株式会社テクノ菱和の概要と沿革

まず、テクノ菱和の基本情報は以下の通りです。

【テクノ菱和の概要】

社名株式会社テクノ菱和(TECHNO RYOWA LTD.)
本社所在地東京都豊島区南大塚二丁目26番20号
(登記上の所在地:東京都港区芝大門二丁目12番8号)
設立年月日1949年(昭和24年)12月23日
代表取締役社長黒田 英彦
株式公開東証二部上場(証券コード:1965)
資本金27億4,680万円
事業内容産業用空調、冷暖房、給排水・衛生設備等の設計・施工管理
テクノ菱和HP:会社概要より引用


テクノ菱和は東京都豊島区に本社を置いています。
創業は「レイト興業株式会社」として、愛知県名古屋市にて誕生しました。その後、建設業者を登録を済まし、現在の本社である東京営業所開設します。それを皮切りにテクノ菱和は全国へと支店、営業所を増やしていきます。現在では、全国に10支店と40以上もの営業所を設置しています。

ではこれまでのテクノ菱和の歴史を沿革として載せていきます。

【テクノ菱和の沿革】

昭和24年12月レイト工業株式会社として名古屋市瑞穂区熱田東町に設立
昭和28年 1月商号を菱和調温工業株式会社に変更
昭和29年 6月建設業法に基づく建設業者登録(建設大臣(ハ)第3724号)を行い、冷房設備の施工開始
昭和30年 5月ヒートポンプ方式による冷暖房設備の施工開始
昭和31年 8月東京営業所開設(→現 東京本店)
昭和35年 9月産業用特殊空調設備の施工開始
昭和37年 6月大阪営業所開設(昭和38年12月支店に昇格)
昭和39年 4月東京都に連結子会社東京ダイヤエアコン株式会社を、名古屋市に連結子会社菱和エアコン株式会社を設立
昭和41年 5月九州支店を開設
昭和41年12月本社を東京支店と同住所に移転。名古屋支店を開設
昭和42年12月仙台営業所開設(→現 東北支店)
昭和49年 2月建設業法改正により、建設大臣許可(特、般)第3101号の許可を受ける
昭和50年 1月千葉営業所開設(→現 千葉支店)
昭和50年 4月横浜営業所開設(→現 横浜支店)
昭和52年 6月岡山営業所開設(→現 中国支店)
昭和52年10月静岡営業所開設(→現 静岡支店)
昭和54年 6月東関東営業所開設(→現 茨城支店)
昭和55年 4月本社内に技術開発センター開設(昭和61年9月研究所に昇格)
昭和61年 9月東京都世田谷区に技術開発研究所を新設(技術開発センターを改組)
平成元年 9月商号を株式会社テクノ菱和に変更
平成 2年 4月埼玉営業所開設(→現 北関東支店)
平成 2年10月株式を社団法人日本証券業協会に店頭登録
平成 8年12月株式を東京証券取引所市場第二部に上場
平成16年10月松浦電機システム株式会社を買収し連結子会社とする
平成24年 4月海外事業部を設置
平成28年 4月インドネシア・ジャカルタ市に現地法人PT.TECHNO RYOWA ENGINEERINGを設立
テクノ菱和HP:沿革より引用


テクノ菱和はその技術をもっと広げようと海外事業部を設置し、平成28年にインドネシアのジャカルタへ海外進出を果たしています。近年、環境への意識の高まりを感じ、新築をはじめ施設のリニューアルなどでもよりエコな建設がメインになっています。そこでテクノ菱和は、環境対策をしっかりとしており、CO2の削減、有害物質の拡散防止など、日々研究を重ね、よりクリーンでエコな空調設備を造りつづけています。

株式会社テクノ菱和の経営理念

続いてテクノ菱和がどういった理念を持って事業を行っているかを見ていきましょう。

【経営理念】

「空気と水のテクノロジー」を通じて 環境にやさしい生活空間の創造を目指す。

環境エンジニアリングを中核事業とし、ひろくお客様から「信頼」される企業を目指す。

人材の育成・教育を重視し働き甲斐のある企業を築き、社会に貢献する。
テクノ菱和HP:企業理念より引用

【行動規範三訓】

逞しい心身の鍛練
意志疎通の徹底
技術力の研鑚
テクノ菱和HP:企業理念より引用

地球温暖化など、人類がこれまでに目まぐるしい発展を続けてきた代償が降りかかってきています。わたし達も当たり前になってしまっている冷暖房などの空調設備ですが、その空調設備をもっと環境にやさしく行えないだろうかという想いからテクノ菱和は研究を重ねてきたようです。空気と水のテクノロジーを元に、環境への対策をおこない、これからの環境を作っていける企業になろうというテクノ菱和の姿勢が伝わってきます。環境保護は何よりの社会貢献ですものね。

株式会社テクノ菱和の事業案内

テクノ菱和の事業内容は下記の通りです。

産業設備関連事業
半導体、液晶産業や医薬品など高度な最先端製造施設に、様々な環境技術を駆使し、信頼性の高いクリーンシステムを提供することにより厳格な品質管理、生産性の向上に貢献しています。

一般ビル設備関連事業
生活に密着した環境技術を通じ、オフィスビル等の生活空間から、医療・福祉施設での環境づくりまで、人々にとって快適なゆとりある都市空間の創造に貢献しています。

設備改善関連事業
老朽施設の設備改善など経年劣化した設備の機能回復、高効率空調システムへのリニューアルや建物・部屋の用途変更などお客様の施設の設備診断に基づいた最適な対策をご提案し、効率的な施設の運用や省エネルギー化・CO2排出量削減など環境負荷の低減に貢献しています。

アフターメンテナンス事業
全国に広がる営業拠点にサービスメンテナンスマンを配置し、お客様の設備システム全体が効率よく正常に稼動するよう、きめ細やかなアフターメンテナンスを実現し、施設のロングライフ化に貢献してまいります。

冷熱機器販売事業
三菱重工業株式会社が製造する空調機等の販売代理店を営んでおります。

その他
上記関連設備の運転管理及び建築附帯設備などの設計施工並びに関連機器類の製造、販売等を行っております。
テクノ菱和HP:事業紹介より引用

ワンストップ対応で、一箇所で設計施工、そしてアフターメンテナンスなども行ってもらえることがテクノ菱和の強みです。埼玉県越谷市にある、「イオンレイクタウン」施設面積は22万㎡もあり、現在国内最大規模の商業施設です。この施設は環境への配慮をしていることで有名です。ここではテクノ菱和の技術が使われています。ミストクーリングなどの冷房設備、地中熱の利用や雨水の再利用など、エコで衛生面にも優れているテクノ菱和の技術の結晶の元でキレイな空気を施設内へと送り込んでいるんです。
それ以外にも医療施設や、製薬会社などの研究センターなどの衛生面への配慮がより重要視される施設への設備導入もしています。工場やコンビナートなど施設面積が膨大な場所への対応もおこなっており、テクノ菱和の空調設備が本当に安心安全であり、その対応力にも驚かされますね。

株式会社テクノ菱和はわたし達ユーザーの環境パートナーです!

テクノ菱和が現在の日本の空調設備の最先端にいることがお分かりいただけたかと思います。今後は技術の発展により、今よりもっと環境にやさしい設備が増えていくと思います。その裏にはテクノ菱和の研究の努力が間違いなく加わっていくことでしょう。これからもテクノ菱和にはわたし達人間が過ごしやすい環境を作るための空調設備の発展へ頑張っていってほしいですね。