スターティア株式会社の概要と沿革
スターティアの概要
社名 | スターティア株式会社 |
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本社所在地 | 〒163-0919 東京都新宿区2-3-1 新宿モノリス19階
TEL:03-5339-2101 FAX:03-5339-2102 |
設立年月日 | 1996年2月21日 |
代表取締役社長 | 本郷秀之 |
株式公開 | 東証1部 |
資本金 | 824,315千円(2015年3月末現在) |
事業内容 | オフィスのITに関するトータルソリューション |
スターティア(Startia)の社名は、始まりの「Start」と結ぶものの「tier」を組み合わせて作られた言葉です。そのため、このスターティアという社名には、人と人、そして企業と企業を結ぶネットワークの中心としての意味が込められています。
そして、スターティア(Startia)には、星の「Star」という単語も入っています。この星という言葉に、スターティアは、太陽系の星々をイメージしていて、会社全体の事業がリングを描くような繋がりを持つビジネスモデルを標榜しています。
このようにスターティアの社名は、会社の目指している姿が詰まって作られています。
スターティアの主な沿革
1996年02月 | 有限会社テレコムネットとして埼玉県所沢市山口3丁目2番に設立 |
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1996年10月 | 商号を株式会社エヌディーテレコムに変更 |
1997年02月 | 本社を東京都新宿区津久戸町3丁目11番に移転 |
2000年01月 | ホスティングサービス「Digit@Link(デジタルリンク)
レンタルサーバ」の運営開始 |
2001年05月 | 本社を東京都豊島区池袋2丁目36番1号に移転 |
2004年02月 | 商号をスターティア株式会社に変更 |
2005年12月 | 東京証券取引所マザーズ上場 |
2006年07月 | 自社開発での電子ブック作成支援ソフト「Digit@Link ActiBook」
を提供開始 |
2007年07月 | ネットワーク機器レンタルサービス「マネージゲート」を提供開始 |
2007年08月 | 龍冠堂コンサルティング株式会社よりホスティング事業譲受 |
2007年10月 | 株式会社アレストよりMFP顧客及びカウンター事業譲受 |
2014年02月 | 東京証券取引所市場第一部への市場変更 |
スターティアは、1996年2月に、市街電話料金割引サービスをする取次ぎ業務の会社(有限会社テレコムネット)として設立されました。設立後のスターティアは、ビジネスフォンの販売や、サーバの時間貸しのホスティングサービスや、オフィスのファシリティサービス等で事業の拡大をしています。
そして、2004年2月に現在の社名のスターティア株式会社に商号変更しています。
スターティアは、事業の拡大とともに、2005年12月にはマザーズに上場しました。
スターティアは、マザーズ上場後には、ICT(Information & Communication Technology)関連の商材の提供や企業ウェブサイトの制作サービスと電子書籍作成ツールの開発と販売等で事業の拡大を図っています。
そして、この頃になると、スターティアは、さらに人材派遣紹介業も行い、事業はさらに広がりました。
ところが、このような事業の拡大路線では、売上高は増えても利益の成長が伴わないことが判り、スターティアでは2009年に、次のような事業の見直しを行っています。
(1)人材ビジネスの撤退(スターティアは、2009年3月に運営子会社を売却)
(2)オフィスファシリティ販売部門の分社化と提携先への事業の統合
(3)スターティアは電子書籍関連事業を高成長分野と判断して、経営判断の
迅速化と専門職確保と育成強化のため当事業の分離と100%子会社化を実施
(4)スターティアは、売り切り型の商材販売を転換して、継続して収益を
生み出す商材のレンタルを開始
スターティア株式会社の事業内容
スターティアの現在の主力事業は、ビジネスソリューション関連事業とネットワークソリューション関連事業を統合した「ITインフラ関連事業」と、ウェブソリューション関連事業から名称変更した「デジタルマーケッティング関連事業」、そして「その他の事業」の3つの事業があります。
スターティアの、これらの3つの事業内容を次に紹介します。
スターティアの「ITインフラ関連事業」
スターティアは、お客様が業務をする上で必要不可欠な、ビジネスフォンや複合印刷機・OA機器の提供と保守や、オフィス内の通信環境の選定とネットワーク環境の構築、さらに企業内のサーバの時間貸しサービス(ホスティング)などの整備の提案と実現です。
その際に、スターティアは、お客様の業務効率の向上と売上アップにつながるものを提案します。このように、スターティアのITインフラ関連事業では、お客様にとって最適なオフィス環境を提案して、それを実現する事業を行っています。
スターティアの「デジタルマーケティング関連事業」
スターティアは、電子書籍や電子カタログを簡単に作成して管理するソフトウェアの販売と保守サービス、ウェブ制作ツールやお客様の総務部門で使用する管理ツール等の販売と保守サービスを行っています。
また、スターティアは、以上のような販売・保守サービスとは別に、ウェブに関する受託制作や開発、さらにアクセスアップのコンサルティングなどの関連業務も行っています。
スターティアの「その他の事業」
スターティアの、その他の事業では、将来有望と考えられる国内外のITベンチャー企業に対して経営資源や資金を提供することで、将来、その企業とともに成長するための布石をしています。
スターティア株式会社が目指しているもの
スターティアは、中小企業のインターネット環境の構築を中心に、オフィスのインフラ整備サービスを提供してきました。
全国には従業員300名未満の事業所が555万社ほどありますが、スターティアでは、この555万社は、IT担当者の不足やその他様々な理由で、自社にふさわしいIT環境を自力で作りあげることが難しい企業と考えています。
このため、スターティアは、このような企業をターゲットにして、急激に進化したネットワークインフラとお客様のIT担当者との融合を図ることを標榜しています。
また、スターティアは、IT人材の確保が難しい企業に対しては、お客様に優位な提案をして、それを実現することで、お客様の合理化と売り上げに繋がることを目指しています。