キヤノンマーケティングジャパンの企業概要と沿革

まず、キヤノンマーケティングジャパンの基本情報についてご紹介します。これをご覧いただけば、キヤノンマーケティングジャパンの事業内容や企業規模についてざっくりと把握できます。

キヤノンマーケティングジャパン株式会社の企業概要

社名キヤノンマーケティングジャパン株式会社
本社所在地東京都港区港南2-16-6
設立年月日1968年2月
代表取締役社長坂田 正弘
株式公開東京証券取引所第一部(証券コード:8060)
資本金73,303百万円
事業内容キヤノン製品ならびに関連ソリューションの国内マーケティング
同社HPより参照

キヤノンマーケティングジャパンの沿革

1968年キヤノン販売の前身となるキヤノン事務機販売、キヤノン事務機サービスを設立
1969年キヤノンカメラ販売を設立
1971年キヤノン事務機販売、キヤノン事務機サービス、キヤノンカメラ販売を一本して、キヤノン販売がスタート
1981年キヤノン販売が東京証券取引所市場第2部に上場
1983年キヤノン販売が東京証券取引所市場第1部に上場
1994年幕張本社ビル竣工
2003年キヤノンSタワー竣工、本社を移転、キヤノン販売が「プライバシーマーク」を取得
2004年キヤノン販売グループの281拠点でISO14001取得
2006年商号をキヤノン販売から「キヤノンマーケティングジャパン」に変更。
2010年半導体露光装置事業をキヤノン株式会社に営業譲渡。

キヤノンマーケティングジャパンの事業ビジョン

キヤノンの製品はデジタルカメラの「IXY」や、インクジェットプリンターの「PIXUS」をはじめ、CMで見たことがある方も多いのではないでしょうか。

そんなキヤノン製品の「日本向けの商品企画」「広報・宣伝活動」「営業・販売、アフターサービス」などを担当するキヤノンマーケティングジャパンは、一般のお客様向けの製品・機器を扱う「イメージングシステム」、企業・官公庁に対して、快適で競争力を高めたオフィスを提供する「ビジネスソリューション」、お客さまの企業としての価値と競争力を高める「ITソリューション」、社会の基盤となる活躍をしているお客様に対して、光学技術・デジタル技術を合わせたソリューションを提供する「産業・医療」の4つの事業領域を展開しています。

これにより、多様化するお客様のニーズに応え、それぞれの分野でトップのシェアの商品を開発し、ソリューションを提供することを可能にしています。

キヤノンマーケティングジャパンの企業理念

キヤノンマーケティングジャパンは企業理念として「共生」をかかげています。この「共生」という企業理念には文化・習慣・言語などの枠をこえて、すべての人びとが共に生き、共に暮らし、幸せに暮らせる社会を実現したいという想いが込められています。

真のグローバル企業は事業に関わるお客様や地域社会はもちろん、国・社会・自然に対しても良い関係を築き、社会的責任を果たすことが求められるとキヤノンマーケティングジャパンは考えています。

このように、キヤノンマーケティングジャパンは「世界の繁栄と人類の幸福のために貢献していくこと」を目標として、「共生」の実現に取組んでいる企業です。

キヤノングループの「三自の精神」

また、キヤノンマーケティングジャパンの事業には、キヤノングループの行動指針の原点となる「三自の精神」が根付いています。三自の精神とは「何事にも自ら進んで積極的に行い(自発)、自分自身を管理し(自治)、自分の置かれている立場・役割・状況をよく認識する(自覚)」を指します。

キヤノンマーケティングジャパンは「三自の精神」をかかげ、高い向上心を持った社員が一丸となり企業の未来を切りひらいていく企業といえます。

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