株式会社青森銀行の企業概要と沿革

青森銀行の企業概要をご紹介します。この概要を見れば、青森銀行のおおよそのことはご理解いただけると思います。

株式会社青森銀行の基本情報

社名    株式会社青森銀行
本社所在地 青森市橋本一丁目9番30号
設立年月日 1943年(昭和18年)10月1日
代表取締役頭取 成田 晋
株式公開  東証1部(証券コード:8342)
資本金   19,500,000,000円
事業内容  銀行業

青森銀行現頭取の成田晋氏は、慶応大学法学部卒業後に入社し、主に法務部を担当してきた人物です。前任の浜谷哲氏から2015年に青森銀行頭取を引き継ぐ際には、人口減少に対する課題解決を支援していくと話していました。

株式会社青森銀行の沿革

青森銀行の沿革はこちらになります。

明治 12年 1月 1879年 ○ 第五十九国立銀行(現青森銀行の母体)創業
30年 9月 1897年 ○ (株)第五十九銀行となる
昭和 18年 10月 1943年 ○ 第五十九・津軽・板柳・八戸・青森の5行が合併「青森銀行」創立
27年 7月 1952年 ○ 東京事務所開設
28年 12月 1953年 ○ 預金100億円突破
34年 12月 1959年 ○ 資本金3億5,000万円に増資
37年 3月 1962年 ○ 東京支店開設
38年 9月 1963年 ○ 預金500億円突破
39年 3月 1964年 ○ 仙台支店開設
41年 3月 1966年 ○ 札幌支店開設
42年 11月 1967年 ○ 預金1,000億円突破
45年 7月 1970年 ○ 新本店完成 旧本店は青森県に寄贈し、県立郷土館となる
47年 3月 1971年 ○ 住宅ローンの取扱開始
48年 4月 1973年 ○ 為替オンラインシステムの開局
○ 外国為替業務取扱開始
10月 ○ 東京証券取引所第2部へ株式上場
50年 3月 1975年 ○ 東京証券取引所第1部に指定替え
○ 事務センター完成
6月 ○ 預金オンラインの実施
53年 6月 1978年 ○ 預金5,000億円突破
7月 ○ 財団法人青森地域社会研究所の設立
10月 ○ 全店預金オンライン完成
58年 4月 1983年 ○ 国際窓販業務取扱開始
10月 ○ 資本金76億7,600万円に増資
61年 4月 1986年 ○ 海外コルレス業務開始
62年 6月 1987年 ○ 県内7信用金庫とCD提携開始
12月 ○ 預金1兆円達成
平成 元年 1月 1989年 ○ 海外コルレス包括承認銀行認可
4月 ○ 資本金121億6,400万円に増資
2年 2月 1990年 ○ 都市銀行との全国CD提携開始
3年 12月 1991年 ○ 預金1兆5,000億円達成
5年 10月 1993年 ○ 創立50周年・「あおぎん賞」創設
7年 5月 1995年 ○ 「あすなろNET」の取扱開始
8年 4月 1996年 ○ 自動機の祝日稼働開始
9年 7月 1997年 ○ 株主優待制度「あおぎん悠悠倶楽部」創設
10年 12月 1998年 ○ 本店別館竣工
12年 4月 2000年 ○ 「AAIネット」スタート
10月 ○ 「<あおぎん>つないでネ!ット」の取扱開始
12月 ○ コンビニATM「E-net」スタート
13年 4月 2001年 ○ 保険窓販(長期火災保険)の取扱開始
14年 1月 2002年 ○ 郵貯とのオンライン提携開始
4月 ○ 投資信託全店取扱開始
10月 ○ 個人年金保険の取扱開始
15年 4月 2003年 ○ 「北東北三行ビジネスネットNetbix」の設立
16年 1月 2004年 ○ AB-webサービスの本格稼働開始
6月 ○ 預金2兆円達成
17年 3月 2005年 ○ 証券仲介業務の開始
6月 ○ 「<あおぎん>401k総合型プラン」の取扱開始
18年 6月 2006年 ○ 会員制経営支援総合サービスの開始
19年 3月 2007年 ○ セブン銀行とのATM提携開始
10月 ○ 「パーソナルプラザ」オープン
20年 8月 2008年 ○ 行内資格「マネーカウンセラー」新設
21年 5月 2009年 ○ 地銀共同センターへシステム移行完了
11月 ○ 資本金195億円に増資
22年 9月 2010年 ○ 銀行本体発行クレジットカード「aomo(アオモ)」の取扱開始
10月 ○ 「あおぎん成長ファンド」の取扱開始
24年 4月 2012年 ○ 「事業承継・M&Aサポートデスク」の開始
25年 7月 2013年 ○ 東北6次産業化サポートファンドへの出資
26年 2月 2014年 ○ あおぎん健康宣言の策定
5月 ○ 青函活性化ファンドの設立
27年 3月 2015年 ○ <あおぎん>ウーマン・リーダーズ・ネットワークの設立
(以上、株式会社青森銀行HPより引用)

青森銀行は母体となる第五十九国立銀行の創業から数えるとなんと140年近く青森で事業を営んできたことになります。それだけ地域に根差した銀行ですから、青森銀行のシェアは県内ではもちろんトップ。そして青森銀行は県内41市町村のうち、32市町村の指定金融機関となっています。

株式会社青森銀行の企業理念

青森銀行の企業理念はこちらになります。

地域のために  私たちは、「公共的使命」を尊重し、豊かな地域社会の創造に貢献する、健全かつ強い銀行を作ります。 お客さまとともに  私たちは、「お客さま大事」を尊重し、誠意と英知を育み、真摯かつ魅力あふれる銀行を創ります。 人を大切に  私たちは、「自主性」を尊重し、自信と誇りに満ちた、進取かつ明朗な銀行を創ります。
青森銀行

青森銀行は青森県において圧倒的シェアを誇る金融機関ですから、経営は安定しています。ただ、近年青森県自体の人口が減少の一途をたどっているため、苦戦を強いられており、今後青森銀行はどのようにして売上を確保していくのか戦略に期待がかかります。

その青森銀行の大きな戦略はまず青森県の地域を活性化させるということです。そのために、青森銀行は北海道新幹線の新函館北斗駅での出店に投資し、県内アグリビジネスの6次産業化事業に寄与するなど具体的に策を進めています。

株式会社青森銀行の関連会社

青森銀行の関連会社について詳しく見ていきましょう。

 あおぎんカードサービス(株) カード業務
 あおぎんリース(株) リース業務
 あおぎん信用保証(株) ローン保証業務
 青銀甲田(株) 不動産管理業務
 青銀ビジネスサービス(株) 定型業務の集中処理業務およびコンピュータシステムの開発提供

青森銀行は銀行業のほかにこうした金融事業を関連会社が行っています。

地域の活性化支援を中心に業績アップが期待される株式会社青森銀行

青森銀行のご紹介はいかがだったでしょうか?

日本全体として地方の人口減少、また少子化が加速する中、青森銀行のような地方銀行は苦境に立たされています。青森銀行は青森の地域活性化を具体的な方法でバックアップすることで、経済効果を生み出そうと努力しています。そうした取組が大きな成果を出せば、青森に若者が移住するといったことも考えられ、青森銀行にとってもプラスになることは間違いありません。