カルビー株式会社の会社概要と沿革
まずは、カルビーの会社概要について説明していきます。
社名 | カルビー株式会社 |
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本社所在地 | 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-8-3丸の内トラストタワー本館22階 |
設立 | 1949年4月30日 |
代表取締役社長 兼 COO | 伊藤 秀二 |
上場証券取引所 | 東証一部 |
資本金 | 12,008百万円 |
事業内容 | 菓子・食品の製造・販売 |
カルビー株式会社の沿革
続いて、以下はカルビーの沿革です。
1949年 | 松尾糧食工業所を松尾糧食工業(株)として法人に改組し、広島にて設立。「カルビーキャラメル」が人気商品に |
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1955年 | 小麦粉からあられの製造技術開発に成功し、「かっぱあられ」と名付け、シンボルキャラクターとして清水崑画伯のかっぱのデザインを採用。社名を「カルビー製菓(株)」に変更する |
1957年 | 福岡・名古屋・東京に営業所を開設 |
1964年 | 「かっぱえびせん」 発売 |
1967年 | 「かっぱえびせん」をニューヨークの国際菓子博覧会に出展し、好評を得る |
1968年 | 宇都宮工場(栃木県)操業開始。大阪・札幌に営業所を開設 |
1969年 | 千歳工場(北海道)操業開始 |
1970年 | カルビーアメリカを設立 |
1971年 | 「仮面ライダースナック」 を発売し、大ヒットを記録 |
1972年 | じゃがいもを原料にしたスナック「サッポロポテト」発売。カルビー食品(株)を設立(2014年7月 カルビー(株)と合併) |
1973年 | 本社を東京都に移転。社名を「カルビー(株)」に変更。パッケージに製造年月日の刻印をスナック菓子で最初に始める。「プロ野球スナック(カード付)」発売 |
1974年 | 北海道事業本部設立。北海道内3ケ所に馬鈴薯貯蔵倉庫を4棟建設。「サッポロポテト バーベQあじ」発売 |
1975年 | 鹿児島工場、下妻工場(茨城県)操業開始。「ポテトチップス うすしお味」発売 |
1976年 | 宇都宮第2工場(栃木県)、滋賀工場(現:湖南工場)操業開始。「ポテトチップス のりしお」発売 |
1977年 | 鹿児島工場でポテトチップス生産開始 |
1978年 | 千歳工場でポテトチップス生産開始。「ポテトチップス コンソメパンチ」発売。「チーズビット」発売 |
1980年 | カルビータナワットを設立。原料部門が独立し、カルビーポテト(株)が誕生 |
1981年 | 「おさつスナック」 発売 |
1982年 | 東京スナック食品(株)を子会社化(2006年11月清算) |
1983年 | 各務原工場(岐阜県)操業開始。ポテトチップス「ルイジアナ」で初めてアルミ蒸着フィルムを使用 |
1984年 | 世界初の馬鈴薯輸送船「カルビーポテト丸」就航。「緑黄色野菜スナック・グリーンスナック(現在のベジたべる)」発売 |
1985年 | 全製品パッケージにアルミ蒸着フィルムを使用 |
1986年 | 広島西工場(現:広島工場 西棟)操業開始 |
1988年 | 中京地区にてシリアル商品を発売 |
1989年 | シリアル製造工場の清原工場(栃木県)操業開始。シリアル全国発売。「ア・ラ・ポテト」発売。「焼きもろこし」発売 |
1990年 | スナックフード・サービス(株)を設立 |
1991年 | (株)フード・エンジニアリング研究所設立(2006年7月清算)。二十一(株)設立(2006年11月 カルビー(株)と合併)。東京研究開発センター(現:研究開発本部) 開設。「フルーツグラノーラ」発売 |
1992年 | 香港にカルビーインターナショナルを設立(2011年9月清算)。「ピザポテト」発売 |
1993年 | 「堅あげポテト」発売。「さやえんどう」発売。「夏ポテト」発売 |
1994年 | 東京都北区に本社ビル完成。香港にカルビーフォーシーズを設立 |
1995年 | 新宇都宮工場(栃木県)操業開始。「じゃがりこ」発売。青島カルビー食品有限公司、カルビー馬鈴薯食品有限公司(2008年8月清算)を設立 |
1996年 | ガーデンベーカリー(株)、烟台カルビー食品有限公司を設立(2007年9月清算) |
1999年 | 綾部工場(京都府)操業開始 |
2000年 | (株)カルナックを設立。清原工場(栃木県)にフルーツグラノーラ棟完成 |
2001年 | 千歳工場(北海道)をリニューアル |
2002年 | カルビーフォーシーズ(汕頭)有限公司を設立(2013年CFSS有限公司に社名変更)。馬鈴薯畑のIT管理(ウェザーステーション導入) |
2003年 | 「じゃがポックル」発売 |
2004年 | シリアル製造部門を分社化しオイシア(株)として設立(2013年7月 カルビー(株)と合併)。米国にスナックサラダマーケティング&テクノロジーズ(株)を設立(2010年10月解散)。研究開発の拠点となるR&DDEセンターを設立(現:研究開発本部) |
2005年 | 湖南工場を分社化し、カルビー湖南(株)を設立(2010年4月カルビー(株)と合併) |
2006年 | 広島工場を移転、リニューアル。沖縄バックオフィス(現:沖縄コミュニケーションプレイス)開設。「Jagabee(じゃがビー)」発売。コーポレートメッセージ「掘りだそう、自然の力。」策定。RCF社(現:カルビーノースアメリカ(CNA))、烟台カルビー商貿有限公司を設立 |
2007年 | カルビー・イートーク(株)を設立 |
2009年 | ペプシコとの業務・資本提携。ジャパンフリトレー(株)を子会社化 |
2010年 | カルビー本社を東京・丸の内へ統合・移転。「ベジップス」(2品)近畿地区で発売。「エコレールマーク」の認定 |
2011年 | 3月11日 カルビー東証一部上場。ヘテ・カルビー設立。新千歳空港内に「じゃがポックルシアター」「カルビーショールーム」オープン。ロート、カゴメ、カルビー3社による「みちのく未来基金」の設立。カルビーアンテナショップ『カルビープラス』原宿竹下通り店、新千歳空港2階店オープン |
2012年 | カルビー(杭州)食品有限公司、台北カルビー食品股份有限公司を設立。カルビーアメリカとRCF社を統合してカルビーノースアメリカ(CNA)を設立 |
2013年 | カルビーウィングスフードを設立 |
2014年 | カルビーUK、カルビーURCを設立。「なでしこ銘柄2014」に選定。「GRAND Calbee」(グランカルビー)、「Calbee kitchen」(カルビーキッチン)オープン |
2015年 | カルビーモウセン、カルビーイベリアを設立。「女性が輝く先進企業表彰」、「なでしこ銘柄2015」、「ダイバーシティ企業100選」に選定。「スナックキッチン my Calbee」オープン。カルビーEコマースを設立 |
2016年 | 「なでしこ銘柄2016」に選定。カルネコ(株)を設立 |
■カルビーの沿革の要点
カルビーは、1949年に松尾糧食工業所を松尾糧食工業(株)として法人に改組し、広島にて設立したところから始まりました。その後、1955年に社名を「カルビー製菓(株)」に変更します。そして、カルビーは2011年3月11日に東証一部に上場し、勢いを増していきます。2015年にカルビーは、「女性が輝く先進企業表彰」、「なでしこ銘柄2015」、「ダイバーシティ企業100選」に選定、2016年には「なでしこ銘柄2016」に選定、さらにカルネコ(株)を設立し、現在もますます拡大しています。
カルビー株式会社のグループ企業
さらに、カルビーは多数のグループ企業と共に事業を展開しています。 現在のカルビーを支えるグループ企業は、以下の通りです。
■カルビーポテト株式会社
カルビーのグループ企業で、加工用馬鈴薯及び農作物の購入、貯蔵並びに加工品の製造・販売などの事業を展開しています。
■スナックフード・サービス株式会社
カルビーのグループ企業で、貨物運送業、倉庫業などの事業を展開しています。
■ガーデンベーカリー株式会社
カルビーのグループ企業で、コンビニエンスストア向け菓子パン等の製造販売などの事業を展開しています。
■タワーベーカリー株式会社
カルビーのグループ企業で、コンビニエンスストア向け菓子パン等の製造販売などの事業を展開しています。
■株式会社カルナック
カルビーのグループ企業で、各種菓子、食料品類の販売などの事業を展開しています。
■カルビー・イートーク株式会社
カルビーのグループ企業で、各種菓子、食料品類の製造販売などの事業を展開しています。
■ジャパンフリトレー株式会社
カルビーのグループ企業で、各種菓子、食料品類の製造販売などの事業を展開しています。
■カルネコ株式会社
カルビーのグループ企業で、販促物の製作及び販売事業などを展開しています。
■カルビーノースアメリカ
カルビーのグループ企業で、菓子原材料及び各種菓子、食料品類の製造販売などの事業を展開しています。
■カルビータナワット
カルビーのグループ企業で、各種菓子、食料品類の製造販売などの事業を展開しています。
■カルビーフォーシーズ有限公司
カルビーのグループ企業で、各種菓子、食料品類の製造販売などの事業を展開しています。
■CFSS有限公司
カルビーのグループ企業で、各種菓子、食料品類の製造販売などの事業を展開しています。
■青島カルビー食品有限公司
カルビーのグループ企業で、菓子原材料の製造販売などの事業を展開しています。
■烟台カルビー商貿有限公司
カルビーのグループ企業で、水産加工食品、農産加工食品、冷凍食品の販売などの事業を展開しています。
■ヘテ・カルビー
カルビーのグループ企業で、各種菓子、食料品類の製造販売などの事業を展開しています。
■台湾カルビー股份有限公司
カルビーのグループ企業で、各種菓子、食料品類の販売などの事業を展開しています。
■カルビーウィングスフード
カルビーのグループ企業で、各種菓子、食料品類の製造販売などの事業を展開しています。
■カルビーUK
カルビーのグループ企業で、各種菓子、食料品類の製造販売などの事業を展開しています。
■カルビーURC
カルビーのグループ企業で、各種菓子、食料品類の製造販売などの事業を展開しています。
■カルビーモウセン
カルビーのグループ企業で、各種菓子、食料品類の販売などの事業を展開しています。
■カルビーイベリア
カルビーのグループ企業で、各種菓子、食料品類の製造販売などの事業を展開しています。
■カルビーEコマース
カルビーのグループ企業で、各種菓子、食料品類のインターネット販売などの事業を展開しています。
このようにしてグループ企業を一覧で見てみると、カルビーがいかに大規模に事業を展開しているかがわかりますね!
品質にこだわり、お客様に安心で美味しい食品を提供してきたカルビー株式会社!
これまで紹介してきたように、カルビーは品質にこだわった食品を提供し、これまで多くのロングセラー商品を生み出してきました。今や誰もが知っているカルビーの菓子も、最初から人気があったわけではありません。カルビーがこれまで美味しさや安心を追求し、改善をしてきた結果が人気につながっているのです。特に自然素材の味わいと栄養にこだわり、新鮮なおいしさをお客様に届けるための研究を、カルビーは続けてきました。これからもカルビーは研究を続け、お客様から信頼を得て成長していくことでしょう。
品質にこだわり、数々のロングセラー商品を生み出してきたカルビーの今後の活躍に注目ですね!