株式会社みずほフィナンシャルグループの企業概要と沿革

みずほフィナンシャルグループの企業概要をご紹介します。この概要を見れば、みずほフィナンシャルグループのおおよそのことはご理解いただけると思います。

株式会社みずほフィナンシャルグループの基本情報

社名    株式会社みずほフィナンシャルグループ
本社所在地 東京都千代田区大手町1–5–5(大手町タワー)
設立年月日 2003(平成15)年1月8日
代表取締役社長 佐藤 康博
株式公開  東証1部(証券コード:8411)
資本金   2,256,200,000,000円
事業内容  銀行業

みずほフィナンシャルグループ現社長の佐藤康博氏は、東京大学経済学部卒業後日本興業銀行に入社し、総合企画部長などの役職を歴任してきました。その後、みずほコーポレート銀行時代はインターナショナルな部門を担当し、2011年からみずほフィナンシャルグループの社長に就任しています。

株式会社みずほフィナンシャルグループの沿革

みずほフィナンシャルグループの沿革はこちらになります。

平成15年1月 株式会社みずほホールディングスの出資により当社を設立。 株式会社みずほホールディングスの臨時株主総会において、当社が同社と株式交換を行うこと により同社を完全子会社とすること、及び子会社管理営業分割によりみずほ信託銀行株式会社を当社の直接の子会社とすることについて承認決議。
同 年 3 月 当社が株式会社みずほホールディングス及びみずほ信託銀行株式会社を直接子会社化。更にク レジットカード会社、資産運用会社、システム関連会社等の戦略子会社等を当社の直接の子会 社又は関連会社とし、これらを含む主要グループ会社に対して当社が直接的な経営管理を行う 体制を整備するなどの「事業再構築」を実施。 当社普通株式を東京証券取引所及び大阪証券取引所に上場。
同 年 5 月 再生・リストラニーズのあるお取引先の債権を銀行本体から分離することを目的に、株式会社 みずほ銀行、株式会社みずほコーポレート銀行、みずほ信託銀行株式会社各々の直接子会社として、再生専門子会社4社(株式会社みずほプロジェクト、株式会社みずほコーポレート、株式会社みずほグローバル、株式会社みずほアセット)を設立。
同 年 6 月 企業再生スキームを各再生専門子会社に提供することを目的に、株式会社みずほアドバイザ リーを設立。
平成17年10月 当初目的を終えたことから、再生専門子会社4社(株式会社みずほプロジェクト、株式会社み ずほコーポレート、株式会社みずほグローバル、株式会社みずほアセット)は、各々の親銀行である株式会社みずほ銀行、株式会社みずほコーポレート銀行及びみずほ信託銀行株式会社と 合併。 当社と株式会社みずほホールディングスと共同で、「富裕個人関連連携推進営業」を会社分割 し、新設の株式会社みずほプライベートウェルスマネジメントに承継。 株式会社みずほホールディングスが保有する株式会社みずほ銀行及び株式会社みずほコーポ レート銀行の株式の全てを当社が取得。 株式会社みずほホールディングスは、商号を株式会社みずほフィナンシャルストラテジーに変 更。
平成18年3月 当初目的を終えたことから、株式会社みずほアドバイザリーを解散。
同 年 11 月 当社米国預託証券(ADR)をニューヨーク証券取引所に上場。
平成19年7月 当社子会社の第一勧業アセットマネジメント株式会社は、同富士投信投資顧問株式会社を吸収 合併し、商号をみずほ投信投資顧問株式会社に変更。
平成21年5月 当社関連会社の新光証券株式会社は、当社子会社のみずほ証券株式会社を吸収合併し、商号を みずほ証券株式会社に変更。
平成23年9月 グループの一体的運営や人材・ネットワークといった経営資源の全体最適を実現すること等を 目的として、当社グループの上場子会社であったみずほ信託銀行株式会社、みずほ証券株式会 社及びみずほインベスターズ証券株式会社を、それぞれ当社、株式会社みずほコーポレート銀 行及び株式会社みずほ銀行の完全子会社とする株式交換を実施。
平成25年1月 当社子会社のみずほ証券株式会社が、みずほインベスターズ証券株式会社を吸収合併。
同 年 4 月 当社の連結対象子会社であったみずほ証券株式会社を、当社の直接出資子会社とし、銀行・信 託・証券その他の主要グループ会社を持株会社の直下に設置する新たなグループ資本ストラク チャーに移行。
同 年 7 月 当社子会社の株式会社みずほコーポレート銀行が、当社子会社の株式会社みずほ銀行を吸収合 併。商号を株式会社みずほ銀行に変更。
平成26年6月 委員会設置会社(現:指名委員会等設置会社)へ移行。
平成27年7月 株式会社みずほフィナンシャルストラテジーは、みずほオフィスマネジメント株式会社と合併 し、消滅。
(以上、株式会社みずほフィナンシャルグループHPより引用)

みずほフィナンシャルグループ設立時は、みずほホールディングスが出資して子会社として出発しましたが、その後すぐに親子関係が逆転しています。みずほフィナンシャルグループは多くの会社を吸収合併し、大きくなってきました。

株式会社みずほフィナンシャルグループの企業理念

みずほフィナンシャルグループの企業理念はこちらになります。

株式会社みずほフィナンシャルグループの基本理念:<みずほ>の企業活動の根本的考え方

<みずほ>は、『日本を代表する、グローバルで開かれた総合金融グループ』として、 常にフェアでオープンな立場から、時代の先を読む視点とお客さまの未来に貢献できる知見を磨き最高水準の金融サービスをグローバルに提供することで、 幅広いお客さまとともに持続的かつ安定的に成長し、内外の経済・社会の健全な発展にグループ一体となって貢献していく。 これらを通じ、<みずほ>は、いかなる時代にあっても変わることのない価値を創造し、お客さま、経済・社会に<豊かな実り>を提供する、かけがえのない存在であり続ける。
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株式会社みずほフィナンシャルグループのビジョン:<みずほ>のあるべき姿・将来像

『日本、そして、アジアと世界の発展に貢献し、お客さまから最も信頼される、グローバルで開かれた総合金融グループ』 1. 信頼No.1の<みずほ> 豊かな発想力と幅広いお取引により培われた豊富な経験・専門的な知見を備えた、お客さまの中長期的なパートナーとして、最も信頼される存在であり続ける。 2. サービス提供力No.1の<みずほ> グローバルな視点から経済・社会の変化をいち早く予見し、個人・法人それぞれのお客さま、そして経済・社会にとって、常に革新的で最適な金融サービスを提供する。 3. グループ力No.1の<みずほ> 常に変化するお客さま、経済・社会の多様なニーズに応えるべく、幅広い金融サービス機能を持つエキスパート集団として、グループの総力を結集する。
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株式会社みずほフィナンシャルグループのみずほValue:役職員が「ビジョン」を追求していくうえで共有する価値観・行動軸

1. お客さま第一 ~未来に向けた中長期的なパートナー~ 私たちは、「お客さま」の未来に向けた中長期的なパートナーとして、お客さま第一で行動します。お客さまの視点を大切にし、フェアでオープンな立場から、グループの英知を結集した最適な商品・サービスを提供することで、かけがえのない信頼をさらに確かなものとし、お客さまとともに経済・社会の健全な発展に貢献していきます。 2. 変革への挑戦 ~先進的な視点と柔軟な発想~ 私たちは、常に変化する世界の動きを幅広い視野で捉え、絶えず先進的な視点をもって業務にあたります。過去にとらわれない柔軟な発想をもって、お客さまのニーズと経済・社会の変化をいち早く予見し、解決策を見出すための変革に、果敢に挑戦し続けます。 3. チームワーク ~多様な個性とグループ総合力~ 私たちは、多様な個性や意見を尊重する開放的なマインドを持ちつつ、豊富な経験と高い専門性を活かしながらチームの一員として判断・行動することで、金融のエキスパート集団としての総合力を最大限発揮していきます。 4. スピード ~鋭敏な感性と迅速な対応~ 私たちは、お客さまのニーズを敏感に察知し、速やかに行動に移すことで、お客さまにとって最適な商品・サービスを、迅速、かつ、正確に提供します。 5. 情熱 ~コミュニケーションと未来を切り拓く力~ 私たちは、お客さまと社会の声に誠実に耳を傾け、いかなる困難も乗り越え未来を切り拓いていく情熱を持ち、最後まで責任を持って行動することで、<豊かな実り>を提供する、かけがえのない存在であり続けます。
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みずほフィナンシャルグループでは、2013年より銀行・信託・証券、アセットマネジメント会社、シンクタンクなどのあらゆるグループの機能が一体となって総力を発揮し、あらゆるニーズに最大限応えていくOne MIZUHO戦略を推進しています。

みずほフィナンシャルグループは世界的に見ても規模の大きな会社であることもあり、経営が安定していて給与も高く、福利厚生も充実しています。

株式会社みずほフィナンシャルグループの事業ドメイン

みずほフィナンシャルグループの事業ドメインについて詳しく見ていきましょう。

 みずほ銀行 銀行業務
 みずほ信託銀行 信託業務及び銀行業務
 みずほ証券 証券業務
 その他の主要グループ会社 資産管理サービス信託銀行株式会社、アセットマネジメントOne株式会社、みずほ総合研究所、みずほ情報総研、みずほプライベートウェルスマネジメント、米州みずほなど

みずほフィナンシャルグループは持ち株会社のため、上記のグループ会社が実際の金融事業を行っています。また、みずほフィナンシャルグループはメガバンクで唯一全都道府県に視点を持つ銀行となっています。さらにみずほフィナンシャルグループの従業員は約5万人で、国内の銀行グループの中で3番目に人数が多い会社となっています。

日本の金融業をけん引する株式会社みずほフィナンシャルグループ

みずほフィナンシャルグループのご紹介はいかがだったでしょうか?

日本でもトップに属する巨大バンクグループのみずほフィナンシャルグループ。社会情勢や経済に影響を受けやすい職種でもありますが、毎年売上を伸ばしていますので、みずほフィナンシャルグループは今後も安定した経営が期待されます。