マックスバリュ北海道株式会社の企業概要と沿革
マックスバリュ北海道の企業概要をご紹介します。この概要を見れば、マックスバリュ北海道のおおよそのことはご理解いただけると思います。
マックスバリュ北海道株式会社の基本情報
社名 | マックスバリュ北海道株式会社 |
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本社所在地 | 札幌市中央区北8条西21丁目1-10 |
設立年月日 | 1961(昭和36)年3月17日 |
代表取締役社長 | 出戸信成 |
株式公開 | 東証JASDAQ(証券コード:7465) |
資本金 | 1,176,440,000円 |
事業内容 | スーパーマーケット |
現社長出戸信成氏は、マックスバリュ北海道前身となる札幌フードセンター2代目社長のご子息です。前社長の急死を受け、40代にしてこの大企業の社長に就任しました。若い社長ではありますが、子どもの頃からマックスバリュ北海道前身となる札幌フードセンターの一店舗で育ってきたという人物ですから、スーパーマーケット運営に関するノウハウは自然に身についていると言えるでしょう。
マックスバリュ北海道株式会社の沿革
マックスバリュ北海道の沿革はこちらになります。
1961年 3月 | (株)札幌フードセンター設立。資本金750万円 代表取締役社長 出戸 芳成 |
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8月 | 札幌市北区北24条西5丁目にスーパーマーケット1号店の北店オープン |
1967年 12月 | 札幌市西区二十四軒3条5丁目に商品本部(配送センター)を設置 |
1976年 10月 | 平岸店オープン 売上高50億円突破(店舗数10店舗) |
1979年 11月 | 菊水店オープン 売上高100億円突破(店舗数17店舗) |
1981年 | 創業20周年 正社員数288名 売上高150億円突破 |
1984年 2月 | 森林公園店オープン 売上高200億円突破 |
1986年 3月 | 「商品本部」移転〔現住所〕 |
1987年 1月 | 出戸 一成(現 相談役)が代表取締役社長に就任 |
1989年 1月 | 北店にPOSシステム導入 |
3月 | 新道店オープン 売上高250億円突破 |
1990年 11月 | 白石中央店オープン 店舗数20店舗 |
1993年 9月 | ジャスコ(株)「現 イオン(株)」と業務及び資本提携 資本金7億9,500万円 |
1995年 10月 | 日本証券業協会(JASDAQ)に株式公開 |
2000年 10月 | 北海道ジャスコ(株)と合併。商号を現在の「マックスバリュ北海道(株)」とする。資本金11億7,600万円 |
2001年 6月 | 反田 悦生が代表取締役社長に就任 |
2002年 4月 | 24時間営業開始(八軒店) |
6月 | イオン1%クラブに加入 |
2003年 1月 | 村中 誠二が代表取締役社長に就任 |
2月 | イオン(株)の公開買付により連結対象となる。(株)王子サービスセンター 苫小牧地区5店舗の営業譲受契約調印 |
4月 | ISO14001を北海道のスーパーマーケットとして初の認証取得。ホームページを開設 |
2004年 3月 | 売上高500億円突破(店舗数47店舗) |
10月 | 札幌市内全店で地域の安全を守る『SOSあなたを守る110番の店』の取り組みをスタート |
2005年 7月 | 「マックスバリュ」の屋号が30店舗を突破 |
2006年 5月 | 文苑店オープン(店舗数50店舗) |
6月 | 松長 正三が代表取締役社長に就任 |
2007年 4月 | 屯田研修センター本格稼働 |
2008年 2月 | 株式会社ジョイと合併契約書を締結 |
4月 | 株式会社ジョイと合併 |
2009年 4月 | 山尾 啓一が代表取締役社長に就任 |
2010年 | 「マックスバリュ北海道(株)」誕生10周年 |
2月 | プライスマート平岸店を「ザ・ビッグ エクスプレス 平岸店」に改装 |
2011年 | (株)札幌フードセンター設立より創業50周年 |
2012年 11月 | 出戸 信成が代表取締役社長に就任 |
2013年 10月 | 釧路市に鳥取大通店オープン(「ザ・ビッグ」屋号初の新店) |
2015年 9月 | 株式会社ダイエーの北海道地域におけるスーパーマーケット事業を承継 |
2015年 10月 | 株式会社いちまるのスーパーマーケット事業を承継~~~ |
マックスバリュ北海道の前身となる札幌フードセンター創業が1960年。この年は空前の北海道旅行ブームでした。さらに1972年には札幌オリンピックが開催されていますので、札幌のビジネスはうなぎのぼりだったことが想像できます。さらに、1985年には青函トンネルが開通していますから、まさにマックスバリュ北海道にとっては願ったりかなったりの状況だったことが想像できます。
しかしそれまでは、こういった時代の背景を元にマックスバリュ北海道は爆発的な売上げを伸ばしてきましたが、バブル崩壊や噴火など北海道も景気が冷え込んできました。それでも2000年代に入ってマックスバリュ北海道としての経営がスタートしてからは、多くの企業を吸収合併しながら売上げを伸ばしているのがすごいところです。
マックスバリュ北海道株式会社の経営理念
マックスバリュ北海道の経営理念はこちらになります。
1.顧客本位 「感謝と奉仕の心で、すべてはお客さまのために徹する。」 「ありがとうございます」 マックスバリュ北海道では、日本語でいちばん美しいこの言葉から全てが始まります。 私たちの事業は、お客さまによって成り立っています。全てのお客さまに感謝の気持ちを持ち、ご来店いただいたお客さまの期待を決して裏切ることなく、楽しく満足のいくお買い物をして頂けるよう奉仕に努めます。企業活動とは真にお客さまに満足を提供するプロセスそのものなのです。 2.従業員重視 「人間愛に満ちた職場と自己成長により、働く喜びを実現する。」 企業躍進の原動力は、従業員一人一人の意欲と能力です。 私たち従業員は人の和を大切にする人間愛に満ちた職場で、高い目標に闘志をもって取り組み、「現状維持は退歩である」を肝に銘じ、つねに自己の創造性発揮に努め、自己の人間性を磨き、自己の能力を開拓します。 会社は、従業員を知的な創造者としてとらえ、従業員一人一人の自己実現の機会創造に努め、個性を尊重し公平な評価に努めます。 3.社会との調和 「良き企業市民としての社会貢献活動への取り組みを推進する。」 企業は社会との調和を忘れてはいけません。マックスバリュ北海道は遵法精神を大切に、コーポレートシチズンシップとして、環境保全活動や募金活動、チャリティ活動、慰問活動などの社会貢献活動に積極的に取り組んでまいります。 これは、企業としての取り組みだけでなく、従業員一人一人の自主的な活動としても積極的に取り組んでいくことにしています。 4.永続的発展 「絶えざる革新(独自能力)により、高い生産性と収益性を維持し、従業員の豊かな生活を実現する。」 お客さまへの限りない貢献を永遠の使命と考え、つねに革新と創造を続ける企業、それがマックスバリュ北海道です。 私たちは、つねにお客さまの変化を研究し、新しい顧客満足を創造してまいります。そのために競争に打ち勝つ「独自能力」を養成し、業界他社とは異質の戦略的革新を続けてまいります。その結果として高い生産性と高い収益性を確保し、さらに業界トップクラスの豊かな従業員の暮らしを実現します。会社案内 | マックスバリュ北海道株式会社
マックスバリュ北海道は、リーマンショックの低迷期を経験しています。そのときに黒字転換できたのは、お客様の支持を得られるにはどうしたらよいかということを必死に考え、実行したことにあるということを社長が話しています。どんなに大きな企業でも、お客様ひとりひとりのニーズにこたえていくことが売上げにつながるということをマックスバリュ北海道の社員が身をもって証明しました。
マックスバリュ北海道株式会社の店舗ブランド
マックスバリュ北海道の店舗ブランドについて詳しく見ていきましょう。
マックスバリュ | 食品中心のスーパーマーケット |
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マックスバリュ・エクスプレス | 都市型小規模店舗業態 |
フードセンター | 食品中心のスーパーマーケット |
ザ・ビッグ | ディスカウントストア |
ザ・ビッグ・エクスプレス | ザ・ビッグの品数を絞った形態 |
ジョイ | スーパーマーケット |
いちまる | 帯広中心のスーパーマーケット |
プライスマート | ディスカウント形態の店舗
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2016年時点で合計約300店舗というマックスバリュ北海道。札幌フードセンターから北海道ジャスコ、マックスバリュ北海道と会社の形態を何度も変えてきました。そしてマックスバリュ北海道になってからも合併した企業が多いため、その形態がまだ残っているところがあります。
最近ではダイエーやいちまるをマックスバリュ北海道が合併しましたが、今後はそういった名前もマックスバリュとザ・ビッグに統一していくと思われます。
北海道での知名度はピカイチのマックスバリュ北海道株式会社
マックスバリュ北海道のご紹介はいかがだったでしょうか?
マックスバリュ北海道は、なんと言ってもイオングループです。地方で安定している企業を求めるのであれば、最適の企業と言えるでしょう。さらにマックスバリュ北海道は、創業者の血を引く若き現社長が毎年業績を上げている、勢いの衰えない企業です。
マックスバリュ北海道は地元に根付いた経営をしていますので、北海道のためにがんばりたいという人におすすめの企業ではないでしょうか。アットホームな雰囲気で働きやすいと評判のマックスバリュ北海道でぜひあなたも働いてみませんか。