橋が得意な建設コンサル会社株式会社長大とは？ ～株式会社長大（以下、長大）は、もともと本州と四国を結ぶ本州四国連絡橋架橋を建設することを目的に作られた会社です。そのため、長大は日本国内数多くの橋を手がけており、世界にもその高い技術力は知れ渡っています。この長大はどのような会社なのか、調べてみました。～

株式会社長大の企業概要と沿革

長大の企業概要をご紹介します。この概要を見れば、長大のおおよそのことはご理解いただけると思います。

株式会社長大の基本情報

現長大社長の永冶泰司氏は、名古屋大学大学院で工学研究科土木工学を専攻しており、この道のプロです。長大入社後も長年橋設計にたずさわってきましたので、現場をよく知る社長ということになります。

株式会社長大の沿革

長大の沿革はこちらになります。

もともと長大は、本州四国連絡橋建設のために設立された会社ですから、橋の建設に関してはプロ中のプロです。またその後は長大の技術力の高さから、官公庁からの受注が次々とあり、急成長を遂げてきました。さらに国内だけではなく、海外にもその技術が高い評価を受けていて、現在長大の海外営業所は6ヵ所になっています。

株式会社長大の経営理念

長大の経営理念はこちらになります。

「社員の創造性と、相互の信頼を育み、美しく、 快適な地球環境づくりに邁進する世界の技術と頭脳の会社を創造する。」

世界の技術と頭脳という点では、明石海峡大橋やレインボーブリッジなどまさに長大の建設する橋は素晴らしいものになっています。長大では定期的な研修会や技術発表会が行われていて、こういった切磋琢磨な環境がよりすぐれた技術を生み出しています。

株式会社長大の事業案内

長大の事業内容について詳しく見ていきましょう。

長大の事業の主軸はほぼコンサルタント事業です。建設コンサルタントとは、国土交通省の規定に基づき調査から施工まで請け負う企業です。この分野で長大は常に上位に位置しています。実際長大の売上の約97％がこのコンサルタント事業によるものです。直近では、長大は日本一長い歩行者専用吊橋 「三島スカイウォーク」を完成させ、地域観光に貢献しています。また、長大で現在進行中の案件としては、熊本地震で崩壊した阿蘇大橋の架け替えを検討しています。

巨大建造物や国を超えての巨大プロジェクトに取り組む株式会社長大

長大のご紹介はいかがだったでしょうか？

橋を中心とした建築が得意な長大。おそらく誰もが長大の作った橋を目にしたことがあるのではないでしょうか。建築を志す者は、そのような長大で橋を作ってみたいと思うに違いありません。

近年の長大は、海外での巨大プロジェクトを手がけていますので、グローバルに活躍したい人にもおすすめです。風通しがよく、有給休暇も取りやすいと評判の長大ですので、働く環境もよさそうですね。さらに、女性技術者に対しての給与的差別が無く、女性としては高給だという話も聞かれましたので、女性の技術者であれば長大は働いてみたい会社の一つかもしれません。