豊田合成株式会社の企業概要と沿革
豊田合成の企業概要をご紹介します。この概要を見れば、豊田合成のおおよそのことはご理解いただけると思います。
豊田合成株式会社の基本情報
社名 | 豊田合成株式会社 |
---|---|
本社所在地 | 愛知県清須市春日長畑1番地 |
設立年月日 | 1949(昭和24)年6月15日 |
代表取締役社長 | 宮﨑 直樹 |
株式公開 | 東証1部(証券コード:7282) |
資本金 | 28,000,000,000円 |
事業内容 | 自動車部品の製造/販売(ウェザストリップ製品・機能部品・内外装部品・セーフティシステム製品)、オプトエレクトロニクス製品の製造/販売、その他特機製品の製造/販売
|
豊田合成現社長の宮崎直樹氏は、京都大学法学部を卒業後トヨタ自動車に入社し、法務や人事をはじめ様々な役職を歴任してきました。豊田合成の社長には2015年に就任しています。
豊田合成株式会社の沿革
豊田合成の沿革はこちらになります。
1949年 | トヨタ自動車工業のゴム部門を母体に「名古屋ゴム株式会社」設立 |
---|---|
1957年 | 春日工場竣工、稼働 |
1967年 | 「豊田合成株式会社」に改称 |
1976年 | 森町工場竣工、稼働 |
1976年 | 森町工場竣工、稼働 |
1977年 | 米国事務所設立(イリノイ州) |
1978年 | 名古屋証券取引所市場第2部に株式上場 |
1980年 | 本社を現所在地(愛知県清須市)に移転 |
1982年 | 尾西工場竣工、稼働 |
1985年 | 台裕橡膠工業(株)に資本参加 デミング賞実施賞を受賞 |
1986年 | TGミズーリ(株)設立 |
1997年 | ISO9001認証取得 北島技術センター竣工 |
1999年 | 東京証券取引所市場第1部に株式上場 ISO14001認証取得 豊田合成ノースアメリカ(株)設立 |
2000年 | 豊田合成ヨーロッパ(株)設立 |
2001年 | 豊田合成アジア(株)設立 |
2005年 | ISO/TS16949認証取得 |
2006年 | 豊田合成(上海)管理有限公司設立 |
2009年 | 美和技術センター竣工 |
2013年 | 豊田合成東日本(株)設立 GDBRインダストリアコメルシオ(有)設立 |
2014年 | 豊田合成イラプアトメキシコ(株)設立
|
豊田合成は創業時からゴムを専門にしていて、現在ではウェザストリップが有名です。近年豊田合成はLED製品にも幅を広げていて、さらなる多角化を図っています。また、従来も豊田合成の海外拠点はアメリカなどにありましたが、2000年代からは積極的な海外進出を行っています。
豊田合成株式会社の経営理念
豊田合成の経営理念はこちらになります。
限りない創造 社会への奉仕 1お客様の満足 私たちは、時代を先取りした研究開発とものづくり技術を進化させ、お客様に満足していただける品質・価格で、タイムリーに商品・サービスを提供します。 2人間性の尊重 私たちは、労使相互信頼・責任を基本に、個人の創造力・チャレンジ精神とチームワークによる総合力を高め、活力と働きがいのある企業風土を実現します。 3社会との共生 私たちは、グローバル企業として内外の法・ルール及びその精神を遵守し、地域に根ざした事業活動と産業・経済・社会への貢献を通じて、社会から信頼される良き企業市民をめざします。 4環境との調和 私たちは、環境保全・省エネ・安全分野での商品提供とあらゆる企業活動を通じて、住みよい地球と豊かな社会づくりに取り組みます。 5着実な成長 私たちは、企業体質の強化と変化に対応した経営の革新を進め、高分子分野・LED分野のグローバルなトップメーカーとして着実に成長します。経営理念|豊田合成
豊田合成はトヨタグループでもあるため、福利厚生や休日取得などしっかりとした制度があり、働く環境は整っていると言えます。また、豊田合成の拠点は世界各地にありますので、日本のグローバル企業としても誇れる会社です。
タイヤなどゴム製品を製造していることもあり、豊田合成は環境に対する意識が高く、取り組みもしっかりされています。2009年から豊田合成創立60周年を記念しての植樹が始まり、いずれは60万本の木を植樹することを目標にしています。
豊田合成株式会社の製品情報
豊田合成の製品情報について詳しく見ていきましょう。
自動車部品 | ウェザストリップ製品、機能部品、内外装部品、セーフティシステム製品 |
---|---|
LED製品 | 液晶ディスプレイ用LED、照明用LED、ガラス封止LED |
特機製品 | 空調製品、住宅関連部品、産業用機械部品、建設用機械部品
|
豊田合成は、自動車部品をトヨタ自動車へ納品するだけではなく、他の自動車メーカーにも販売している点が特徴です。
また、豊田合成の売上のほとんどが自動車部品によるもので、中でも内外装部品が約35%を占めています。また、遠田合成の海外比率では6割弱が海外となっていて、そのうちの半分が北米地域となっています。そのため、他の自動車関連メーカー同様、売上は上がっていても円高などの影響を受けやすいという現象が発生することがあります。
海外でも技術力はお墨付きの豊田合成株式会社
豊田合成のご紹介はいかがだったでしょうか?
豊田合成のシーリングは、アメリカでもレクサスに使用されるなどその高い技術力を買われています。自動車部品を作る下請け会社という地位にあまんじることなく、豊田合成は新しい事業を展開するなど、研究開発にも力を入れています。