コカ・コーラウエスト株式会社の概要と沿革
まず、コカ・コーラウエストの基本情報は以下の通りです。
【コカ・コーラウエストの概要】
社名 | コカ・コーラウエスト株式会社(COCA-COLA WEST COMPANY, LIMITED) |
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本社所在地 | 福岡県福岡市東区箱崎七丁目9番66号 |
設立年月日 | 1960年(昭和35年) 12月20日 |
代表取締役社長 | 吉松 民雄 |
株式公開 | 東証一部上場(証券コード:2579) |
資本金 | 15,231百万円 |
事業内容 | コカ・コーラ等清涼飲料水の製造・販売 |
コカ・コーラウエストは、福岡県福岡市に本社を置いているコカ・コーラなどの清涼飲料水の製造、販売を行なっている会社です。日本コカ・コーラのボトラー企業がこのコカ・コーラウエストであり、工場での製造から販売、自動販売機などを経てわたし達の元に清涼飲料を届けてくれています。主に近畿地方、中国地方、九州地方での販売を行なっており、日本だけでなく世界的に見ても非常に広い規模を受け持っているボトラーとして活躍しています。
それではコカ・コーラウエストの歴史を沿革で見ていきましょう。
【コカ・コーラウエストの沿革】
昭和35年12月 | 飲料の製造・販売を目的とし、資本金5千万円をもって
日米飲料株式会社を、福岡市長浜町一丁目5番地に設立 |
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昭和36年7月 | 本店を福岡市天神町92番地に移転 |
昭和37年6月 | ザ コカ・コーラカンパニーおよび日本コカ・コーラ株式会社と、
コカ・コーラ、ファンタの製造・販売に関する契約を締結し、福岡県、佐賀県および長崎県における コカ・コーラ、ファンタの製造・販売権を取得 |
昭和37年7月 | 販売を開始 |
昭和38年3月 | 商号を日米コカ・コーラボトリング株式会社に変更 |
昭和38年4月 | 本店を福岡市大字箱崎字葦津ケ浦4127番地の29
(現、福岡市東区箱崎七丁目9番66号)に移転本社・福岡工場施工式 |
昭和38年5月 | 福岡工場を開設(昭和60年1月に廃止)鳥栖工場施工 |
昭和42年6月 | 鳥栖工場を開設 |
昭和47年9月 | ザ コカ・コーラカンパニーおよび日本コカ・コーラ株式会社との前契約を改め、新たに日本コカ・コーラ株式会社と再実施許諾契約を締結 |
昭和48年4月 | 門司工場を開設(昭和59年12月に廃止)昭和58年アクエリアスを発売昭和50年ジョージアを発売 |
昭和48年7月 | 商号を北九州コカ・コーラボトリング株式会社に変更 |
昭和49年8月 | 基山工場を開設 |
昭和63年1月 | 基山工場のPET容器成形部門を独立し、基山成形工場を開設(平成8年1月に廃止し、基山工場に部分統合) |
平成3年12月 | 鳥栖焙煎工場を開設(平成9年1月に廃止し、鳥栖工場に部分統合)平成4年爽健美茶を発売 |
平成6年6月 | 福岡証券取引所に株式を上場 |
平成8年11月 | 東京証券取引所市場第二部に株式を上場 |
平成10年6月 | 東京証券取引所市場第一部銘柄に指定 |
平成11年2月 | 北九州コカ・コーラセールス株式会社を設立平成11年Qoo(クー)日本で発売 |
平成11年6月 | 北九州コカ・コーラセールス株式会社に営業の一部を譲渡 |
平成11年7月 | ・山陽コカ・コーラボトリング株式会社と合併し、商号をコカ・コーラウエストジャパン株式会社に変更
・同合併により同社の子会社でもある山陽コカ・コーラセールス株式会社が子会社となる ・大阪証券取引所市場第一部および広島証券取引所に株式を上場 |
平成13年1月 | 広島工場を廃止 |
平成13年4月 | 三笠コカ・コーラボトリング株式会社の株式を取得し、子会社とする |
平成14年2月 | ウエストジャパンプロダクツ株式会社(現、コカ・コーラウエストプロダクツ株式会社)を設立 |
平成14年4月 | ・コカ・コーラウエストジャパンプロダクツ株式会社(現、コカ・コーラウエストプロダクツ株式会社)に営業の一部を譲渡
・山陽コカ・コーラセールス株式会社および北九州コカ・コーラセールス株式会社の両社を吸収合併 |
平成14年7月 | ・ベンディング事業を営む子会社4社を統合し、西日本ビバレッジ株式会社(平成22年1月1日付で吸収合併により消滅)を発足
・物流事業を営む子会社2社を統合し、ロジコムジャパン株式会社 (現、コカ・コーラウエストロジスティクス株式会社)を発足ノンフロン型自動販売機 |
平成14年10月 | 日本コカ・コーラ株式会社との前契約を改め、新たにザ コカ・コーラカンパニーおよび日本コカ・コーラ株式会社とボトラー契約を締結 |
平成17年1月 | ザ コカ・コーラカンパニーおよび日本コカ・コーラ株式会社との前契約を改め、新たにザ コカ・コーラカンパニーおよび日本コカ・コーラ株式会社と製造許諾契約およびディストリビューション許諾契約を締結経営統合記者会見 |
平成18年7月 | ・商号をコカ・コーラウエストホールディングス株式会社に変更し、飲料・食品の販売に関する営業を新設したコカ・コーラウエストジャパン株式会社に承継させる会社分割を実施
・近畿コカ・コーラボトリング株式会社を完全子会社とする株式交換を実施 ・同株式交換により同社の子会社である関西ビバレッジサービス株式会社(現、西日本ビバレッジ株式会社)が子会社となる |
平成19年1月 | 物流事業を営む子会社3社を統合し、コカ・コーラウエストロジティクス株式会社を発足 |
平成19年4月 | 南九州コカ・コーラボトリング株式会社に対し出資し、同社が持分法適用の関連会社となる |
平成20年1月 | 製造事業を営む子会社2社を統合し、コカ・コーラウエストプロダクツ株式会社を発足 |
平成20年4月 | 自動販売機関連事業を営む子会社を統合し、コカ・コーラウエスト販売機器サービス株式会社を発足 |
平成21年1月 | ・コカ・コーラウエストジャパン株式会社、近畿コカ・コーラボトリング株式会社および三笠コカ・コーラボトリング株式会社を吸収合併し、商号をコカ・コーラウエスト株式会社へ変更
・ザ コカ・コーラカンパニーおよび日本コカ・コーラ株式会社との前契約を改め、新たにザ コカ・コーラカンパニーおよび日本コカ・コーラ株式会社とボトラー契約を締結 |
平成22年1月 | 営業・販売事業を営む子会社3社を事業別に再編し、ウエストベンディング株式会社(現、コカ・コーラウエストベンディング株式会社)、西日本ビバレッジ株式会社、および コカ・コーラウエストリテールサービス株式会社を発足 |
平成22年10月 | キューサイ株式会社の株式を取得し、子会社とする |
平成25年4月 | 南九州コカ・コーラボトリング株式会社と株式交換により経営を統合 |
平成26年1月 | 南九州コカ・コーラボトリング株式会社を吸収合併 |
平成27年5月 | 四国コカ・コーラボトリング株式会社の株式を取得し、子会社とする |
コカ・コーラウエスト株式会社の企業理念
次に、コカ・コーラウエストの企業理念をまとめていきます。わたし達の生活をより豊かなものにしてくれる清涼飲料水ですが、コカ・コーラウエストの企業理念にもハッピーなライフスタイルを可能にしてくれるような努力を続けている事がわかります。そしてその結果が社会の発展に貢献できると日々事業を続けているんですね!
【企業理念】
飲料を通じてコカ・コーラウエストHP:企業理念より引用
価値ある「商品、サービス」を提供することで、
お客様の
ハッピーでいきいきとしたライフスタイルと
持続可能な社会の発展に
貢献します。
コカ・コーラウエスト株式会社の事業活動
最後にコカ・コーラウエストの事業活動は以下の通りです。清涼飲料水の販売だけでなく、様々な事業へと繋がる活動をしている事がわかります。大規模なスーパーマーケットから街にある自動販売機まで。様々なニーズに応えようとするコカ・コーラウエストの姿勢は素晴らしいと思います。
【ベンディング】コカ・コーラウエストHP:事業活動より引用
ベンディングチャネルは、自動販売機を通じてお客さまに商品をお届けするマーケットを担当しています。
自動販売機は時代のニーズに合わせて変化しており、携帯電話による商品購入が可能なC-mode機、地域社会の発展に貢献する自動販売機、さらには環境配慮型自動販売機として国内No.1の省エネを実現したノンフロン・キャッシュレス次世代自動販売機など、社会と共生する自動販売機の展開も進めています。自動販売機を通じてお客さまにさわやかな憩いのひとときをお届けするため、質の高いサービスを提供しています。
【チェーンストア】
チェーンストアチャネルは、スーパーマーケット、ディスカウントストアやホームセンターなどの量販マーケットを担当しています。
チェーンストアチャネルは、市場成長が著しい販売チャネルです。お客さまニーズが多様化していることから、お客さまの来店目的や購買動機に基づくお得意さま分類を行い、それぞれの特性に応じた最適な商品の品揃え、販売促進策の提案を行っています。
【リテール・フードサービス】
リテールチャネルは、酒販店、食料品店や交通マーケットなどの一般手売りマーケットを担当しています。
酒販店、パン菓子店や食料品店を中心に、JRや大学生協などの職域・交通マーケットなど多岐にわたる業種・業態に対し、お客さまのニーズに沿った商品を取り揃えています。また、各店舗に最適な自動販売機、冷蔵庫、加温機などの提案や、季節やメディアに連動した広告物などの提供を行っており、常にお得意さまを通じてお客さまに喜んでいただけるお店づくりをお手伝いしています。
フードサービスチャネルは、ファーストフード、映画館、スポーツ施設、ファミリーレストランなどを中心に、シロップ販売を行うマーケットを担当しています。
フードサービスチャネルでは、ファミリーレストラン、ショッピングモールのフードコート、レジャー施設の飲食コーナーなどにおいてコカ・コーラや爽健美茶といったコールドドリンク、スープやコーヒーといったホットドリンクの販売を通してさわやかさを提供しています。
西日本をメインに美味しいドリンクを届け続けるのがコカ・コーラウエスト株式会社!
日本の3割以上の巨大な市場を占めているのがコカ・コーラウエストの営業地域なんです!そして世界一の清涼飲料ブランドであるコカ・コーラの歴史と伝統を守ることにも繋がっているのがボトラーのあり方でありコカ・コーラウエストもその役目を果たし続けています。コカ・コーラの名をより大きなものにするためにこれからもコカ・コーラウエストには活躍していってもらいたいですね。わたし達の大好きなコカ・コーラをこれからも世に送り続けていってもらいたいです!