株式会社関電工の企業概要と沿革
関電工の企業概要をご紹介します。この概要を見れば、関電工のおおよそのことはご理解いただけると思います。
株式会社関電工の基本情報
社名 | 株式会社関電工 |
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本社所在地 | 東京都港区芝浦四丁目8番33号 |
設立年月日 | 1944(昭和19)年9月1日 |
代表取締役社長 | 森戸 義美 |
株式公開 | 東証1部(証券コード:1942) |
資本金 | 10,264,000,000円 |
事業内容 | 電気設備工事など
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関電工現社長の森戸義美氏は、栃木工業高校卒業後に入社し、入社後に東京電機大工学部を卒業しています。森戸氏は長年関電工で屋内線の現場を担当してきた生え抜きの社長です。
株式会社関電工の沿革
関電工の沿革はこちらになります。
昭和19年9月 | 電気工事業整備要綱により(株)協立興業社他7社が統合、これに関東配電(株)が参加し、資本金300万円の電気工事会社として東京都赤坂区溜池2番地に関東電気工事株式会社を設立、また、神奈川・埼玉・千葉・群馬・栃木・茨城・山梨・沼津(現静岡)の8支社を設置、営業開始 |
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昭和23年3月 | 多摩支社設置 |
昭和24年10月 | 建設業法により、建設大臣登録(イ)第250号を取得(以後2年ごとに更新) |
昭和34年1月 | 大阪支社(現、関西支社)設置 |
昭和35年9月 | 本社を東京都文京区湯島4丁目1番18号に移転 |
昭和36年7月 | 應用電気(株)(現、関工商事(株))に資本参加 |
昭和36年10月 | 東京証券取引所市場第2部に上場(資本金3億5千万円) |
昭和37年5月 | 関東石材工業(株)(現、(株)ケイアセットマネジメント)を設立 |
昭和45年1月 | 仙台支社(現、東北支社)設置 |
昭和45年2月 | 信越支社(現、長野支社)設置、土木工事の営業開始、東京証券取引所市場第1部に指定(資本金17億円) |
昭和45年5月 | 東京支社(現配電本部)設置、空調管工事(現、環境設備工事)の営業開始 |
昭和45年8月 | 札幌支社(現、北海道支社)設置 |
昭和46年4月 | 第一企業(株)(現、(株)関工パワーテクノ)に資本参加 |
昭和48年6月 | 総合教育センター(現、人材育成センター)設置 |
昭和49年4月 | 建設業法改正により、建設大臣許可(特―49)第3885号を取得(現、5年ごとに更新) |
昭和51年6月 | 建設大臣許可(般―51)第3885号を取得(現、5年ごとに更新) |
昭和54年7月 | 原子力関連工事の営業開始 |
昭和56年10月 | シンガポール事務所(現支社)設置 |
昭和59年9月 | 株式会社関電工に商号変更 |
昭和59年11月 | 関工不動産管理(株)(現、(株)ケイアセットマネジメント)を設立 |
昭和60年1月 | 東京工事警備(株)に資本参加 |
昭和60年5月 | 第1回無担保転換社債100億円を発行 |
昭和62年7月 | 関工メンテナンスサービス(株)(現、(株)関工ファシリティーズ)を設立 |
昭和63年12月 | 本社を東京都港区芝浦4丁目8番33号(現在地)に移転 |
平成2年4月 | 名古屋支社設置 |
平成3年7月 | 九州支社設置 |
平成5年7月 | つくば技術研究所(現技術研究所)設置 |
平成6年7月 | (株)ベイテクノを設立 |
平成7年7月 | 新潟支社設置 |
平成9年10月 | (株)茨城ケイテクノ、(株)栃木ケイテクノ、(株)群馬ケイテクノ、(株)山梨ケイテクノ(現、(株)多摩ケイテクノ)、(株)静岡ケイテクノを設立 |
平成10年7月 | (株)神奈川ケイテクノ、(株)千葉ケイテクノ、(株)埼玉ケイテクノを設立 |
平成12年11月 | (株)ネットセーブを設立 |
平成13年8月 | 台湾事務所設置 |
平成13年12月 | 宅地建物取引業法により、宅地建物取引業者免許 東京都知事(1)第80352号を取得(以後5年ごとに更新) |
平成15年5月 | 阪急電気工事(株)(現、(株)阪電工)に資本参加 |
平成16年6月 | (株)TLCに資本参加 |
平成20年4月 | 川崎設備工業(株)に資本参加(名古屋証券取引所市場第二部上場) |
平成24年10月 | 銚子風力開発(株)に資本参加 |
平成25年3月 | 嘉麻太陽光発電(株)を設立 |
平成26年10月 | 地域本部制導入 |
平成27年7月 | 福島本部設置 |
平成27年7月 | 関工不動産管理(株)、(株)ケイリースを合併し(株)ケイアセットマネジメントに商号変更 |
平成27年10月 | (株)東京ロードテクノを設立 |
平成28年3月 | 2021年満期ユーロ円建取得条項付転換社債型新株予約権付社債の発行 |
平成28年4月 | (株)神奈川パワーテクノ、(株)埼玉パワーテクノを設立 |
平成28年10月 | 佐藤建設工業(株)に資本参加
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関電工は戦後の日本を支える企業として創業から約70年、電気工事分野のパイオニアとして君臨してきました。その関電工の実績は、渋谷ヒカリエ、虎ノ門ヒルズ、羽田空港国際線ターミナルなどで生かされています。海外では、シンガポール、ミャンマー、インドネシア、台湾に関電工の事業所があり、今後海外での拡大も期待されます。
株式会社関電工の社是・経営理念
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株式会社関電工の社是
「人間第一」関電工 企業情報−社是・経営理念
株式会社関電工の経営理念
1.わが社は、人間尊重のもと、企業の社会責任を遂行し、 豊かな人間環境づくりに貢献します。 2.わが社は、得意先のニーズを先取りし、技術革新を図り、 最高のサービスと設備を提供します。 3.わが社は、人材開発に努め、絶えざる自己革新によって、 未来指向型の企業を目指します。関電工 企業情報−社是・経営理念
関電工の経営理念からもわかるように、人材に力を入れていることから、研修や教育の場が多数設けられており、各種国家資格などの取得にも会社を挙げて取り組んでいます。また、関電工は大企業ですから、安定した経営がされていて、残業が多い部署もありますが、しっかり残業代が支払われるなど社員の生活が守られています。
株式会社関電工の事業案内
関電工の事業内容について詳しく見ていきましょう。
設備工事業 屋内線・環境設備工事、情報通信工事、配電線工事、工務関係工事
その他の事業 リース、不動産賃貸、電気機器販売
関電工の得意とするのは屋内線・環境設備工事で、売上の約半分を占めています。首都圏の主要なビルはほとんど関電工の手によるもので、日本の中心を支える企業としての誇りを持っています。
株式会社関電工の発電事業
関電工の発電事業について詳しく見ていきましょう。
風力発電所 千葉県銚子、八木
太陽光発電所 埼玉県白岡、栃木県河内郡上三川町、千葉県匝瑳市、茨城県猿島郡境町
福岡県嘉麻市、飯塚市
関電工では風力発電は平成24年より、太陽光発電は平成25年より開始していて、クリーンエネルギーで環境へも寄与しています。また、山梨県大月市では水力発電の開発・実証に取り組んでいて、今後関電工は水力発電の分野へも進出する予定です。
新たなエネルギー発電にも取り組む株式会社関電工
関電工のご紹介はいかがだったでしょうか?
関電工では、風力発電や太陽光発電など安全なエネルギー発電事業を開始しており、今後そうした事業の成長も期待されます。そして何より首都圏の主たるビルは関電工が施工しており、そのような最前線での電気工事に興味がある人には大変おすすめの職場です。