日本駐車場開発株式会社の概要と沿革

日本駐車場開発の概要

社名     日本駐車場開発株式会社
本社所在地  〒530-0018 大阪府大阪市北区小松原2番4号 大阪富国生命ビル
設立年月   1991年(平成3年)12月
取締役社長  巽 一久
株式公開   東証(1部)
資本金    6臆6千7百万円(2016年7月末現在)
事業内容   駐車場に関する総合コンサルティング
『以上、日本駐車場開発株式会社HPより参照』


 日本駐車場開発は、1991年に設立されましたが、創業のきっけは、現社長(巽)が大学卒業後に実家の駐車場管理をしたことが始まりでした。

日本駐車場開発の社長の実家の駐車場は、いつも清掃が行き届いていて常に満車でした。それをみた近隣の駐車場のオーナーから管理の依頼が集中したため、ビジネスとして成立すると直感したそうです。

このようにして、日本駐車場開発は、社長の実家の一部屋から創業されました。その後、1994年には東京に進出して、駐車場のサブリース事業を進める中で、様々なニーズをくみ取って不随サービスを生み出し成長を続けます。

そして、日本駐車場開発は、2003年2月にJASDAQに上場、翌年の2004年2月には東証2部に上場、さらに1年後の2005年1月には東証1部の上場を果たしました。

その後の日本駐車場開発は、次々と新分野の事業を開始して成長を続けて現在に至っています。

日本駐車場開発の主な沿革

1991年12月  大阪府寝屋川市に日本駐車場開発株式会社を設立、駐車場に関するコンサルティング業務を開始
1994年04月  大阪市中央区に本店を移転
1994年09月  東京都渋谷区に東京支社を開設、首都圏での営業を開始
1997年09月  有人の時間貸し駐車場管理業務を開始
1998年10月  ビル附置の立体駐車場における駐車場管理業務を開始
2000年07月  ホームページ上での駐車場紹介サービスを開始
2001年02月  トヨタ自動車株式会社が資本参加、資本金112,500千円に増資
2002年07月  駐車場のデューデリジェンス等を手掛けるVAサービス事業を開始
2003年02月  株式公開(JASDAQ市場)
2004年02月  東京証券取引所 市場第2部上場
2005年01月  東京証券取引所 市場第1部上場
2005年12月  駐車場に次ぐビジネスフィールドとして、「スキー場」の再生を目的とした「日本スキー場開発株式会社」を設立
2008年07月  カーシェアリング「ecoloca(エコロカ)」事業を本格展開
2010年08月  「鹿島槍スポーツヴィレッジ」の運営会社として「株式会社鹿島槍」を設立(日本スキー場開発株式会社は、当該子会社を新設し、持株会社化)
2011年12月  中国における駐車場の総合コンサルティングを行う「邦駐(上海)停車場管理有限公司」を中国に設立
2011年06月  カーシェアリング事業を子会社化し「日本自動車サービス株式会社(現 日本自動車サービス開発株式会社)」を設立
2013年04月  スキーをはじめとしたアウトドアグッズの総合レンタルショップ「スパイシー」の運営を開始
2014年07月  韓国における駐車場の総合コンサルティングを行う「NPD KOREA CO.,LTD.」を韓国に設立
2014年12月  スポーツツーリズムを中心とした旅行業を展開する「株式会社Geekout」設立
2015年03月  インドネシアにおける駐車場の総合コンサルティングを行う「PT. NPD SOLUTIONS INDONESIA」をインドネシアに設立
2015年03月  ビジネスパーソンを中心に「疾病予防」と「健康維持・増進」を目的としたヘルスケア複合型施設「丸の内ヘルスケアラウンジ」の運営を開始
2015年04月  日本スキー場開発株式会社 東京証券取引所マザーズ市場へ上場
2015年10月  タイ国におけるメディカルチェック、健康管理サービスの提供を行う「NPD Healthcare Service(Thailand)Co.,Ltd.」設立
2016年05月  テーマパーク遊園地等の運営およびコンサルティングを行う「日本テーマパーク開発株式会社」を設立 「那須ハイランドパーク」の運営開始
2016年07月  アメリカ合衆国における駐車場の管理、運営、コンサルティングを行う「NPD USA CO., LTD.」を設立
『以上、日本駐車場開発株式会社HPより参照』

日本駐車場開発株式会社の企業理念・経営理念

 日本駐車場開発では、企業理念と経営理念を、次のように定めています。

『日本駐車場開発の企業理念』

「ハッピートライアングル」

私たち(日本駐車場開発)は、オーナー、ユーザー、社会の3つが正三角形を描き、関わるすべての人がハッピーになるビジネスを目指しています。

駐車場事業では、ビルオーナーの賃料収入を最大化し、ユーザーには便利かつサービスの行き届いた駐車場を提供することで、社会問題である交通渋滞や違法駐車を減らしてきました。

オーナー、ユーザー、社会の3つのハッピーが自然と重なるとき、私たち(日本駐車場開発)のビジネスも成長すると確信しています。 今後、どんな事業を展開するときも、ハッピートライアングルがベースにあることは 変わりません。
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『日本駐車場開発の経営理念』

「不稼働資産を有効活用し、世の中に貢献する」

世の中には、不稼働な資産がたくさんあります。駐車場のサブリースも、カーシェアリングも、スキー場やテーマパークの再生も、すべては不稼働な資産を有効活用するために生まれた事業です。

私たち(日本駐車場開発)はこれからも、世の中にある不稼働な資産を見つけだし、マーケットを大きく変革していきます。 そして、私たち(日本駐車場開発)の利益はもちろん、世の中に数多くの幸せを生み出していきます。
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日本駐車場開発株式会社のビジョンと行動指針

日本駐車場開発には、独特のビジョンと行動指針があります。

日本駐車場開発のビジョン

 日本駐車場開発のビジョンは、世界100都市にビジネスを展開し、100人の社長をつくり、100年続く会社を創ることです。

日本駐車場開発では、企業理念のハッピートライアングルを基礎にして、不稼働資産を有効活用して世の中に貢献しようと考えました。そのように考えて世の中を見てみると、様々な活用されていない資産が存在していることに気が付きました。

山のように存在する不稼働資産を有効活用するには、日本駐車場開発を世界中に展開しなければなりません。そのため、日本駐車場開発は、世界100都市にビジネスを展開し、100人の社長をつくり、100年続く会社を創るという、ユニークな構想を設定したのです。

日本駐車場開発の行動指針

 日本駐車場開発の行動指針も、とてもユニークです。
日本駐車場開発が大切にしているのは「自走の精神」です。日本駐車場開発は、経験や年齢にとらわれないで行動することを重んじています。

そのため、日本駐車場開発では、言われたことを行うだけではなくて、自分で仕事を創り出し、自分で考えて実践することが求められています。日本駐車場開発は、そのように行動することで会社は成長すると考えているからです。

日本駐車場開発株式会社の事業

 日本駐車場開発の事業は、「国内駐車場事業」、「海外駐車場事業」、「スキー場事業」、「テーマパーク事業」の4つに分けています。

国内駐車場事業

 日本駐車場開発の駐車場事業は、ビル内にある附設駐車場をビルのオーナーから一括賃借して、様々な契約形態でリースをするビジネスモデルです。

都心部にある一定規模以上の建築物には、駐車場の設置が義務付けられているため、建物の所有者側からみると不要な場合もあり、一方で駐車場が無くて困っている人もいます。日本駐車場開発は、これに着目して、ビルオーナーから附設駐車場を一括賃借して、それをリース形態で事業を始めました。

日本駐車場が始めた、このサブリース事業は、駐車場業界ではじめてのビジネスモデルです。

海外駐車場事業

 日本駐車場開発では、タイ、中国、韓国、インドネシア、米国でも駐車場供給不足の問題や、駐車場の利便性等に対する不満が多数あると考えて事業展開しています。

そして、日本駐車場開発の不稼働駐車場の収益化対応と高品質な駐車場運営サービスは、これらの問題解決にマッチして、高い需要を維持しています。

スキー場事業

 日本駐車場開発は、スキー場事業は、スキー場を再生することからスタートしていますが、ウィンターシーズンが終了する、5月中旬から、11月中旬までをグリーンシーズン(閑散期)と捉えています。

そして、この時期には、各スキー場が保有している資産やスキー場周辺の魅力ある観光資源を活用することや、特産品をブランディングする等の地域創生の活動を行っています。

また、日本駐車場開発は、レンタルショップの展開と、秋の紅葉シーズンのイベントや、天空の天体ショーを楽しめるように、ゴンドラリフトの夜間運行なども行っています。

テーマパーク事業

 日本駐車場開発のテーマパーク事業は、新規にグループに参入した藤和那須リゾート株式会社が運営する「那須ハイランドパーク」、宿泊施設の「TOWAピュアコテージ」、那須高原の総合別荘地の「那須ハイランド」を展開しています。

日本駐車場開発のテーマパーク事業は、「那須ハイランドパーク」における夏休みシーズンにける事業収益が順調で、今後さらなる業績の拡大が期待される事業です。

日本駐車場開発株式会社が目指すもの

 日本駐車場開発には、駐車場レンタル、スキー場開発、レジャーなどの様々な事業があります。日本駐車場開発の事業の共通点は、「関わっている人が幸せになるビジネスであること」「社会的に意義のあるビジネスである事」です。

日本駐車場開発は、うまく活用されていない資産と、それを使いたくて困っている人を結び付けて課題を解決するという形態のビジネスを、常に模索しています。

日本駐車場開発は、世の中の活用されていない資産と、それを必要とする人がいるかぎり、それを解決するためのビジネスの種はあると考えています。そして、日本駐車場開発は、課題を解決するための新しいマーケットを生み出します。

日本駐車場開発は、このように社会に貢献しながらビジネスを成長させることを目指しています。