株式会社エンチョーの企業概要と沿革

エンチョーの企業概要をご紹介します。この概要を見れば、エンチョーのおおよそのことはご理解いただけると思います。

株式会社エンチョーの基本情報

社名    株式会社エンチョー
本社所在地 静岡県富士市中央町2丁目12番12号
設立年月日 1962(昭和37)年5月
代表取締役社長 遠藤健夫
株式公開  東証JASDAQ(証券コード:8208)
資本金   2,902,950,000円
事業内容  木材・建材・資材・園芸用品・塗料・接着剤・電動工具・大工道具
建築金物・インテリア用品・収納用品・電気器具・照明器具・自動車用品
日用雑貨・ペット用品・文具・自転車・レジャー用品等の販売・住宅事業

株式会社エンチョーとしての設立は1962年ですが、創業は1939年ともうすぐ80年経とうとする老舗企業なんですね。この「エンチョー」という名前も、創業者である遠藤長太郎氏にちなんでつけられた名前です。ちなみに現在のエンチョー社長遠藤健夫氏は創業者から数えて3代目。41歳という若さで就任しています。

また、エンチョーの本社は静岡にあり、地元密着型のビジネスを展開してきたことがわかります。静岡でも富士市にありますから、もしかしてエンチョーの歴代社長は富士山を見ながらいずれは日本一にとがんばってきたのかなと想像します。

株式会社エンチョーの沿革

エンチョーの沿革はこちらになります。

1939年 5月 富士市に遠藤材木店を創業。
1962年 7月 資本金100万円をもって、株式会社遠藤材木店を設立。
1970年 3月 販売対象を地元建設業者、工務店、大工に移行、「住まいのセンター・エンチョー」の愛称を受ける。
1974年 9月 ホームセンター1号店「ジャンボエンチョー富士店」を富士市に出店。
1975年 6月 株式会社エンチョーに社名変更。
1978年 4月 関連会社(株)ジャンボを設立。
1981年11月 会長遠藤長太郎(当時)勲五等瑞宝章の受章。
1983年 4月 DIYのTV番組「住まいの110番」放送開始。
11月 第1回DIYアドバイザー試験に16名合格。
1984年 2月 関連会社(株)システックを設立。
1985年 9月 専門店1号店「カーサ駿東」を駿東郡清水町に出店。
1986年11月 東京、名古屋両店頭市場への同時登録により株式公開。公募増資により資本金8億475万円。
1990年 3月 決算期を従来の2月15日から3月31日に変更。
1993年 3月 関連会社のアウトドア専門店1号店「SWEN袋井店」を静岡県袋井市に出店。
11月 社長遠藤敏東 産業振興の功績により藍綬褒章の受章。
1996年 9月 当社主催「SHIZUOKA DIY SHOW'96」を静岡のツインメッセ静岡で開催。
12月 関連会社(株)ジェイ・イー・サービスを設立。
1997年 4月 大型DIY専門店「ホームアシスト」を駿東郡清水町に出店。
1998年 4月 DIYのTV番組「エンジョイDIY」放送開始。
9月 静岡県富士市にて「エンチョー物流センター」稼動。関連会社(株)ブロスを設立。
1999年 1月 本部を富士市中央町に移転。
2005年10月 建築・土木・工具の専門店「アシストプロ浜松(現:ハードストック浜松)」を浜松市に出店。
2006年11月 会長遠藤敏東 産業振興の功績により旭日小綬章の受賞。
2007年11月 全事業所を対象に「ISO14001」の認証を取得。
2009年 10月 株式会社エンチョーのホームファッション専門店部門(カーサ事業)を株式会社ブロスへ承継。
2010年 12月 DIYアドバイザーの社内有資格者が500名達成。
2011年 4月 ショッピングセンター「ベイドリーム清水」出店。デベロッパー業務を開始。
2013年 4月 DIYのTV番組「住まいの110番」(現エンジョイDIY)放送開始より30周年
12月 ペット専門店「Zoo Square 静岡店」を静岡県静岡市に出店。
2014年 4月 ホームセンター開設40周年
2015年 2月 静岡県より「しずおか未来の森サポーター」に認定。
(以上、株式会社エンチョーHPより引用)

数あるホームセンター事業を営む会社の中でも、エンチョーのようにテレビ番組を持っている会社は他にないのではないでしょうか。テレビでDIYの楽しさを伝え、またホームセンターでもDIYアドバイザーの資格を持つ社員がたくさんいるエンチョーは、静岡県のDIY人口を着実に増やしてきたといえるでしょう。エンチョーではそういったノウハウを生かして近年ではリフォーム事業にも力を入れています。

株式会社エンチョーの経営理念

エンチョーの経営理念はこちらになります。

1.我が社は、世界のDIY業界の中で主要な企業になる 2.我が社は、どこよりも親切で、誰からも愛される企業になる
企業情報 | DIYホームセンター ジャンボエンチョー

全国区にはなっていませんが、静岡県内でこれだけのシェアを誇るエンチョーですから、すでに主要な企業になっているといっても過言ではありませんね。

ホームセンターの店員と言っても志が異なればお店や運営母体となる企業にも大きく差が出るはず。エンチョーの社員は常にお客様のためによりよいアドバイスができるよう研修を積んでいます。

株式会社エンチョーの展開する店舗

エンチョーの展開する店舗について詳しく見ていきましょう。

ホームセンター ジャンボエンチョー、ホームアシスト、ハードストック
専門店 ズースクエア
ショッピングセンター ベイドリーム清水

元々は材木業として創業しているエンチョーですが、そこから様々な材料に事業が広がったことは簡単に想像できるでしょう。ただ、エンチョーのようにそこからショッピングセンターに展開というのはなかなか聞かない話ですよね。ショッピングセンターに入居しているホームセンターは多いと思いますが、まるごと自分たちの手で作ってしまったところがエンチョーのすごさだと思います。

地域から全国を目指す株式会社エンチョー

株式会社エンチョーのご紹介はいかがだったでしょうか?

地元の人々に密接して事業を展開してきたエンチョーですが、これからますます店舗も増えていくことでしょう。リフォーム事業も行っているので、今後は不動産方面の進出もあるかもしれませんね。材木から始まっていまや住宅、ショッピングモールと規模を大きくしているエンチョー。社員一人ひとりのやる気を大切にしている様子もうかがえます。

エンチョーでは売り場の自由度が高いので、任された社員は自分の力を試すチャンスになります。それが励みとなってがんばっている社員も多いとか。ぜひこんなエンチョーで自分の力を試してみてはいかがでしょう。