マルマン株式会社の企業概要と沿革

マルマンの企業概要をご紹介します。この概要を見れば、マルマンのおおよそのことはご理解いただけると思います。

マルマン株式会社の基本情報

社名    マルマン株式会社
本社所在地 東京都千代田区外神田1-8-13 NREG秋葉原ビル4階
設立年月日 1978年(昭和53年)9月20日
代表取締役社長 出山 泰弘
株式公開  東証JQS(証券コード:7834)
資本金   1,528,704,972円
事業内容  ゴルフクラブ・ゴルフ用品および、健康食品・パイポの製造販売

マルマン現社長出山泰弘氏は、小学5年生からゴルフをはじめ、京都産業大学でもゴルフ部に所属していました。大学卒業後にマルマンに入社しています。

マルマン株式会社の沿革

マルマンの沿革はこちらになります。

1950 日本ゴールドメタル工業(株)設立
1952 社名を(株)丸萬と改称
1953 日本初の電気金張法を完成
1955 時計バンドの製造販売開始
1956 時計バンドの輸出開始
1959 国産第1号のガスライター発売
1961 ニューヨーク国際ライター品評会で最優秀賞を受賞
1962 社名を(株)マルマンと改称
1965 世界初電子ガスライター発売
1971 マルマンゴルフ(株)を設立
1973 マルマンゴルフ松戸工場竣工
1974 ゴルフクラブ用カーボンシャフト「パーセック」発表
1975 世界初ICライター発売
1977 マルマンアシスタントプロトーナメント開催
1978 ゴルフクラブにおける「SPSS」理論発表
1982 メタルウッド「ダンガン」発表(第1期メタルブームを起こす)
1984 「禁煙パイポ」発売/マルマンオープン開催
1985 ウォッチの発売開始/飛んで止まるアイアン「ギネス」発売
1986 健康食品の販売開始
1988 空気清浄機「ライブエアー」発売/マルマンギネスコンペ開催
1989 マルマンソール発表
1990 新物流センター(松戸)竣工
1991 ゴルフ工場FAライン完成
1992 日本初の電波時計「グリニッジ」発売
1994 高反発ヘッド第1弾「パワーチタン」発表
1996 マルマンゴルフ25周年記念モデルとして「マジェスティ」発表
2000 業界初大型402cc高反発ヘッド「ビッグウインX-ZONE」発表
2001 新(株)マルマンコーポレーション・マルマンゴルフ(株)として営業開始
2003 グループ統合により、マルマン(株)として営業開始
2005 大阪証券取引所『ヘラクレス』に株式上場
2009 新・西山荘カントリー倶楽部の運営を開始
2010 大阪証券取引所JASDAQ市場、同取引所ヘラクレス市場及び同取引所NEO市場の統合に伴い、同取引所JASDAQ(スタンダード)へ上場
2011 香港に子会社、丸万(香港)有限公司を設立
2012 上海の子会社、丸万(上海)体育用品貿易有限公司の営業開始
2013 北京の子会社、丸万(北京)商易有限公司の営業開始
2015 株式会社マルマンプロダクツからオーラルケア事業を営業譲受
2016 新・西山荘カントリー倶楽部の運営を譲渡
(以上、マルマン株式会社HPより引用)

マルマンといえば、創業者の片山豊氏が有名です。明治大学卒業後に日本水産に入社しましたが、脱サラする形でマルマンを起業し、時計バンドやガスライターなどで財を成しました。その後もマルマンから発売されるゴルフクラブは自身が自ら設計・企画を行い、製品の調整を気のすむまで行っていたということです。

マルマン株式会社の経営理念

マルマンの経営理念はこちらになります。

「創造」と「革新」

創業者のチャレンジ精神を引き継ぐ形でマルマンはこの2点を理念として掲げています。

マルマン株式会社の事業案内

マルマンの事業内容について詳しく見ていきましょう。

 ゴルフ事業 MAJESTY、ZETA、CONDUCTOR、SHUTTLE、VERITY、FIGAROなど
 健康食品事業 電子パイポ、EMSマッスルパック、サプリメントなど

マルマンの事業は、長年ゴルフ事業が主たるものでしたが、最近は健康食品ブームもあり、売上的にはややゴルフ事業が多いもののほとんど同じくらいとなっています。マルマンのゴルフ事業は45周年を迎え、既存のゴルフクラブの売上をさらに伸ばすべく、新しい商品を開発・販売するなど力を入れています。

また、健康食品事業ではタバコの税率アップということもあり、電子パイポなどが売上を伸ばしています。

今後の新製品開発も期待されるマルマン株式会社

マルマンのご紹介はいかがだったでしょうか?

ゴルフに関しては世界的に見てもゴルフ人口が年々減少しているという現実もあり、今後マルマンのゴルフ事業はどのくらい業績を伸ばせるのかわかりませんが、電子パイポなど禁煙グッズは需要が高いので、そちらの事業が期待されます。