株式会社リブセンスの企業概要と沿革

まず、リブセンスの基本情報についてご紹介します。これを見れば、リブセンスの事業内容や企業規模について、ざっくりと把握できます。

株式会社リブセンスの企業概要

社名株式会社リブセンス (Livesense Inc.)
本社所在地東京都品川区上大崎2-25-2 新目黒東急ビル5F
設立年月日2006年2月8日
代表取締役社長村上 太一
株式公開東証1部 2011年12月7日
資本金232百万円(2016年6月30日現在)
事業内容インターネットメディア運営事業
同社HPより参照


2006年に設立されたリブセンスは「転職会議」「ジョブセンス」といった人びとの転職をサポートする事業に取り組む企業です。リブセンスはさまざまな求人広告ビジネスを運営しており、数多くの企業との取引実績があります。

リブセンスに求人の依頼をする企業は、なんと4000社をこえるというから驚きです。いかにリブセンスが企業と利用者から信頼されるサービスを提供しているかがよくわかります。

リブセンスは新たなサービスである「転職会議エージェント」をはじめるなど、事業の拡大にも意欲的です。
転職の市場において、今後も注目すべきサービスをリブセンスは提供していくでしょう。

株式会社リブセンスの沿革

リブセンスの主な沿革は下記の通りです。

2006.2 株式会社リブセンス設立
2006.4 アルバイト求人サイト「ジョブセンス」を、PC版・モバイル版にてサービス開始
2007.3 「ジョブセンス」をリニューアルし、全国展開
2008.5 「ジョブセンス」の求人情報掲載数が1万件を突破、転職求人サイト「ジョブセンス社員」を、PC版・モバイル版にてサービス開始
2008.8 東京都新宿区(高田馬場)へ本社移転
2008.10 資本金を300万円から1,500万円へ増資
2009.4 転職求人サイト「ジョブセンス社員」をリニューアルし、「ジョブセンスLink」へ名称変更
2009.11 派遣社員求人サイト「ジョブセンス派遣」を、PC版・モバイル版にてサービス開始
2009.12 東京都渋谷区へ本社移転
2010.4 賃貸情報サイト「DOOR賃貸」を、PC版・モバイル版にてサービス開始
2011.8 本社移転 (同一ビル内でのフロア移転)
2011.12 東京証券取引所マザーズ市場へ株式上場、転職クチコミサイト「転職会議」の会員機能をリニューアルし本格稼働
2012.3 転職求人サイト「ジョブセンスLink」を「ジョブセンスリンク」へ名称変更
2012.10 東京証券取引所市場第一部へ市場変更
2013.1 東京都品川区(目黒)へ本社移転
2013.2 コーポレートビジョンおよびロゴを変更
2013.6 賃貸情報サイト「DOOR賃貸」をリニューアルし、「door賃貸」へ名称変更
2014.2 株式会社ユニラボと業務提携し、ビジネス比較・発注サイト「imitsu(アイミツ)」の共同運営を開始
2015.4 海外ファッションサイト「waja」等を運営する株式会社wajaをグループ化
2015.4 新卒就職活動サポートサイト「就活会議」(β版)を提供開始
2015.8 医療情報サイト「治療ノート」(β版)を提供開始
2015.8 不動産情報サービス「IESHIL(イエシル)」(β版)を提供開始
2015.9 宮崎市に求職者の電話サポートを行うコールセンターを新設
同社HPより参照

株式会社リブセンスの事業ビジョン

リブセンスはコーポレートビジョンとして「あたりまえを、発明しよう。」をかかげています。この「あたりまえを、発明しよう。」には新しい視点や行動により、世の中の「あたりまえ」となるサービスをリブセンスが生みだすという想いが込められています。

「あたりまえ」となるサービスをつくるには、優れたサービスであることはもちろん、それを定着させる継続した努力も重要とリブセンスは考えています。アルバイトの求人サイトからはじまったリブセンスは、求人の領域にとどまらず、不動産や医療といった新たな事業領域の開拓を行っています。

世の中にはまだまだ新たな「あたりまえ」があると考え、そのすべての領域がリブセンスのビジネスの舞台です。このように新しい「あたりまえ」を生みだし、お客さまと社会に貢献する企業をリブセンスは目指しています。

株式会社リブセンスの経営理念

リブセンスは「幸せから生まれる幸せ」を経営理念として定めています。その経営理念の背景として、「生きる意味」は「幸せになること」という考えをリブセンスは持っています。

つまり、お客さまがサービスを利用して幸せになることで、サービスを提供するリブセンスも幸せになることを目指しています。また、その想いはリブセンス(Livesense)という、「生きる意味」という社名にも込められています。

株式会社リブセンスの事業案内、サービス

リブセンスは「幸せから生まれる幸せ」を実現するために、さまざまな事業を展開し、お客さまのニーズに応えるサービスを提供しています。

リブセンスの事業は大きく分けて、「求人情報サービス」「不動産情報サービス」「その他のサービス」の3つの分野があります。

株式会社リブセンスの求人情報サービス

• ジョブセンス
約12万件の豊富な掲載数と、月間300万人のユーザー数を誇る、リブセンスによるアルバイト求人サイトです。採用ができてはじめて費用が発生する成功報酬型である点がジョブセンスの特徴といえます。

• ジョブセンスリンク
リブセンスによる正社員・契約社員の求人を専門とした求人サイトです。ジョブセンスと同じ成功報酬型で、採用者には「お祝い金」がリブセンスから贈られるのが特徴です。企業と利用者にとって、最適な採用と転職をサポートしています。

• ジョブセンス派遣
派遣社員の求人を専門とした求人サイトで、こちらも成功報酬型になっています。そして、ジョブセンスやジョブセンスリンクといったリブセンスの別のサービスに転載可能なため、費用対効果の高さがジョブセンス派遣の特徴と言えます。

• 転職会議
リブセンスによう転職希望者に向けた細やかで内容の濃い企業情報の提供を行うサイトです。企業の評判・入社対策・社風などリアルな口コミ情報が入手できます。また、リブセンスを代表するサービスといえ、情報量・会員数ともに業界最大規模を誇っています。

• 就活会議
リブセンスによる新卒で就職活動を行う方に向けた情報を提供するサイトです。企業の口コミ情報や、就職活動を行っている方のリアルな情報によって、リブセンスは就職活動をサポートしています。

不動産情報サービス

・DOOR賃貸
リブセンスのDOOR賃貸は掲載物件数が350万件をこえる豊富な情報量が魅力の賃貸不動産検索サイトです。ジョブセンスと同様に物件問い合わせがあった場合に費用が発生する成功報酬型である点が特徴です。

・IESHIL(イエシル)
IESHILLはビッグデータを活用し、不動産物件の市場価値や評価を知ることができるサイトです。不動産売買を行う方に対して、コラムなどの情報発信や「イエシル・アドバイザー」という専門アドバイザーによる無料サポートのサービスをリブセンスは提供しています。

その他サービス

• 治療ノート
病気や治療の情報などが入手できるリブセンスの医療情報サイトです。

• アイミツ
株式会社ユニラボと共同で運営している発注業社検索サービスです。

• waja
グループ会社である株式会社wajaが運営している海外ファッションのECサイトです。

株式会社リブセンスのまとめ

今回は、「転職会議」「ジョブセンス」といったサービスで知られるリブセンスについてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?

世の中に新しい「あたりまえ」を生みだすために、リブセンスは利用するお客さまの目線に立ったさまざまなサービスを提供し、事業領域を拡大している企業です。