株式会社セキチューの概要と沿革
まず、セキチューの基本情報は以下の通りです。
【セキチューの概要】
社名 | 株式会社セキチュー |
---|---|
本社所在地 | 群馬県高崎市倉賀野町4531-1 |
設立年月日 | 1952年(昭和27年)4月 |
代表取締役社長 | 関口 忠弘 |
株式公開 | ジャスダックスタンダード上場(証券コード:9976) |
資本金 | 29億2,152万円(平成28年2月) |
事業内容 | ホームセンターセキチュー
カー用品専門店オートウェイ 自転車専門店サイクルワールド |
セキチューは群馬県高崎市に本社を置いています。セキチューの創業は驚きの文化3年、西暦では1806年です!文化3年に群馬県大間々町にて関口材木店を開業したことにはじまります。そして昭和27年にセキチューの前身である「関口木材株式会社」に名を変え企業としての道を進み始めます。現在も展開しているホームセンターセキチューを昭和50年に大間々にて開店、その後、高崎、沼田と群馬県を中心に店舗を増やしていきました。古くから群馬県は木材の集積地として知られていますが、それを活かし発展してきたセキチューは先見の目を持っていたのだと感心させられますね。
そんなセキチューの長い歴史を沿革として載せていきます。
【セキチューの沿革】
文化3年 | 群馬県大間々町に関口材木店を開業 |
---|---|
昭和27年4月 | 資本金500,000円で「関口木材株式会社」を設立 |
昭和50年8月 | セキチュー大間々店を開店 |
昭和51年11月 | セキチュー高崎店を開店 |
昭和52年7月 | 社名を「株式会社セキチュー」に変更 |
昭和53年4月 | セキチュー沼田店を開店 |
昭和53年12月 | セキチュー桐生南店を開店 |
昭和54年4月 | セキチュー前橋関根店を開店 |
昭和59年7月 | 高崎市に本社屋を新築し移転
セキチュー中之条店を開店 |
昭和63年2月 | 株式会社グリーン ナンバー・ワンを設立 |
昭和63年9月 | オートウェイ高崎店を開店 |
平成3年11月 | セキチュー花園店を開店 |
平成4年3月 | セキチュー鹿沼店を開店 |
平成4年4月 | オートウェイ富岡バイパス店を開店 |
平成4年4月 | セキチュー富岡店を開店 |
平成4年7月 | セキチュー宇都宮駒生店を開店 |
平成4年11月 | セキチュー安中店を開店 |
平成6年6月 | 株式店頭登録 |
平成6年10月 | セキチュー藤岡インター南店を開店 |
平成8年11月 | セキチュー岡本店を開店 |
平成9年11月 | セキチュー大間々店を新築移転 |
平成10年9月 | セキチュー物流センターを開設 |
平成11年7月 | POSシステム稼動開始 |
平成11年10月 | オートウェイ大間々店を開店 |
平成12年2月 | オートウェイ大間々車検整備センターを開店 |
平成12年7月 | セキチュー上尾店を開店 |
平成12年11月 | セキチュー前橋駒形店を開店 |
平成12年12月 | セキチュー狭山北入曽店を開店 |
平成12年12月 | セキチュー沼田店を新築移転 |
平成13年10月 | セキチュー熊谷小島店を開店 |
平成13年11月 | 藤岡物流センターを開設 |
平成14年4月 | セキチュー高崎矢中店を開店 |
平成14年6月 | サイクルワールド新小岩店を開店 |
平成14年8月 | 本社を高崎市倉賀野町に移転 |
平成14年12月 | サイクルワールド戸田公園駅東口店を開店 |
平成15年3月 | セキチュー川越南古谷店を開店 |
平成15年4月 | サイクルワールド南千住店を開店 |
平成15年4月 | セキチュー横浜みなとみらい店を開店 |
平成20年2月 | 株式会社グリーンナンバーワンを吸収合併 |
平成20年5月 | サイクルワールド保木間店を開店 |
平成22年1月 | セキチュー物流センターを太田市に移転 |
平成22年11月 | セキチュー伊勢崎茂呂店を開店 |
平成23年9月 | セキチュー東松山高坂店を開店 |
平成24年2月 | セキチュー高崎店資材館を開店 |
平成24年7月 | セキチュー高崎店DIY館を開店 |
平成24年11月 | セキチュー花園インター店を増床 |
平成25年7月 | サイクルワールド南柏東口店を開店 |
平成27年4月 | セキチュー鶴川店を開店 |
平成27年10月 | セキチュー沼田恩田店を新築移転 |
平成28年6月 | セキチュー柏の葉十余二店を開店 |
そして現在ではセキチューは群馬県を中心に関東圏にホームセンターセキチュー、サイクルワールド、オートウェイ合わせて42店舗を展開しています。200年以上のひとつの材木屋さんから現在に至るまでの長い歴史の中で関東を代表するホームセンターセキチューを作るまでの努力は計り知れないものであったと思います。そんなセキチューの努力の姿勢は素晴らしいの一言です。
株式会社セキチューの企業理念
続いてセキチューがどういった理念を持っているのかを見ていきましょう。
【スローガン】
暮らしもっと楽しく 快適な住まいづくりのお手伝いセキチューHP:企業理念より引用
【経営理念】
誠 創 和セキチューHP:企業理念より引用
誠実
お客様、お取引先、株主、社員に誠実であること
-売っていただいて、買っていただく-
創造
お客様のよりよい暮らしの創造を通じ、会社の繁栄と社員の人生の充実をはかる
調和
全員参加の経営を旨とし、地域社会との調和をはかる
【経営方針】
大きな企業より強い企業の実現セキチューHP:企業理念より引用
・地域一番店の実現
・最も信頼される商品とサービスの提供
以上が、セキチューの経営理念とスローガンになります。
まずスローガンには「暮らしもっと楽しく、快適な住まいづくりのお手伝い」とあります。セキチューのホームセンターの目線から住まい作りに貢献していこうという姿勢が伝わってきます。リフォーム事業もホームセンターに併設されており、個人では出来ない住まい作りはセキチューが協力してくれるんです。
そしてセキチューの経営理念にはこうあります。誠実、創造、調和とこの三つのメッセージは非常にシンプルです。ですが、セキチューが全ての方々へ想いを伝えるためには、こういった書き方がわかりやすくて良いですよね。続いて経営方針には地域一番というキーワードがありますが、急な拡大をするのではなく、地域一番のお店をセキチューが目指している象徴的な言葉選びだと感じます。
株式会社セキチューの経営指針
続いてセキチューは経営指針を以下のように述べています。
【経営指針】
セキチューは今、第二の創業期セキチューHP:会社概要から引用
文化3年以来、セキチューがずっと守り続けていた商いの哲学は、地域社会に貢献し共に発展していくこと。その思いはホームセンターの経営へと受け継がれ、地域の暮らしに不可欠な存在へと成長していきました。時代時代の流れを捉えながら、いつもお客様と一緒にいたと自負するセキチュー。
そして今、ホームセンターからホームソリューションセンターへと私たちは変わろうとしています。足元を見つめ直し、私たちが出来ることとは、創業以来生き続ける、商いを通して地域を愛しお客様を愛することです。ホームソリューションを見極めたその先に見えるのは、リージョナルセンターとしての存在。
セキチューは今、第二の創業期。
次の時代を見据えたビジョンの扉を開け、創造あふれる新セキチューを私たちは目指します。
最近では大型ホームセンターも多数見られるようになりました。その中でセキチューが他との差をつけるにはどうすればいいのかという考えがこちらには詰まっていると思います。ホームセンターから時代の流れを捉え、ホームソリューションセンターへと変わっていくことが必要なのではないか。そして地域を意味するリージョナルを加え、リージョナルセンターを目指し、地域の方々に愛されるセキチューでありたいという姿勢が伝わってきますね。
200年以上の経験からの商いの知識をもつ株式会社セキチュー
創業から200年以上、セキチューと名を変えてからもう50年が経ちました。カウンター越しではなく、直接顧客との会話を心がけてきたその姿勢により、地域密着型のホームセンターとして活躍してきました。今後もより地域のみなさんのためにセキチューがコミュニケーションを取り続け、必要不可欠なお店であることに期待したいですね。