アサヒグループホールディングス株式会社の企業概要

  社名アサヒグループホールディングス株式会社Asahi Group Holdings,Ltd.
  本社所在地〒130-8602 東京都墨田区吾妻橋1-23-1
  設立年月日1949年(昭和24年)9月1日
  代表取締役社長泉谷 直木
  株式公開東証1部
  資本金182,531百万円
  事業内容グループの経営戦略・経営管理

アサヒグループホールディングス株式会社の沿革

1889(明治22年) 朝日麦酒㈱の前身である大阪麦酒会社設立(11月)。日本麦酒醸造会社、札幌麦酒会社も相前後して創立され、日本のビール産業の興隆期を迎える。

2004(平成16年)
中国最大手食品グループ、康師傅(カンシーフ)控股有限公司と清涼飲料事業の合弁会社「康師傅飲品控股有限公司」設立(4月)

イタリア・スパークリングワインの名門ガンチア社商品の国内販売権を取得(6月)

韓国「ヘテ飲料㈱」の出資比率を引き上げ、連結子会社に(7月)

韓国ロッテグループの酒類販売会社に出資し「㈱ロッテアサヒ酒類」設立(11月)

2005(平成17年)
チルド飲料メーカー「㈱エルビー(本社 埼玉県蓮田市)」(5月)、「㈱エルビー(本社 愛知県東海市)」(9月)の株式取得

イギリス/シェパード・ニーム社で「アサヒスーパードライ」の生産開始(9月)

タイ・バンコクに営業拠点を新設(10月)

2006(平成18年)
池田弘一、アサヒビール㈱会長に就任。荻田伍、社長に就任(3月)

ベビーフード国内最大手の「和光堂㈱」の株式取得(5月)

中国・山東省莱陽市に「山東朝日緑源農業高新技術有限公司」を住友化学㈱、伊藤忠商事㈱と共同で設立(5月)

中国・浙江省湖州市に「浙江西湖啤酒朝日有限公司」設立(5月)

2007(平成19年)
カゴメ㈱と業務・資本提携(2月)

和光堂㈱完全子会社化(4月)

2008(平成20年)
次世代型の軽量缶蓋「206径スーパーエンド」を開発(2月)

「クリアアサヒ」新発売(3月)

「天野実業㈱」の株式取得(7月)

世界初の新技術「PIE煮沸法」を吹田工場で本格導入(8月)

台湾で総合酒類販売会社「三商朝日股?有限公司」設立(9月)

中国・山東省の煙台啤酒朝日有限公司と青島啤酒との資本提携に伴い、社名を『煙台啤酒青島朝日有限公司』に変更(11月)

2009(平成21年)
「アサヒスーパードライ『うまい!を明日へ!』」プロジェクト開始(3月)

豪州飲料会社「シュウェップス・オーストラリア」の全株式取得(4月)

中国ビール会社「青島啤酒股份有限公司」の株式取得(4月)

2010年代

2013(平成25年)
ブラウン・フォーマン社が製造するウイスキー・リキュールなど8ブランド18アイテムを日本国内で販売開始(1月)

「クリアアサヒ プライムリッチ」発売(3月)

タイにおける「カルピス」ブランド飲料製品の合弁会社設立契約を締結(3月)

「スーパードライ ドライプレミアムギフト」限定発売(6月)

インドネシアにおけるペプシコグループのボトラーであるPT Pepsi-Cola Indobeveragesの発行済全株式を取得する株式売買契約を締結(6月)

カルピス㈱国内飲料事業及び営業部門をアサヒ飲料㈱へ移管統合(9月)

インドネシアにおけるPT Tirta Bahagiaの容器入り飲料水事業に関する事業譲渡契約を締結(11月)

インドネシアで緑茶「ICHI OCHA GREEN TEA」発売(12月)

マレーシアで缶コーヒー「WONDA」発売(12月)

2014(平成26年)
プレミアムビール『アサヒスーパードライ ドライプレミアム』を本格展開(2月)

マレーシア食品会社「Etika International Holdings Limited」より「東南アジアにおける乳製品関連事業」の株式売買契約締結(4月)

アサヒビールが「ワールドビアカップ」においてゴールドメダルを獲得(4月)

アサヒビール㈱による㈱なだ万の株式取得(11月)

2015(平成27年)
アサヒビール㈱が「東京2020ゴールドパートナー」に決定(1月)

ワイン商国内大手の「エノテカ㈱」の株式取得(3月)

2016年1月に、ドライ飲料事業をアサヒ飲料に、食品事業を新設のアサヒグループ食品に集約することを発表(6月)


オーストラリア限定のプレミアムビール「アサヒ爽快」を発売開始(10月)

「カルピス」ブランドをマレーシアで展開(12月)
以上、公式サイトより引用

アサヒグループホールディングス株式会社の事業ビジョン

アサヒグループホールディングスには長期ビジョンと中期の経営方針があります。

アサヒグループホールディングス株式会社の長期ビジョン

食の感動を通じて世界で信頼される企業グループを目指すというのがアサヒグループホールディングスのビジョンです。アサヒグループホールディングスは酒類を中核とする食品グループとして、高付加価値化を基軸とするリーディングカンパニーとしてあり続け、グローバルプレイヤーとしても世界をリードしています。アサヒグループホールディングスのアサヒビールは世界でも販売されており、さまざまな国で認められるビールとなっています。

アサヒグループホールディングス株式会社の中期経営方針

企業価値を向上させることも目標の1つで、稼ぐ力を強化させることもアサヒグループホールディングスの目指すところです。事業統合や収益構造改革、ビジネスモデルの進化など、様々な方法で収益アップを目指しています。2015年の実績は売上高1兆8000億円を超えており、この数字がアサヒグループホールディングスの企業力を証明しています。

アサヒグループホールディングス株式会社の経営理念

アサヒグループホールディングスの経営理念は「最高の品質と心のこもった行動を通じてお客様の満足を追求し、世界の人々の健康で豊かな社会の実現に貢献する」というものです。長い間アサヒグループホールディングスが愛されてきたのには理由があり、それはしっかりとした経営理念を持っていたからなんです。

アサヒグループホールディングス株式会社のブランド・ステートメント

「その感動を、わかちあう。」というのがアサヒグループホールディングスのブランド・ステートメント。いつも新鮮な価値を創造する事が顧客と企業の強い絆となります。いつも新鮮な毎日を創造し、一人でも多くの人と感動を分かち合うというのがアサヒグループホールディングスの願いです。

アサヒグループホールディングス株式会社の事業案内、サービス紹介

アサヒグループホールディングスの事業は多角化しており、様々な分野で発展しています。

アサヒグループホールディングス株式会社の酒類事業

アサヒグループホールディングスの中核事業ともなっているこの酒類事業。実にアサヒグループホールディングスの収入源の大部分を酒類事業が占めています。銀色のパッケージが特徴のアサヒスーパードライはアサヒグループホールディングスの看板商品です。

アサヒグループホールディングス株式会社の飲料事業

三ツ矢サイダー、カルピス、十六茶、ワンダなどは全てアサヒグループホールディングスが展開する飲料なんです。どのドリンクもわたしたちが一度は飲んだことがあるというほど有名なものです。中でもカルピスは独立しており、カルピス株式会社として事業展開しています。

食品事業も手がけるアサヒグループホールディングス株式会社

ビールやソフトドリンクが多様化し、競争が激化する中にあって、食品事業を展開するというのもアサヒグループホールディングスの経営戦略の一つです。食品事業は「アサヒグループ食品」を中心に、菓子、健康食品、サプリメントなどを提供しています。アサヒグループホールディングスの商品は健康への配慮も欠かせないんです。

アサヒグループホールディングス株式会社の国際事業

グローバルに展開するアサヒグループホールディングス。ヨーロッパやオセアニア、東南アジアを中心に様々な飲料を提供しています。ヨーロッパでは伝統あるイタリアの「Peroni」、オランダの「Grolsch」などを買収し、ますます大きくなっています。

アサヒグループホールディングス株式会社の中国へのアグレッシブな進出

中国でアサヒグループホールディングスのビールは「朝日啤酒」として知られており、大都市を中心に多くの人に飲まれています。山東省、広東省などの地域でアサヒグループホールディングスは青島ビールなどと合併し、スーパードライ、青島ビールなどの生産を行っているんです。

機能性食品や飼料なども製造するアサヒグループホールディングス株式会社

アサヒグループホールディングス傘下にある「アサヒカルピスウェルネス」は健康・機能性食品などをメインに製造している企業です。安全な自然由来の機能性素材を使用しているので、安心して使用することができます。

アサヒグループホールディングス株式会社が取り組む研究活動

アサヒグループホールディングスは利益至上の企業ではなく、研究熱心な企業でもあるんです。特に酵母、乳酸菌、腸内フローラなど、世界中が注目する分野でアサヒグループホールディングスは研究を行っているんです。腸内に存在する100兆個もの微生物が形成する腸内フローラ。アサヒグループホールディングスはカルピス社の解析技術により、人のお腹にやさしい食材の開発に取り組んでいます。

これからも成長し続けるアサヒグループホールディングス株式会社

日本では長い間キリンラガービールがトップシェアを誇ってきましたが、1996年、ビールの歴史の転換点が訪れます。それがアサヒグループホールディングスの誇るビール、スーパードライの誕生。スーパードライは1989年以来、23年連続で年間販売数量1億箱を突破しているんです。日本人口のほとんどが一年に一箱飲んでいるという計算。アサヒグループホールディングスはビール業界の覇者と言ってもいい存在です。

アサヒグループホールディングスはカルピス株式会社とも協力してこれからも様々な研究に取り組み、新商品を提案していく企業。これからのアサヒグループホールディングスの活躍にも期待したいですね。