丸大食品株式会社の企業概要と沿革
まず、丸大食品の企業概要についてご紹介します。これを見れば、丸大食品の事業内容や企業規模についてざっくりと把握できます。
丸大食品株式会社の企業概要
社名 | 丸大食品株式会社(MARUDAI FOOD CO., LTD.) |
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本社所在地 | 大阪府高槻市緑町21番3号 |
設立年月日 | 昭和33年6月10日 |
代表取締役社長 | 百済 徳男 |
株式公開 | 1963年6月 |
資本金 | 67億1,625万2,022円 |
事業内容 | ハム・ソーセージ事業、調理加工食品事業、食肉事業
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丸大食品は昭和29年に魚肉ハム・ソーセージの製造販売を行う企業として創業をはじめました。丸大は創業以来、安心・安全・おいしさを追求してきた企業です。現在はハム・ソーセージを主力商品に、惣菜・レトルト食品・デザートを手がける総合食品メーカーとして丸大食品は事業を展開しています。
丸大食品株式会社の沿革
丸大食品のおもな沿革は以下の通りです。
昭和29年 | 故小森敏之が大阪市福島区上福島北3丁目126番地で魚肉ハム・ソーセージの製造販売を丸大食品工場として創業。 |
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昭和33年 | 大阪市大淀区(旧大阪工場)に本社を移転するとともに株式会社(資本金900万円)に改組。 |
昭和38年 | 松阪市に松阪工場を新設。大阪証券取引所市場第二部に上場(資本金1億円)。畜肉・魚肉ハム・ソーセージの総合工場として高槻工場建設開始。 |
昭和40年 | 本社を高槻に移転。 |
昭和43年 | 東京証券取引所市場第二部に上場(資本金3億円)。関東工場建設開始。 |
昭和44年 | 東京支店を東京都江東区に新築移転。 |
昭和45年 | 佐賀県唐津市に唐津工場を新設。 |
昭和47年 | 大阪・東京証券取引所市場第一部銘柄となる。 |
昭和51年 | 本社事務所新築工事完工。 |
昭和52年 | 首都圏営業部を東京都港区三田中央ビルに開設。 |
昭和53年 | 東京支店を東京都港区三田中央ビルに移転。フランクフルト証券取引所に上場。 |
昭和56年 | ルクセンブルク証券取引所に上場。 |
昭和59年 | 株式会社丸大フード西日本他2社を設立。 |
平成元年 | ピザの製造および販売を開始。 |
平成4年 | デザートの製造および販売を開始。オーストリア国際食肉加工コンテスト金賞受賞 |
平成10年 | 主要生産工場でHACCP(総合衛生管理製造過程)を取得。 |
平成12年 | 高槻工場 ISO14001を取得。 |
平成14年 | ヨーグルトの製造および販売を開始。 |
平成16年 | 東京支店を東京都中央区築地KYビルに移転。 |
平成17年 | 燻製屋熟成ウインナー SϋFFA2005金賞受賞、本焼工房焼豚 食品産業技術功労賞受賞 |
平成18年 | 関東工場 ISO14001を取得。燻製屋熟成ウインナー DLG2006金賞受賞 |
平成19年 | 新潟工場 ISO14001を取得。 |
平成20年 | 唐津工場 ISO14001を取得。
燻製屋熟成ウインナー モンドセレクション2008最高金賞受賞 燻製屋熟成ウインナー DLG2008金賞受賞 |
平成21年 | 北海道工場 ISO14001を取得。
静岡工場 ISO14001を取得。 燻製屋熟成ウインナー モンドセレクション2009最高金賞受賞 |
平成22年 | 燻製屋熟成ウインナー モンドセレクション2010最高金賞受賞 |
平成23年 | 株式会社マルシンフーズを買収 |
平成24年 | 燻製屋熟成ウインナー モンドセレクション4回目の最高金賞受賞
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丸大食品株式会社の事業ビジョン
2018年には創業60周年を迎える丸大食品は長い歴史によって培われたノウハウ・経験があります。丸大食品はそれを生かし、市場のニーズを的確にとらえることで、さまざまなヒット商品を生みだしてきました。
今後も丸大食品は事業の柱であるハム・ソーセージをはじめ、調理加工食品・食肉・水産加工品・業務用食材など、バラエティに富んだ商品によって、お客様のニーズと時代の変化に対応した事業を展開していきます。
また、変化するニーズへの対応や物流において、丸大食品はスピーディーな活動を行っています。そのための取り組みとして、システムをスリムでシンプルにするとともに、多彩なニーズに応えるシステムを構築し、丸大食品は顧客満足の実現を目指しています。
丸大食品株式会社の企業理念
丸大食品には創業以来変わらない「至誠通天」という社是があります。この言葉には、誠意を尽くして業務を行えば、いつか誠意は伝わるという意味が込められており、丸大食品の事業のもととなっています。
そして、丸大食品には社是をもとにした「日々の活動に精一杯の真心を込め、誠意を尽くすことにより、社会に貢献します。」という経営理念があります。これにより、丸大食品の社員ひとりひとりが誠意をこめた活動を続けることで、社会になくてはならない企業になることを丸大食品は目指しています。
丸大食品株式会社の事業案内・商品案内
丸大食品にはハム・ソーセージ事業をはじめ、お客さまの食を彩るさまざまな事業があります。
その丸大食品の多岐に渡る事業と高い評価を得ている商品についてご紹介します。
丸大食品のハム・ソーセージ事業
丸大食品の伝統を受け継いでいるのがハム・ソーセージ事業です。代表的な商品として、モンドセレクションで最高金賞を受賞し、高い評価を得ている「燻製屋熟成ウインナー」があります。
その他にも、丸大食品のハム・ソーセージ事業には「うす塩シリーズ」「ふんわりうす切りシリーズ」といった商品があり、品質の高い品揃えが特徴です。素材はもちろん、生産工程まで徹底的にこだわった安全性の高い魅力的な商品を丸大食品はお客さまにお届けしています。
丸大食品の調理加工食品事業
丸大食品は多様化する現代のライフスタイルに合わせて、調理の利便性を高めたさまざまな惣菜を作っています。それにより、丸大食品は忙しいお客様にも食べる楽しさを味わっていただくことを実現しています。
このように、家族や友達と豊かな時間をつくることを丸大食品はサポートしています。丸大食品の調理加工食品事業において、定番のチキンナゲットや韓国料理のスンドゥブなどが人気の高い商品です。
丸大食品の食肉事業
丸大食品の食肉事業では、日本をはじめ、世界各国の多彩な食肉を扱っています。豚肉はデンマーク・カナダ、牛肉はアメリカ・オーストラリア、鶏肉はブラジルなど、その土地にあった食肉を丸大食品は選んでいます。
丸大食品によってすべての食肉は安全で高品質なものを厳しく選びぬかれています。そして、素材の良さを生かした鮮度の高い商品を丸大食品はお客様にお届けしています。
また、このように選び抜いた食肉を丸大食品のグループ会社である株式会社ミートサプライを通じて、量販店や飲食店などのさまざまなチャネルのお客様にも提供しています。
丸大食品株式会社のまとめ
以上のように、ハム・ソーセージをはじめとする高品質で安心・安全なさまざまな商品を丸大食品は提供している総合食品メーカーです。
また、スピーディーな事業を実現するためのシステムの最適化や、ピザやデザートといった新たな食品の分野にも取り組み、変革にも丸大食品は意欲的です。
このように、真心をこめた事業を継続することで丸大食品は事業の拡大を続けてきました。今後も日本を代表する総合食品メーカーとして丸大食品はお客様の豊かな食生活に貢献していくでしょう。