伊藤忠商事株式会社の会社概要と沿革
まずは、伊藤忠商事の会社概要について説明していきます。
会社名 | 伊藤忠商事株式会社 |
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東京本社 | 〒107-8077東京都港区北青山2丁目5番1号 |
創業 | 1858年 |
設立 | 1949年12月1日 |
代表取締役社長 | 岡藤 正広 |
上場証券取引所 | 東京 |
資本金 | 253,448百万円 |
事業内容 | 繊維、機械、金属、エネルギー、化学品、食料、住生活、情報、金融の各分野において、国内、輸出入および三国間取引を行うほか、国内外における事業投資など、幅広いビジネスを展開。 |
伊藤忠商事株式会社の沿革
続いて、以下は伊藤忠商事の沿革です。
1858年 | 初代伊藤忠兵衛、大阪経由、泉州、紀州へ初めて麻布の持ち下りをする(伊藤忠商事創業)。 |
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1872年 | 大阪市東区本町2丁目に呉服太物商「紅忠」を創立。 |
1884年 | 紅忠を伊藤本店と改称。 |
1893年 | 伊藤糸店を開店(伊藤忠商事の初め)。 |
1914年 | 個人経営の組織を改め、伊藤忠合名会社を設立。 |
1918年 | 伊藤忠商事株式会社を創立。ニューヨーク出張所を開設。 |
1928年 | 海外向け社標をつくる。 |
1941年 | 伊藤忠商事、丸紅商店及び岸本商店の合併により三興株式会社を設立。 |
1944年 | 三興、大同貿易及び呉羽紡績の合併により大建産業株式会社を設立。 |
1949年 | 伊藤忠商事株式会社を設立。 |
1950年 | 大阪証券取引所、東京証券取引所に株式上場する。 |
1952年 | 伊藤忠アメリカ会社(現・伊藤忠インターナショナル会社)を設立。 |
1957年 | 東京支社新社屋が完成(中央区日本橋本町2丁目)。 |
1967年 | 東京支社を東京本社と改称し、大阪本社との二本社制とする。 |
1969年 | 大阪本社新社屋が竣工。「創業100年記念新社屋完工披露パーティ」を開催。 |
1971年 | 伊藤忠の仲介により、いすゞ自動車と米国GMとが全面提携に関する基本契約書に調印。 |
1972年 | 総合商社で初めて、中国から友好商社に指定される。 |
1974年 | 伊藤忠商事再発足25周年を記念し、財団法人伊藤忠記念財団を創設する。 |
1977年 | 安宅産業株式会社を合併。 |
1980年 | 東京本社新社屋が完成(港区北青山2丁目)。 |
1989年 | 日本初の民間通信衛星JCSAT-1の打ち上げに成功。 |
1992年 | 新企業理念・新英文社名・新ロゴマークを制定。 |
1996年 | 伊藤忠グループがサハリン石油ガス開発の民間筆頭株主となる。 |
1997年 | ディビジョンカンパニー制を導入。 |
1998年 | 伊藤忠グループが株式会社ファミリーマートの株を取得。 |
1999年 | 執行役員制を導入。 |
2001年 | 伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社を設立。 |
2002年 | 伊藤忠兵衛記念館がオープン。 |
2005年 | 中期経営計画「Frontier-2006 ~攻めへのシフトと守りの堅持~」をスタート。連結純利益1,000億円超を達成。株式会社オリエントコーポレーションと資本・業務提携。 |
2006年 | 業務改革ITOCHU DNAプロジェクトがスタート。 |
2007年 | 中期経営計画「Frontier+ 2008 ~世界企業を目指し、挑む~」をスタート。 |
2008年 | ブラジル鉄鉱石権益を買収。150周年社会貢献事業を発表。 |
2009年 | 中期経営計画「Frontiere 2010 ~世界企業を目指し、未来を創る~」をスタート。企業理念改訂を発表。 |
2011年 | 中期経営計画 「Brand-new Deal 2012 ~稼ぐ!削る!防ぐ!~」をスタート。米国Drummond社コロンビア炭鉱へ出資。大阪本社が本町から梅田へ移転。 |
2013年 | 中期経営計画 「Brand-new Deal 2014 ~非資源No.1商社を目指して~」をスタート。 |
2014年 | コーポレートメッセージ「ひとりの商人、無数の使命」を制定。 |
2015年 | 中国CITIC Limited、タイCharoen Pokphand Group Company Limitedと戦略的業務・資本提携。中期経営計画 「Brand-new Deal 2017 ~挑戦~」をスタート。 |
■伊藤忠商事の沿革の要点
伊藤忠商事は、1858年に初代伊藤忠兵衛が大阪経由で泉州、紀州へ初めて麻布の持ち下りをしたところから始まりました。その後、1949年に伊藤忠商事株式会社を設立します。そして伊藤忠商事は、1950年に大阪証券取引所、東京証券取引所に株式上場し、勢いを増していきます。2015年に伊藤忠商事は、中国CITIC Limited、タイCharoen Pokphand Group Company Limitedと戦略的業務・資本提携し、さらに中期経営計画 「Brand-new Deal 2017 ~挑戦~」をスタートさせ、現在もますます拡大しています。
伊藤忠商事株式会社の関連会社(繊維カンパニー)
さらに、伊藤忠商事は多数の関連会社と共に様々な事業を展開しています。 現在の伊藤忠商事を支える繊維部門の関連会社は、以下の通りです。
■伊藤忠ファッションシステム(株)
伊藤忠商事の関連会社で、ファッションビジネスを核とする総合コンサルティングなどの事業を展開しています。
■(株)エドウイン
伊藤忠商事の関連会社で、ジーンズ製品およびその他服飾製品の企画・製造・販売などの事業を展開しています。
■シーアイ繊維サービス(株)
伊藤忠商事の関連会社で、繊維カンパニーの営業活動をバックアップする受渡・物流事務と生産・品質管理の業務委託などの事業を展開しています。
■(株)ジャヴァホールディングス
伊藤忠商事の関連会社で、アパレルブランド子会社の統括などの事業を展開しています。
■スキャバル ジャパン(株)
伊藤忠商事の関連会社で、スキャバル製品の輸入販売などの事業を展開しています。
■マガシーク(株)
伊藤忠商事の関連会社で、インターネットでの婦人・紳士服の販売などの事業を展開しています。
■(株)レリアン
伊藤忠商事の関連会社で、婦人既製服小売などの事業を展開しています。
■伊藤忠モードパル(株)
伊藤忠商事の関連会社で、繊維二次製品の製造・販売などの事業を展開しています。
■(株)三景
伊藤忠商事の関連会社で、衣料用副資材販売などの事業を展開しています。
■シーアイ・ショッピング・サービス(株)
伊藤忠商事の関連会社で、伊藤忠グループ及び取引先等、従業員家族に
対する生活関連用品の斡旋・販売などの事業を展開しています。
■(株)ジョイックスコーポレーション
伊藤忠商事の関連会社で、紳士服及び関連商品の製造・販売などの事業を展開しています。
■ビーエムアイ・ホールディングス(株)
伊藤忠商事の関連会社で、ブランド関連子会社の統括などの事業を展開しています。
■(株)ユニコ
伊藤忠商事の関連会社で、ユニフォームの製造・販売などの事業を展開しています。
■(株)ロイネ
伊藤忠商事の関連会社で、繊維二次製品の製造・販売などの事業を展開しています。
このようにして関連会社を一覧で見てみると、伊藤忠商事がいかに大規模に事業を展開しているかがわかりますね!
グローバルに事業を展開し、人々の生活に豊かさを提供してきた伊藤忠商事株式会社!
これまで紹介してきたように、伊藤忠商事は150年以上の歴史を持ち、大手総合商社としてグローバルに事業を展開してきました。伊藤忠商事は「豊かさを担う責任」を理念に掲げ、これまで革新を続けてきました。変化の激しい時代で人々に豊かさを提供し続けるためには、柔軟な対応と「伊藤忠らしさ」を出していくことが大切だと、伊藤忠商事は考えています。伊藤忠商事の社員は一人ひとりが自己研鑽を怠らず、日々誠実に業務に取り組んでいます。そういった個人の力を十分に発揮することが「伊藤忠らしさ」であり、人々に豊かさを提供するための原動力となっています。
世界中で事業を展開し、社会貢献してきた伊藤忠商事の今後の活躍に注目ですね!