株式会社セックの概要と沿革

まず、セックの基本情報は以下の通りです。

【セックの概要】

社名株式会社セック(Systems Engineering Consultants Co.,LTD.)
本社所在地東京都世田谷区用賀4-10-1 世田谷ビジネススクエア
設立年月日1970年(昭和45年)5月
代表取締役社長秋山 逸志
株式公開東証一部上場(証券コード:)
資本金4億7730万円(2016年6月28日現在)
事業内容社会公共分野・先端分野のリアルタイムソフトウェア及びソリューションの提供
セックHP:会社概要より引用


セックは東京都世田谷区に本社を置いている社会公共や先端技術分野のソフトウェアの開発を行なっている会社です。その事業内容は世界初、日本初のモノも多く最先端の技術により造られたシステムは未来に繋がるものとして評価されています。

それではセックの歴史を沿革で見ていきましょう。

【セックの沿革】

1970年5月東京都渋谷区代々木にて株式会社セックを設立
1971年3月社会基盤システムBFの最初の案件として「高速道路管制システム」を受注
1971年3月宇宙先端システムBFの最初の案件として「ロケットエンジン高空性能試験システム」を受注
1979年10月エンベデッドソフトウェアの最初の案件として「水系テレメータシステム」を受注
1984年1月モバイルネットワークBFの最初の案件として「電力送電網通信回線監視制御システム」を受注
1984年6月社団法人情報サービス産業協会(JISA)の会員となる
1985年6月大阪市淀川区西中島にて大阪事業所開設
1989年5月株式会社セック・インターナショナル設立
1992年1月米国カリフォルニア州サニーベールに株式会社セック・インターナショナルの子会社としてAMSEC,Inc.設立
1995年5月インターネットBFの最初の案件として「図書館マルチメディアシステム」を受注
1997年6月本社を東京都渋谷区桜丘町に移転
1998年1月ISO9001の認証を取得
1998年12月株式会社セック・インターナショナルより株式の譲渡を受け、AMSEC,Inc.を子会社とする
1999年2月WAP Forum(現、OMA)に入会して、携帯電話関連国際標準技術の調査研究活動を本格化
1999年7月ワイヤレスBF(モバイルネットワークBFに統合)の最初の案件として「携帯電話端末エンベデッドソフトウェア」を受注
2000年4月株式会社セック・インターナショナルを吸収合併
2000年12月ISO14001の認証を取得
2001年11月財団法人日本情報処理開発協会よりプライバシーマークの使用許諾を取得
2003年3月情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証を取得
2004年6月ジャスダック(店頭)上場
2007年4月ISO/IEC27001の認証を取得
2010年7月本社を東京都世田谷区用賀に移転
2012年7月大阪事業所を大阪市淀川区西中島6丁目に移転
2014年3月ISO22301の認証を取得
2016年4月モバイルネットワークBFにワイヤレスBFを統合
セックHP:沿革より引用


セックは、ソフトウェアの開発事業にとっては黎明期であった1970年にいち早く最良のリアルタイムソフトウェアを提供することで社会への貢献を果たそうという目的を持って設立され、現在に至るまで数多くのソフトウェアを開発してきました。そして時代が進む毎に進化を遂げてきた最先端の技術を取り入れることで、新しいモノを現在でも生み続けています。

株式会社セックの企業理念

次に、セックの企業理念をまとめていきます。社会公共や先端技術分野を得意としているセックにとって社会への貢献を果たす事は安全と発展へと繋がる大きな目標でもあります。現在に至るまでに『はやぶさ』をはじめとする宇宙事業に携わるなど、他では造れない様々なモノを造ってきました。その創造性と技術の高さは未来のわたし達の生活をより豊かなものへと進化させてくれる重要な力だと思います。

【企業理念】

社会の安全と発展のために
セックHP:企業理念より引用

【目標】

1. 最良のリアルタイムソフトウェアを提供して、社会に貢献する。
2. 社員の自己実現と会社の存続発展の一致をはかる。
3. 以て、かけがえのない一流のソフトウェア会社となる。
セックHP:企業理念より引用

【方針】

1. お客様中心ビジネスを実践し、魅力あるソフトウェア会社となる。
2. 知力の強化と技術の組織化に努め、完全性に挑戦する。
3. プロフェッショナル化を推進する。
4. グローバル化を推進し、知的財産権時代に主体的に対応する。
5. 質重視とリアルタイム経営で、会社の個性を磨く。
6. 地球資源が有限であることを認識し、環境の保全に永続的に配慮する。
セックHP:企業理念より引用

【行動規準】

1. 法および社会規範を遵守する。
2. 誇りと謙虚さを持って行動し、また事業活動の透明性を維持する。
3. 知的財産権を尊重し、また機密を完璧に守る。
4. 創造的破壊の精神で創意工夫に努める。
5. 自律自助の精神で臨む。
セックHP:企業理念より引用

株式会社セックの事業内容

最後にセックの事業内容として技術をまとめてみます。以下の通りです。

【セックのリアルタイム技術】

リアルタイム技術で社会の安全と発展に貢献する

セックは、ソフトウェア産業の黎明期である1970年に、「最良のリアルタイムソフトウェアを提供して社会に貢献する」ことを目的に設立されました。
時々刻々と変化する外界、そこで発生する事象はランダムで再現性がありません。 リアルタイム技術とは、このような環境下でも応答性や連続運転を確保し、再現性がない事象であってもトラブルの原因を解析できる技術です。
設立以来、いくつもの技術革新や需要構造の激変を経験してきましたが、このリアルタイム技術を機軸に、変化を先取りする努力を続けることで、成長を果たしてきました。
セックは、変化をチャンスとして、これからも挑戦し続けます。

【New Element】
新しい何かを生み出すチカラ

NEW ELEMENT(新しい何か)を生み出し、それまで不可能だったことが可能になる。私たちは、それが最高のお客様満足につながり、ビジネスの高付加価値化にもつながると考えています。
新しい何かを生み出すには、常にお客様のニーズを予測し、研究開発で変化を先取りしていかなければなりません。多くの経営資源を研究開発に振り向ける理由は、まさにここにあります。
生み出されたNEW ELEMENTは、新しいシステムや、さらなるNEW ELEMENTへ―これからも新しい可能性を求めて、セックは進化を続けていきます。

【R&D】
果敢な挑戦を続ける研究開発姿勢

セックは研究開発に高いプライオリティをおいています。なぜ、研究開発を行うのか。それは日進月歩のソフトウェア開発において、常に最先端の技術を追求することが、競争優位性をつくり出すと考えるからです。
そして、根底にあるのはイノベーションを生む風土。おもしろいこと・難しいことを歓迎し、果敢にチャレンジし続けるDNAが、セックには息づいています。

【Specialist】
リアルタイム技術の専門集団

セックは「品質は文化である」と考えます。ソフトウェアの品質を守り、さらに高めてゆくためには、「同じ言葉」「同じ開発手法」「同じ品質意識」を社員全員が共有しなければなりません。
「基礎なくして高度な専門性なし」という基本理念のもと、変化に追従し、変化を先取りすることができるプロフェッショナルの育成に注力しています。
セックの社員がお客様から信頼を得ているのは、技術力だけではありません。「一度引き受けた仕事は最後までやりぬく」という一人ひとりの強い意志。あきらめない企業風土の中で鍛えられたプロフェッショナルを追求する姿勢が、お客様からの信頼獲得へとつながっています。
セックのリアルタイム技術|株式会社セック -SEC-

株式会社セックはこれからも世界初や日本初を実現し続けます!

セックが掲げるリアルタイム技術とは常に進化し続ける技術をいち早く取り入れる事や、独自で生み出す事によって最先端を走り続けることだと思いました。その為のスペシャリストを生み出す社員への環境も整えています。学び続ける組織である事が今のセックの高い技術を生み出した理由でもあるんです。現在でも十分すぎるほど豊かになった日本ですが、今後の世界のため、そして日本のため、更にはわたし達のより良い生活のためにセックにはますますの発展と活躍を期待したいですね!