株式会社フェイスの会社情報と会社沿革

まずは、フェイスの会社情報について説明していきます。

会社名称株式会社フェイス
本社〒604-8171京都市中京区烏丸通御池下る虎屋町566-1 井門明治安田生命ビル
設立年月日1992年10月9日
代表取締役社長平澤 創
上場証券取引所東京証券取引所 市場第一部
資本金32億1,800万円
事業内容「音」を中心にした、エンタテインメント、教育、ライフなどのネット配信サービス事業
(株式会社フェイスホームページよりより引用)

株式会社フェイスの会社沿革

1992年京都市中京区に資本金1,000万円で「株式会社フェイス」設立。自社制作の音楽データ「MIDI」を自社ブランド「PROLINKS’」でパッケージ販売開始。

1994年
日本初※、音楽データ「MIDI」の商業配信事業をニフティ株式会社と共同でサービス開始。東京都港区赤坂に東京オフィス開設。

1995年
世界初※、「通信カラオケシステム」(パイオニア株式会社、株式会社日光堂(現・株式会社エクシング)、東映ビデオ株式会社の3社が共同開発)の楽曲制作会社として参加。月産300曲以上制作。イギリス大手の音楽出版会社Music Sales Limited社と提携し、音楽用CD-ROMの輸入販売開始。

1996年
世界初※、家庭用通信カラオケ「LANA Online City」をカシオ計算機株式会社と共同でサービス開始。

1997年
パソコン向けソフトウェア音源技術「WebSynth」を実用化。当社の音源技術・配信技術を利用したインターネットカラオケ「KaraOK!」を、現・ソネット株式会社と共同でサービス開始。

1998年
早稲田大学山崎教授(当時)と共同で基礎開発した音楽配信技術「WebAudio」を実用化。オンキヨー株式会社のパソコン用サウンドボードに「WebSynth」ライセンス開始。世界初※、音声コーラス配信サービスを、当社の音楽配信技術「WebAudio」を実用化したインターネットカラオケ「KaraOK!」で開始。インターネットで3万曲を超える音楽データMIDI配信サービス「Faith MIDI Station」を、現・ソネット株式会社と共同でサービス開始。

1999年
当社の提唱する携帯電話用音楽フォーマット「CompactMIDI」が、現・株式会社NTTドコモに「MFi(Melody Format for i-mode)」として採用され、コンサルティング契約を締結。全携帯電話メーカーに搭載。当社の携帯電話用音楽フォーマット「CompactMIDI」が、北米トップシェアを占めるCDMAの開発元であるQualcomm社のマルチメディアプラットフォーム技術「CMX」に採用され、ライセンス契約を締結。当社の携帯電話用音楽フォーマット「CompactMIDI」が、現・KDDI株式会社に採用。世界初※、当社の携帯電話用音楽フォーマット「CompactMIDI」を利用した着信メロディ配信サービスが、現・株式会社NTTドコモのiモードで開始。

2000年
当社の音源技術「WebSynth」が、株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント、PS2の標準音源として採用。当社の携帯電話用音楽フォーマット「CompactMIDI」を利用した着信メロディ配信サービスが、KDDI株式会社のEZwebで開始。

2001年
世界初※、現・株式会社NTTドコモ初のJava搭載端末「503i」シリーズで、「iアプリ」による当社開発の16音カラオケサービス開始。「JASDAQ市場」へ上場。

2002年
北米に子会社「Faith West Inc.」設立。全米初※、16音着信メロディサービス「Modtones」を、米Verizon Wireless社でサービス開始。携帯電話向けコンテンツ配信サービスおよび音楽配信技術開発を行う、仏「Digiplug S.A.S」を子会社化。株式会社NTTデータなどの一部出資を得て合弁会社「株式会社網楽(MORA)」設立。中国でのビジネスプラットフォーム構築支援事業開始。米Texas Instruments社製DSPに対応したソフトウェア音源、および全世界のフォーマットに対応したマルチフォーマットプレーヤー開発。ノキア・ジャパン株式会社と次世代携帯端末向けコンテンツ開発者支援で合意。英国初※、携帯グループメッセージングサービス「buzzuco」開始。「東京証券取引所 市場第一部」へ上場。

2003年
「株式会社ウェブマネー」を子会社化し、電子マネー事業を強化。シンガポール、現・SingTel社とコンテンツ配信事業で提携。

2004年
米AT&T Wireless社「mモード」で、全米トップブランド「Modtones」のサービス開始。マレーシアMaxis社、フィリピンSMART社とコンテンツ配信事業で提携。米Verizon Wireless社で原盤を使った音楽配信サービス「Modtones DJ」とグラフィック配信サービス「Modtones Gallerg」のサービス開始。米マクドナルド社と提携し、全米最大級キャンペーンの賞品として初めて着信メロディを提供。

2005年
世界最大手オンラインゲームメーカー、韓国グラヴィティ社と提携。コンテンツディストリビューション事業を行う「株式会社ベルロックメディア」を、吉本興業グループとの共同出資により設立。ブラジルを中心に南米においてコンテンツ配信サービス事業を手がける「TakeNET」を子会社化。ポイントカードシステム大手「グッディポイント株式会社」を子会社化。「株式会社メディカルコミュニケーション」を設立し、携帯電話を利用した医療・健康・電子カルテ情報関連事業分野に進出。

2006年
音楽・映像ソフトのプロデュース・ディストリビューション事業を展開する合弁会社「株式会社ブレイブ」を株式会社タイトー、現・株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングスと設立。会員400万人の着信メロディ大手ギガの営業権を子会社の「ギガネットワークス株式会社」が取得。アミューズグループの一部出資を得て「株式会社デスペラード」設立。映画等映像作品のプロデュースとデジタル配信に進出。アジア初のiTunes公認アグリゲーター「株式会社ライツスケール」を子会社化し、音楽デジタル配信事業を強化。アドバイザリーボード(経営諮問委員会)新設。

2007年
インテル株式会社、吉本興業株式会社と資本提携し協業体制を強化。「ギガネットワークス株式会社」が携帯向け映像配信サービス開始。当社開発のコンテンツ権利認証技術「NFRM(Near Field Rights Management)」を採用し、携帯視聴に加え、パソコン、デジタル家電などで視聴可能な動画コンテンツの総合サービスをiモード公式サイトで実現。「株式会社メディカルコミュニケーション」が「ポケットQQ健診サービス」開始。アジア初※、株式会社ブレイブが、ミュージシャンをサポートするプライベートレーベル「viBirth」のサービス開始。「株式会社ウェブマネー」、「ジャスダック証券取引所 NEO」へ上場。

2008年
「株式会社デスペラード」、プロデュース作品「パコと魔法の絵本」大ヒット。

2009年
「ギガネットワークス株式会社」が、「株式会社デスペラード」を吸収合併し、「株式会社フェイス・ワンダワークス」へ商号変更。「株式会社メディカルコミュニケーション」の全事業を譲受し、同事業推進体制を強化。テレビ・インターネット・携帯を完全融合した音楽番組「MusicBirth+」放送。当社の着信メロディ配信技術が、世界約100ヵ国、累計約90億台の携帯端末で展開。

2010年
日本最初のレコード会社「コロムビアミュージックエンタテインメント株式会社」を筆頭株主として関連会社化し、創立100周年となる同年に「日本コロムビア株式会社」へ商号変更。「株式会社ブレイブ」の全事業を譲り受け、グループ内の関連事業を統合。「株式会社フェイス・ワンダワークス」プロデュース作品「告白」大ヒット。日本アカデミー賞の最優秀作品賞・最優秀監督賞等を受賞。第83回米国アカデミー賞・外国語映画賞部門への日本代表作品に選出。

2011年
「株式会社ウェブマネー」の全株式をKDDI株式会社に売却。アーティストに関わる著作物の企画制作・管理を行う合弁会社「株式会社フューチャーレコーズ」を、「日本コロムビア株式会社」と設立。フェイス南青山1Fに、フェイス・グループのショールーム「Future SEVEN」オープン。「Futureレーベル」アーティスト、AKB48からの派生ユニットNot yetの冠番組「ヨンパラFutureゲームバトル」放送。

2012年
日本初※、ソーシャルミュージックアプリ「viBirth App」のサービス開始。「株式会社フェイス・ワンダワークス」の動画レコメンドサービス「FaRao TV」が、第25回東京国際映画祭公認アプリに採用。声優・俳優・アーティストの発掘、育成、マネジメントを行う「株式会社リンク・エンタテインメンツ」に出資。

2013年
日本初※、メジャーレコード会社の楽曲が聴き放題のインターネットラジオ「FaRao」のサービス開始。メジャーアーティストの公式ファンクラブサイト等の制作・運用・Eコマース事業を行う「株式会社エンターメディア」を子会社化。幼児・子供用の知育アプリ専門レーベル「キッザプラネット」開設。レディー・ガガのファッションを手掛けるニコラ・フォルミケッティ氏をプロデューサーに迎えたアーティスト育成・開発プログラム「POP ICON PROJECT TOKYO」始動。「株式会社フェイス・ワンダワークス」、音楽制作クラウドソーシング「ARTIST CROWD」のサービス開始。

2014年
国内最大級の音楽ソーシャルメディア「OKMusic」を運営する「株式会社オーケーライフ」を子会社化。アーティストのSNSプラットフォーム「Revolver」を運営する「株式会社リボルバー」と資本・業務提携。フォトコミュニケーションサービス「スマイルログ」のサービス開始。株式公開買付けにより「日本コロムビア株式会社」の株式を過半数まで追加取得し、子会社化。「株式会社フェイス・ワンダワークス」、国内最大のバンドメンバー募集ソーシャルメディア「with9」を事業譲受。業界最大級の音楽チャンネルと集客機能を備えた業務用BGMサービス「FaRao PRO」を開始。

2015年
アーティストサポートプラットフォーム「Fans'」本格提供開始。

※フェイス調べ
・特に記載のない場合は、現在の会社名を記載しています。
・記載の会社名、製品名、サービス名は、各社および各団体の商標または登録商標です。

(株式会社フェイスホームページより参照)

■フェイスの会社沿革の要点
最初は、1992年に京都市中京区に「株式会社フェイス」を設立したところから始まりました。その後フェイスは、1995年に世界初の「通信カラオケシステム」、1996年には世界初の家庭用通信カラオケ「LANA Online City」など、続々と新しいシステムを配信していきます。そしてフェイスは、2001年に「JASDAQ市場」へ上場、2002年には「東京証券取引所 市場第一部」へ上場し、勢いを増していきます。2007年にフェイスは、「株式会社ウェブマネー」、「ジャスダック証券取引所 NEO」へ上場、2015年にはアーティストサポートプラットフォーム「Fans'」を本格提供開始するなど、現在もますます拡大しています。

株式会社フェイスのグループ企業

さらに、フェイスはグループ企業と共に様々な事業を展開しています。 現在のフェイスを支えるグループ企業は、以下の通りです。

■日本コロムビア株式会社
フェイスのグループ企業で、オーディオ、ビデオ、ゲームソフト等の制作、宣伝、販売、音楽アーティストのマネジメントなどの事業を展開しています。

■株式会社フューチャーレコーズ
フェイスのグループ企業で、アーティスト関連の著作物の企画・制作管理などの事業を展開しています。

■株式会社フェイス・ワンダワークス
フェイスのグループ企業で、映像制作・プロデュース、音楽・動画等の配信などの事業を展開しています。

■株式会社エンターメディア
フェイスのグループ企業で、モバイルファンクラブ運営、物販事業(イーコマース)などの事業を展開しています。

■株式会社フライングペンギンズ
フェイスのグループ企業で、音楽配信などの事業を展開しています。

■株式会社オーケーライフ
フェイスのグループ企業で、音楽ソーシャルメディアOKMusic等の企画運営などの事業を展開しています。

■株式会社ライツスケール
フェイスのグループ企業で、音楽配信ソリューションの提供などの事業を展開しています。

■グッディポイント株式会社
フェイスのグループ企業で、ポイントカードシステムの提供などの事業を展開しています。

■Faith France, SAS
フェイスのグループ企業で、音楽配信ソリューションなどの事業を展開しています。

■Faith Neo Indonesia
フェイスのグループ企業で、音楽配信ソリューションなどの事業を展開しています。

■株式会社Faith Artists Music Entertainment
フェイスのグループ企業で、芸能プロダクション、アーティスト・タレントの育成およびマネージメント、プロデュース、各種芸能の企画、制作、実演、興行、全各号に付帯する一切の業務などの事業を展開しています。

■ジャパンミュージックネットワーク株式会社
フェイスのグループ企業で、音楽情報配信などの事業を展開しています。

(株式会社フェイスホームページより参照)

このようにしてグループ企業を一覧で見てみると、フェイスがいかに大規模に事業を展開しているかがわかりますね!

音楽を中心に、様々な世界初のサービスを提供してきた株式会社フェイス!

これまで紹介してきたように、フェイスは「あるものを追うな。ないものを創れ。」の理念の下、新しいサービスを提供してきました。変化の激しい現代の社会や経済の中で、フェイスは常に革新を続けてきました。いつまでも同じことをしていては、社会からの信頼は得られないとフェイスは考えています。フェイスは「今」を見るのではなく、「これから」を見るように心がけてきました。フェイスは、将来の社会にとって必要なものを作っていくことを意識して、日々業務に取り組んでおります。これからも新しいものを提供し続け、フェイスの事業はますます拡大していくことでしょう。

世界初のサービスを提供し続け、常に革新してきたフェイスの今後の活躍に注目ですね!