三菱商事株式会社の会社概要と沿革
まずは、三菱商事の会社概要について説明していきます。
会社名 | 三菱商事株式会社 |
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本店所在地 | 〒100-8086東京都千代田区丸の内二丁目3番1号 |
創立年月日 | 1954年7月1日 |
代表取締役社長 | 垣内 威彦 |
上場証券取引所 | 東京、名古屋 |
資本金 | 204,446,667,326円 |
事業内容 | ビジネスサービス、地球環境・インフラ事業、新産業金融事業、エネルギー事業、金属、機械、化学品、生活産業事業 |
三菱商事株式会社の沿革
続いて、以下は三菱商事の沿革です。
1954年 | 総合商社・三菱商事が新発足し、東京・大阪両証券取引所に株式上場。 |
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1967年 | 三菱商事初の経営計画を発表。 |
1968年 | 初の大型投資となるブルネイでのLNG開発事業への投資決定。オーストラリアやカナダの鉄鉱石・原料炭、メキシコの塩田事業に代表される、単なる商取引にとどまらない開発投資型ビジネスをグローバルに展開。 |
1971年 | 英文社名を“Mitsubishi Corporation”とする。 |
1986年 | 社内に売上高より収益重視の方針を徹底し、三菱商事の経営計画「K-PLAN」を策定。 |
1989年 | ロンドン証券取引所に上場。 |
1992年 | 「健全なグローバル・エンタプライズ」を目標とする経営方針発表。連結重視と資産の優良化を進めるとともに、組織・人材のグローバル化を強化。 |
1998年 | 三菱商事の経営計画「MC2000」を策定、事業の選択と集中、戦略分野の強化、顧客志向重視の方針を打ち出し、足場固めに着手した。 |
2001年 | 三菱商事の経営計画「MC2003」を策定。バリューチェーンの拡大・収益力強化に加え、新規事業の創出を重点施策とするなど「攻めの経営」へ転じる。 |
2004年 | 三菱商事の経営計画「INNOVATION 2007」を策定。 |
2007年 | イノベーション事業グループ、新産業金融事業グループを新設。 |
2008年 | 三菱商事の経営計画「INNOVATION 2009」を発表。 |
2009年 | イノベーション事業グループを発展的に改組し、全社開発部門を設置。 |
2010年4月 | 三菱商事全社の開発部門を地球環境事業開発部門・ビジネスサービス部門に改組し拡充を図る。 |
2010年7月 | 三菱商事の経営計画「中期経営計画 2012」を発表。収益モデルの多様化を踏まえたマネジメントシステムや経営インフラの整備を図る。 |
2013年5月 | 三菱商事の「経営戦略2015」を発表。 |
■三菱商事の沿革の要点
最初は、1954年に総合商社・三菱商事が新発足したところから始まりました。同年に三菱商事は、東京・大阪両証券取引所に株式を上場します。三菱商事はグローバルに事業を展開し続け、1989年にはロンドン証券取引所に上場し、さらに勢いを増していきます。2007年に三菱商事は、イノベーション事業グループ、新産業金融事業グループを新設し、その後も次々と事業を展開していきます。また三菱商事は、2013年5月に「経営戦略2015」を発表し、現在もますます拡大しています。
三菱商事株式会社の連結対象会社(ビジネスサービス部門)
さらに、三菱商事は連結対象会社と共に様々な事業を展開しています。 現在の三菱商事を支える連結対象会社(ビジネスサービス部門)は、以下の通りです。
■日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ株式会社
三菱商事の連結対象会社で、ITサービス全般、エンジニアリング&インダストリアルサービスの提供などの事業を展開しています。
■株式会社シグマクシス
三菱商事の連結対象会社で、コンサルティングサービスの提供などの事業を展開しています。
■株式会社インフォセック
三菱商事の連結対象会社で、情報セキュリティ関連サービスの提供などの事業を展開しています。
■株式会社MCデータプラス
三菱商事の連結対象会社で、建設業向けクラウド型システムサービス事業、ビッグデータ活用事業などを展開しています。
■MIC Business Solutions, Inc.
三菱商事の連結対象会社で、米州でのITサービス事業を展開しています。
■iVision Shanghai Co., Ltd.
三菱商事の連結対象会社で、中国でのITサービス事業を展開しています。
このようにして連結対象会社を一覧で見てみると、三菱商事がいかに幅広く事業を展開しているかがわかりますね!
グローバルに展開し、多角的に社会貢献してきた三菱商事株式会社!
これまで紹介してきたように、三菱商事は1,000以上の連結対象会社と共に、様々な事業を展開してきました。三菱商事は現状に満足することなく、さらなる発展のために次の経営戦略を考えております。2017年は、2016年の変化を踏まえて、世界が大きく動き始める年であると三菱商事は捉えています。その変化に合わせてビジネスモデルも変えていく必要があると、三菱商事は考えています。既存事業の強化に加え、新しい事業にもチャレンジしていくことを三菱商事は宣言しています。
グローバルに事業を展開し、総合商社として世界中で信頼を得てきた三菱商事の今後の活躍に注目ですね!