タキヒヨー株式会社の企業概要と沿革
■タキヒヨー株式会社の企業概要
社名 | タキヒョー株式会社 |
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住所 | 名古屋市西区牛島町6番1号名古屋ルーセントタワー |
設立年月日 | 創業1751年(宝暦元年)5月 設立1912年(大正元年)11月15日 |
代表取締役社長 | 滝一夫 |
株式公開 | 東証1部(9982) |
資本金 | 36億2,225万円 |
売上高 | 843億5,100万円(2016年2月期) |
従業員数 | 642名 |
事業内容 | 繊維商品卸売
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■タキヒヨー株式会社の沿革
1751年 | 初代兵右衛門 古知野(現愛知県江南市)にて、京呉服商「絹屋」を創業 |
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1837年 | 尾張藩十人衆の一人として「瀧」姓を名乗ることが許される |
1864年 | 四代目滝兵右衛門が絹屋を相続 絹屋定助が分家し現瀧定を創業 |
1888年 | 滝兵右衛門商店に商号変更 |
1912年 | 株式会社滝兵商店設立 個人経営から法人組織へ変換 |
1931年 | 大火により本店社屋が消失 |
1936年 | 本社社屋完成 |
1943年 | 瀧兵株式会社に商号変更 |
1962年 | 七代目瀧富夫が和装から洋装へ大変換を図る、業務拡大 |
1967年 | タキヒヨー株式会社に商号変更 |
1968年 | タキヒヨー物流センターを小牧市に設立 |
1973年 | タキヒヨーが米国アンクライン社に資本参加 |
1973年 | タキヒヨー超高層25建てビル完成 |
1974年 | 縫製工場株式会社タキヒヨー北陸センター設立 |
1977年 | タキヒヨー オイルショックに伴う経済混乱により業績悪化、損失を計上 |
1980年 | タキヒヨー本社ビルを東京海上火災保険に売却し、借入金を圧縮 |
1982年 | タキヒヨーが繰越損失を一掃し経営再建を完了する |
1985年 | タキヒヨーがディズニーとライセンス契約締結 ベビー服販売開始 |
1988年 | タキヒヨーが香港現地法人瀧兵香港有限公司設立 |
1991年 | タキヒヨー創業240周年 |
1994年 | タキヒヨーが名古屋証券取引所第2部に上場 |
1995年 | タキヒヨーがアトランタ、長野両オリンピック商品化権獲得 |
2001年 | タキヒヨー創業250周年 |
2001年 | タキヒヨーが東証第2部に上場 |
2005年 | タキヒヨーが東証1部、名証1部に上場 |
2008年 | タキヒヨー本社を名古屋ルーセントタワーへ移転 |
2010年 | 韓国現地法人タキヒヨー韓国株式会社設立、ニューヨーク支店設立 |
2012年 | 株式会社タキヒヨーオペレーションプラザ犬山設立 |
2012年 | タキヒヨーがコメダ珈琲店のフランチャイジー事業開始 |
2013年 | タキヒヨーホーチミン駐在員事務所開設 |
2014年 | タキヒヨー国内モノづくり拠点一宮工場設立 |
2015年 | タキヒヨー大連品質管理センター設立 |
2016年 | タキヒヨー雑貨ブランド「JU’STO」販売開始 |
2017年 | タキヒヨー新基幹システムを導入
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タキヒヨースピリット
■タキヒヨー株式会社の経営哲学
信用第一
謙虚利中
客六自四
事の始めは「信用」。ただ、安易には手に入らない。常に謙虚になり、周りの方のご意見を素直に聞き受け止める。そして相手の立場の立ち切きり、その利益に貢献することで、さらなる発展につなげます。
■タキヒヨー株式会社の経営理念
「夢のあるおもしろい企業を創り、心の豊かな社会を目指します」
営々と。受け継がれる挑む魂。十人十色の才能を伸ばし、百花繚爛のお客さま満足につなげる。
タキヒヨーに流れる挑み続けるDNAは変化の激しい時代だからこそ、力を増幅させます。
こだわりを極める「日本・世界の市場」でアパレル・テキスタイルに停まらない幅広い分野に挑戦していきます。
■タキヒヨー株式会社のスローガン
「Global Challenge~変革と前進~」
タキヒヨー創業260周年を機に新たな全社方針として制定。
大きく国内マーケットに依存する現状を見直し、アジア・欧米を視野に入れたグローバルマーケットに向け、世界に通用する商品の提供にチャレンジしてまいります。
また、タキヒヨーは、国内マーケットにおいても底固い得意先さまとの取組を強化し、素材・機能・デザインにこだわった新しい企画や商品アイテムに取り組むとともに、通販・ファッションビル系のアパレルなどの新規販売先チャネルの拡大を継続してまいります。
タキヒヨー株式会社のポートフォリオ
タキヒヨーの事業内容は、伝統的なアパレル事業がメインとなっており、中でもレディースファッション部門だけで、全売上高の52%以上を占めています。まだしばらくはこの構成比は大きく変わらないでしょう。
〇タキヒヨーアパレル事業部:レディースファッション(構成比52.9%)――シャツ、セーター、パンツ、スカート、トータルコーディネート、オリジナルブランドの開発
ベビー・キッズ(構成比19.1%)――新生児からキッズまで、安心安全のキャラクターグッズ
メンズ(構成比4.5%)――ヤングからシニアまで、ライフスタイルに合わせた商品を展開
ホームウエア(構成比7.0%)――やすらぎとやさしさがテーマ
インテリア:クッション、キッチンマット、など生活用品 全国の専門店、量販店向け
〇タキヒヨー小売り事業:スポーツウエアブランド「ZOY」
雑貨ブランド「JU’STO」
セレクトショップ「TAL PAC」
などの運営。
ブランドビジネスの展開 多岐に亘る海外ブランドとのライセンス契約による商品化。ディズニー、エドウイン、スターウオーズ、バービーなど他多数
〇タキヒヨーテキスタイル事業(構成比14.6%):毛織物、綿合繊織物、ニット物など、各種の服地素材をアパレルメーカーや商社向けに、生産販売を行っています。
〇タキヒヨー生活関連事業:コメダ珈琲店(フランチャイズ)の展開
〇タキヒヨー不動産事業:タキヒヨーが所有する不動産の賃貸、管理
タキヒヨー株式会社 まとめ
タキヒヨーの特徴は、旬のトレンドをどこよりも早く客先に届ける、ということです。トレンド、売れ筋をいち早くキャッチして、素早く商品化する。企画、デザイン、生産、物流まで一貫体制で対応できます。
これからのタキヒヨーは、中長期ビジョン「グローバル チャレンジ 変革と前進」を掲げ、国内、国外共に挑戦し続けることになります。
タキヒヨーの海外事業は、好調のテキスタイルも含め、アパレル製品の輸出拡大を積極的に進め、国内では、新規取引先の開拓、既存店の深堀を目指す。生産拠点の拡充では中国沿岸部から東南アジアへの拠点拡大し、競争力を高める、としています。
タキヒヨーは、経営理念にある、夢のあるおもしろい企業を創り、心の豊かな社会を目指します、実現のため、もともと内包するエネルギーを十分貯め込んでいる会社ですから、次なる発展も確実に進展していくことでしょう。