当もしっかりもらえるということで、手厚い感じを受けました。新卒が就職したい企業ランキングの常に上位にランクインしていることがそれを物語っているでしょう。