DIC株式会社の企業概要
社名 | DIC株式会社 |
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本社所在地 | 〒174-8520 東京都板橋区坂下三丁目35番58号 |
設立年月日 | 1937年3月15日 |
代表取締役社長 | 中西 義之 |
株式公開 | 東京証券取引所 |
資本金 | 966億円 |
事業内容 | 印刷インキ、有機顔料、合成樹脂等の製造・販売 |
DIC株式会社の沿革
1908年2月 | 川村インキ製造所として創業(東京・本所) |
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1937年3月 | 大日本インキ製造株式会社を設立(資本金100万円) |
1945年3月 | 本店を本所から板橋(現・東京工場)に移転 |
1949年3月 | 東京営業所(現本店事務取扱所)を開設 |
1950年5月 | 株式を東京証券取引所に上場 |
1961年10月 | 株式を大阪および名古屋証券取引所に上場 |
1962年10月 | 日本ライヒホールド化学工業(株)を合併、社名を大日本インキ化学工業株式会社に変更 |
1986年12月 | 米国 Sun Chemical Corp.のグラフィックアーツ材料部門を買収 |
1987年9月 | 米国 Reichhold Chemicals, Inc.を買収 |
1999年12月 | 仏国 Totalfina S.A.の印刷インキ部門(Coates)を買収 |
2005年9月 | Reichholdグループを売却 |
2008年4月 | 大日本インキ化学工業株式会社からDIC株式会社に社名を変更 |
2009年10月 | 大日本印刷株式会社子会社のザ・インクテック株式会社と合弁会社DICグラフィックス株式会社を設立し、国内インキ事業を継承 |
DIC株式会社の経営ビジョン
DICの経営ビジョンは化学で彩りと快適を提案する― Color & Comfort by Chemistry―です。化学を利用して新しいことに挑戦していくことがDICのビジョンです。
DIC株式会社の経営理念
DICはイノベーションを続けることによって価値を創造し続けます。顧客と社会の発展に寄与する事がDICの経営理念です。
DIC株式会社の行動指針
DICにはしっかりとした行動指針があります。5つのキーワード、進取、誠実、勤勉、協働、共生はDICの行動指針です。「進取」とは少し耳慣れない言葉ですが、その意味は進んで行うということ。DICは社員の自ら進んで行う態度を重視しているんです。
DIC株式会社の事業ポートフォリオ
DICは印刷インキの製造と販売でスタートした企業です。DICは有機顔料や合成樹脂のプロフェッショナルと言っても良いでしょう。DICは5つのセグメントから成っており、内訳はプリンティングインキ、ファインケミカル、ポリマ、コンパウンド、アプリケーションマテリアルズとなっています。
DIC株式会社の事業案内、サービス紹介
DIC株式会社のプリンティングインキ
DICの創業時からプリンティングインキはメインとなる事業でした。現在でもDICの安定基盤事業となっています。DICのプリンティングインキは世界トップレベルのシェアを誇っているんですよ。また、DICのプリンティングインキには出版用のインキからパッケージ用インキ、接着剤まで幅広い種類があります。
DICのプリンティングインキの中にはオフセット印刷用のインキもあります。私たちの身の回りにある雑誌、ポスター、商品パッケージなどにはDICのオフセットインキが使われているんですよ。
コーヒー、ビール、ツナ缶などのプリンティング用に使われるのもDICの金属用インキなんです。
DIC株式会社のファインケミカル
DICのこれからの成長に欠かせない要素と成っているのが、このファインケミカルの分野です。液晶材料製品本部ではTFT液晶やSTN液晶を作っています。
DIC株式会社のポリマ
非常に多くのものに使われているDICのポリマ。DICはこの分野でも世界トップレベルの技術開発力を持っており、長年培った経験とノウハウを活かしています。
DICの扱うポリマにはアクリル樹脂、アミノ樹脂、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂などがあります。DICのポリマはパソコンの周辺機器や自動車に使われているんですよ。
DIC株式会社のコンパウンド
DICが創業以来ずっと行っている顔料や樹脂の事業。DICのこれらのノウハウをもとにソリットコンパウンド製品を製造しています。DICのコンパウンド製品の中にはPPSコンパウンド、機能性コンパウンドがあります。
身のまわりの様々な場所で活躍するDIC株式会社の製品
DICの製品は意外なところに使われているんです。家の中なら、テレビ、雑誌、スマートフォンなど。街の中では、消防士のかぶる防災用ヘルメット、自動車の外装に使われています。DICのつくり出している製品群は実にバラエティーにあふれています。
DICのネットワークは日本、韓国、台湾で展開しているんですよ。これからも色彩関係を始めあらゆる分野で世界を牽引するDICであってほしいですね。