株式会社ハピネットの企業概要と沿革
まず、ハピネットの企業概要についてご紹介します。これを見ればハピネットの事業内容や企業規模について、ざっくりと把握できます。
ハピネットの企業概要
社名 | 株式会社ハピネット ( HAPPINET CORPORATION ) |
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本社所在地 | 〒111-0043 東京都台東区駒形ニ丁目4番5号 |
設立年月日 | 1969年6月7日 |
代表取締役社長 | 榎本 誠一 |
株式公開 | 東京証券取引所 市場第一部 (証券コード:7552) |
資本金 | 27億5,125万円 |
事業内容 | 玩具・遊戯用具の企画・製造・販売
映像・音楽ソフトの企画・製作・販売 ビデオゲームハード・ソフト等の企画・開発・販売 玩具自動販売機の設置・運営 アミューズメント関連商品の販売 |
バンダイナムコグループであるハピネットは玩具中間流通業界のリーディングカンパニーです。また、ハピネットは日本のほぼすべての玩具メーカーと取引を行い、映像・音楽、ビデオゲームなどのさまざまなエンターテインメント商材を取り扱う、エンターテインメント総合商社でもあります。
メーカーと販売店の架け橋として、ハピネットはエンターテインメントによる消費者の幸せを目指し、夢や感動を届けています。
株式会社ハピネットの沿革
ハピネットのおもな沿革は以下のとおりです。
1969年 6月 | 東京都北区滝野川六丁目51番3号に有限会社トウショウを設立 |
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1972年 9月 | 株式会社ポピー(現株式会社バンダイ)と本格的に取引を開始、有限会社トウショウを株式会社トウショウに組織変更 |
1991年 10月 | 株式会社ダイリン及び株式会社セイコーを吸収合併し商号を株式会社ハピネットに変更 |
1994年 11月 | 株式会社バンダイが当社の株式を追加取得し、その結果、当社は株式会社バンダイの関連会社となる |
2001年 4月 | 物流業務全般の受託を目的として千葉県市川市に株式会社ハピネット・ロジスティクスサービスを設立(現連結子会社) |
2001年 10月 | 当社の玩具卸売部門を株式会社ハピネット・ジェイピーに会社分割 |
2002年 3月 | 株式会社ハピネット・ジェイピーと株式会社トヨクニが、株式会社ハピネット・ジェイピーを存続会社として合併、株式会社ハピネット・ジェイピーが、地方玩具卸売業の松井栄玩具株式会社より営業を譲受 |
2004年 4月 | 株式会社ハピネット・ジェイピー、株式会社ハピネット・ピクチャーズ、株式会社ハピネット・ロビンを当社に吸収合併 |
2005年 12月 | 株式会社バンダイの関連会社株式管理業務の一部が会社分割により株式会社バンダイナムコホールディングスへ移管されたことに伴い、当社は株式会社バンダイナムコホールディングスの関連会社となる |
2007年 4月 | 株式会社モリガングの玩具事業を会社分割により、株式会社ベストハートに事業承継し、 社名を株式会社モリゲームズに変更 |
2008年 2月 | 株式会社ハピネット・マーケティングを設立(現連結子会社) |
2008年 10月 | 株式会社アップル及び株式会社サンリンク九州のアミューズメント事業を会社分割により、株式会社サンリンクに承継し、当社及び株式会社ハピネット・エーエムサービスのアミューズメント事業を移管し、株式会社サンリンクの社名を株式会社ハピネット・ベンディングサービスに変更 |
2011年 4月 | 当社の映像音楽事業販売部門を株式会社ウイントに移管し、株式会社ウイントの社名を株式会社ハピネット・ピーエムに変更 |
2014年 4月 | 株式会社ハピネット・ピーエムを当社に吸収合併 |
2014年 7月 | トイズユニオン株式会社が株式会社モリゲームズを吸収合併し、社名を株式会社マックスゲームズに変更 |
2015年 12月 | 平成27年11月締結の資本業務提携契約に基づき、株式会社ブロッコリーの株式を第三者割当増資の引受けにより取得(現持分法適用関連会社) |
2016年 2月 | ハピネット・ライブエンタテインメント合同会社を共同設立(現非連結子会社)
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株式会社ハピネットの事業ビジョン
ハピネットはひとびとに夢と感動を与えるエンターテインメント事業を通して「夢のある明日づくり」を目指している企業です。そのために、ハピネスは「人々の幸福な人生(Happiness)の実現に貢献する」という信念のもとに事業を展開しています。
そして、ハピネットに関わる様々な方と積極的にコミュニケーションをとることで時代とお客様のニーズにあった提案を行い、豊かなライフスタイルの提供を目標としています。その目標の実現への取り組みとして、ハピネットは今までの流通システムに対して、「販売支援×物流×情報」が一体となった「最適流通システム」の構築を行いました。
また、ハピネットは企業としての成長と、社会貢献を実現するために下記のグループビジョンを定めています。
私たちはハピネス・ネットワーキングを展開し、 エンタテインメント・スタイルの創造により 人々に感動を提供し、夢のある明日をつくります。グループビジョン|経営方針|ハピネットについて|ハピネット
株式会社ハピネットの事業内容
ハピネットはバンダイナムコグループの一員として、国内でトップシェアを誇る玩具の中間流通事業を事業の中心としています。ハピネットの事業はCD・DVD・テレビゲーム・カプセル玩具・カードゲームなどエンターテインメントに関する、ありとあらゆる商品を世の中に届けています。
ハピネットはまさにメーカーと販売店をつなぐ架け橋といえる存在です。そして、流通事業にとどまらず、ハピネットのノウハウを生かし、販売店における店づくりへの提案も行なっています。
また、ハピネットが国内の玩具中間流通のトップシェアの地位を築いた背景として、「最適流通システム」の構築を行ったことがあげられます。販売・物流・情報システムを一体化することにより、変化のスピードが速い市場のニーズにスピーディーにすることが可能になり、幅広い商材の取り扱いを実現しました。
このように、ハピネットはエンターテインメント総合商社としてお客様に夢と感動を届ける事業を展開しています。
株式会社ハピネットのまとめ
以上のように、ハピネットはおもちゃをはじめとするさまざまな商材を扱うエンターテインメントの総合商社として、お客様と時代のニーズを先読みする事業を展開しています。
ハピネットの将来の市場を意識したシステムの構築をはじめとする取り組みは、今後も多様化が予想されるエンターテインメント市場において、確かな存在感をしめしていくでしょう。