日栄商事とは?

日栄商事とは、建設業創業76年の歴史を持つ茨城県の企業です。

つくばエクスプレス沿線を中心に新築一戸建て、分譲、土地、中古物件、賃貸物件情報など幅広く扱っています。

会社概要

社名日栄商事株式会社
所在 本社:茨城県常総市水海道山田町4663
柏支社:千葉県柏市旭町4-6-3
守谷支店:茨城県守谷市久保ヶ丘2-4-1
つくば支店:茨城県つくば市吾妻1-15-1
龍ケ崎支店:茨城県龍ケ崎市松葉5-10-1
取手支店:茨城県取手市新町3-2-8
新鎌ケ谷支店:千葉県鎌ケ谷市新鎌ケ谷2-2-26
資本金 5,000万円

地元でも評判の企業であり、『直撃LIVEグッディ』のスポンサーになっています。ネットでも口コミをよく見かけますが、地域に根付いた企業で評判を集めています。

今回そんな日栄商事の小見川吉博社長にインタビューを行うことができたのでご紹介したいと思います。

創業秘話について

Q.創業当時の秘話などございましたら、ご教示いただけますでしょうか。

A.当社は、1942年当時の常総筑波鉄道株式会社、現在の関東鉄道株式会社の社長を務め、現職の旧水海道町長だった鈴木吉太郎氏が創業した会社です。その後、現在社長の祖父 小見川源之助が買収しました。当時はこの地で瓦の製造を行っておりました。会社を買収してから、ここまで大きく成長させ守り続けてきたこと、並々ならぬ苦労があったはずです。

商品のこだわり

Q.貴社の商品の中でも特に強いこだわりがあるという点がございましたら、お教えいただけますでしょうか。

A.なんと言っても、土佐桧です。

現在高知県の無垢材産出は日本一であります。その中でも日本農林規格を通った特等材を扱えるのは当社の誉れです。



県土の84%を林野が占める全国屈指の森林県である高知県産の桧。古くから高知は桧の産地として有名です。材の芯のあざやかな赤みと強い香りが特徴で、油脂分を多く含んでいるため、年月を経るごとに光沢が増し、耐久性も高いのが特徴です。こういった高知県産桧の特徴が評価され、京都の西本願寺の修復や新国立劇場の舞台の床材にも使われています。

日栄商事ではその桧を惜しげもなく、通し柱、管柱、土台すべてに使用しています。

ヒットの秘訣

Q.貴社がヒットしたその秘訣を教えていただけますでしょうか。

A.まだまだヒットしたとは思っておりません。コツコツと信用を重ねていくだけです。

少しでもお客様に寄り添った『良い物』。規格、性能であったり、価格であったり、ただ良いものを提供していくだけです。



茨城県の有名企業にも関わらず、小見川社長からはどこまでも謙虚な姿勢、たゆまぬ探究心が感じられました。

社長の右腕の素質

Q.視点を変えて、採用に関する質問です。貴社が求める人材像や社長の右腕として活躍するために必要な『素質』をご教示下さい。

A.相手を思いやる気持ち、早い行動力です。

『ホスピタリティの精神』が、対お客様のみでなく、社員、会社、あるいは『物』に対しても持てる方。あとは一言では表せないけれども、『根性』のある方です。



「ホスピタリティの精神」と「根性」。この2つは全く繋がっていないように思えますが、筆者の中ではある繋がりが感じられます。「ホスピタリティの精神」はお客様へのサービスに直結します。それを支えるのが「根性」だと筆者は考えます。皆様は、優しい人程強い心を持った人だと感じたことはないでしょうか。「強く優しい人であってほしい」。従業員にそう願うのは、小見川社長の愛情ではないでしょうか。

今後のビジョン

Q.最後になりますが、貴社の今後のビジョンをお伺いできますでしょうか。

A.拡大拡張するのではなく、『拡充』することを目標としています。

顧客、社員の幸福を追求していきます。



拡充とは組織や施設を広げて、充実させること。充実させることこそが、日栄商事のビジョンということが分かりました。

まとめ

小見川社長のお話を聞いて、日栄商事が何故76年の長い年月の中、衰退することなく発展し続けてきたのか、とても納得することができました。お客様だけでなく、従業員に対しても愛情深い社長のもとだからこそ、安心して働ける環境であり、それがお客様へのサービスに繋がっているのだと感じます。良いサイクルを回していくことが会社経営には大事ですね。桧と言えば、日本では高級材です。そんな桧を惜しげもなく材料に使用する日栄商事の懐の深さは、これからも日本の方々に影響を与え続けていくでしょう。