株式会社山陽百貨店の企業概要と沿革
山陽百貨店の企業概要をご紹介します。この概要を見れば、山陽百貨店のおおよそのことはご理解いただけると思います。
株式会社山陽百貨店の基本情報
| 社名 | 株式会社山陽百貨店 |
|---|---|
| 本社所在地 | 兵庫県姫路市南町1番地 |
| 設立年月日 | 1952（昭和27）年2月 |
| 代表取締役社長 | 髙野 勝 |
| 株式公開 | 東証JQ（証券コード：8257） |
| 資本金 | 405,000,000円 |
| 事業内容 | 百貨店業
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山陽百貨店現社長の高野勝氏は、中央大学法学部卒業後に岡山市の百貨店である天満屋に入社し、常務までつとめた人物です。山陽百貨店には2008年に社長として迎えられました。山陽百貨店社長は代々親会社である山陽電鉄出身者がつとめてきましたが、同業他社から社長を迎えたのは初めてのことでした。
株式会社山陽百貨店の沿革
山陽百貨店の沿革はこちらになります。
| 昭和27年 ２月 | 百貨店業を目的として、株式会社山陽百貨店設立（資本金3,750万円) |
|---|---|
| 昭和28年 ６月 | 店舗第１期工事竣工 |
| ７月 | 開店式を挙行し、営業開始 |
| 昭和29年 11月 | 店舗第２期工事竣工、山陽電車が２階へ乗り入れターミナルデパートの形態整備 |
| 昭和31年 ９月 | 店舗第３期増築工事竣工、神姫バスが１階へ乗り入れターミナルデパートの形態完成 |
| 昭和37年 ６月 | 店舗第４期増築工事竣工 |
| 昭和38年 11月 | 兵庫県姫路市に配送センター新築工事竣工 |
| 昭和41年 ５月 | 山陽共栄株式会社設立（資本金200万円） |
| 昭和45年 ４月 | 社団法人日本証券業協会大阪地区協会に店頭売買銘柄登録 |
| 昭和47年 11月 | 店舗第５期増築工事竣工 |
| 昭和49年 ２月 | 株式会社山陽友の会設立（資本金1,000万円、現連結子会社） |
| 昭和51年 10月 | 株式会社サンヨーマート設立（資本金1,000万円） |
| 昭和57年 ３月 | 福崎出張所・ギフトショップ開設（現在６店舗にて営業） |
| 昭和62年 ２月 | 山陽アメニティサービス株式会社設立（資本金1,000万円）山陽デリバリーサービス株式会社設立（資本金1,000万円、現連結子会社） |
| 昭和63年 11月 | 店舗第６期クロスエスカレーター新設工事竣工 |
| 平成３年 ９月 | 姫路駅西再開発ビル地階・２階～６階を取得するとともに神姫バス・山陽電鉄合同ビルの同階を賃 借し、店舗第７期工事竣工・売場面積の倍増を完了 |
| 平成12年 ２月 | 株式会社キャリアネット設立（資本金3,000万円） |
| 平成16年 12月 | 日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場 |
| 平成20年 ２月 | 兵庫ライフインダストリー株式会社を吸収合併 株式会社サンヨーマート、山陽アメニティサービス株式会社、株式会社キャリアネット３社を親会社である山陽電気鉄道株式会社に譲渡 |
| 平成22年 ４月 | ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ市場（現大 阪証券取引所JASDAQ（スタンダード））に上場 |
| 平成25年 ７月 | 東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ（スタンダード）に 上場
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山陽百貨店の設立は戦後にさかのぼり、山陽電気鉄道と神姫バスの共同出資で行われました。現在でも山陽百貨店の株は両者を足して約75％が保有されています。阪神・淡路大震災直後は神戸地区が壊滅状態だったため、山陽百貨店は逆に震災特需と言われる高利益が出ましたが、復興が進むにつれ客足も減少の一途をたどることとなりました。
それでも何度かの駅前再開発にともない、山陽百貨店も改装・リニューアルを繰り返し現在に至ります。
株式会社山陽百貨店の企業方針
山陽百貨店の企業方針はこちらになります。
株式会社山陽百貨店の企業理念
山陽百貨店は「お客さま第一」の企業精神に則り 人々と地域の生活文化の向上に貢献する企業を目指す。企業方針｜姫路 山陽百貨店 企業情報
株式会社山陽百貨店の企業方針
日本一生き生きとした百貨店 山陽百貨店は地域のお客さまに「個性のある」「ゆとりのある」「清潔な・明るい笑顔のある」 百貨店をご提供し、会社あげてビジョンである「日本一生き生きとした百貨店」をできるよう 取組んでまいります。企業方針｜姫路 山陽百貨店 企業情報
山陽百貨店は地方の百貨店ということもありますが、同業他社よりも給与が低いという声は聞かれます。昨今のネット社会ではなんでもネットで買うというネットショッピング普及が進んでいますので、山陽百貨店のようなデパートは特に苦境を強いられています。そうした中でも山陽百貨店は、なんとか生き残りをかけて工夫をしています。
株式会社山陽百貨店のグループ会社情報
山陽百貨店のグループ会社情報について詳しく見ていきましょう。
株式会社山陽友の会 積み立てによるボーナスを商品券として使用できる友の会運営
山陽デリバリーサービス株式会社 山陽百貨店で購入した商品を配送するセンター
山陽百貨店は名前の通り単一事業として百貨店事業を行っています。この百貨店事業にともなう業務を山陽百貨店の子会社が行う形です。
地元からの応援を励みとする株式会社山陽百貨店
山陽百貨店のご紹介はいかがだったでしょうか？
姫路地区で戦後から存在するこの山陽百貨店は、地元の人々に愛される百貨店です。山陽百貨店は生き残りをかけ、地域の人々にさらに愛される店づくりをと魅力あるブランドを誘致するなど取り組んでいます。
