株式会社ヤマダ・エスバイエルホームの概要と沿革
まず、ヤマダ・エスバイエルホームの基本情報は以下の通りです。
【ヤマダ・エスバイエルホームの概要】
社名 | 株式会社ヤマダ・エスバイエルホーム |
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本社所在地 | 群馬県高崎市栄町1番1号 |
設立年月日 | 1951年(昭和26年)6月14日 |
代表取締役社長 | 長野 純一 |
株式公開 | 東証一部上場(証券コード:1919) |
資本金 | 9,068,435,143円(平成28年2月29日現在) |
事業内容 | 1.建設および土木工事一切の設計、施工、請負および監理
2.不動産の売買、賃貸、管理、鑑定およびその仲介斡旋 3.家具、内装品、電化製品、住宅設備機器、医療機器、自動車および日用品雑貨等の売買 4.建設資材の製造加工およびその売買 5.フランチャイズ加盟店に対する経営指導 6.前各号に附帯する一切の事業 |
ヤマダ・エスバイエルホームは昭和26年(1951)に三成建築興業株式会社として設立されました。その後、小堀住研株式会社として、プレハブなどの工業化住宅と、独自に開発した大型木製パネルの量産化により発展を遂げます。昭和48年に大阪証券取引所二部へ上場し、昭和53年に現在と同じ東証一部への上場をしています。平成2年(1990)に社名をエス・バイ・エルに変え、平成23年(2011)にヤマダ電機と業務提携する事により現在のヤマダ・エスバイエルホームになりました。
ではヤマダ・エスバイエルホームの沿革で歴史を見ていきましょう。
【ヤマダ・エスバイエルホームの沿革】
昭和26年6月 | 大阪市西区九条南通1丁目741番地に三成建築工業株式会社を設立
社長小堀林衛就任 |
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12月 | 社名を三成工業株式会社に変更 |
昭和30年9月 | 社名を小堀興業株式会社に変更 |
昭和36年5月 | 社名を小堀住研興業株式会社に変更 |
昭和40年4月 | 住研ハウス株式会社及び住研機材株式会社を吸収合併し、社名を小堀住研株式会社に変更
本社を兵庫県西宮市に移転 |
昭和42年10月 | 宝塚市に宝塚製作所を建設し工業化住宅の量産化を図る |
昭和46年10月 | 滋賀工場完成、研究陣の開発した大型木質パネルの量産化を開始 |
昭和47年6月 | 本社を大阪市に移転 |
昭和48年9月 | 大阪証券取引所市場第二部に上場 |
昭和50年10月 | 東京証券取引所市場第二部に上場 |
昭和53年3月 | 大阪市北区曽根崎に本社社屋竣工 |
4月 | 本社移転 |
9月 | 東京・大阪証券取引所市場第一部に上場 |
昭和54年6月 | 会長小堀林衛、社長中島昭午就任 |
平成元年5月 | つくば工場竣工 |
平成2年10月 | 社名をエス・バイ・エル株式会社に変更 |
平成3年5月 | エス・バイ・エル第一回住宅設計コンペ開催 |
平成11年6月 | 会長中島昭午、社長小堀東就任 |
平成13年10月 | ネット住宅事業を開始 |
平成14年10月 | 小堀の住まい設計工房を開設 |
平成15年4月 | 社長渡瀨淳一就任 |
平成17年11月 | ユニファイド・パートナーズ株式会社と資本提携 |
平成18年10月 | 社長松川敏夫就任 |
平成19年2月 | エス・バイ・エル九州株式会社を吸収合併 |
4月 | エス・バイ・エルトラスト株式会社を吸収合併 |
6月 | 本社を大阪市北区天満橋(OAPタワー5階)へ移転 |
平成20年8月 | 国土交通省「超長期優良住宅先導的モデル事業」に採択 |
10月 | 長期優良住宅シリーズ商品「光風」がグッドデザイン賞受賞 |
平成21年1月 | エス・バイ・エル「CO2ゼロ宣言」を発表
邸別高耐久化システム「LOOP」を発売 |
5月 | 国土交通省「長期優良住宅先導的モデル事業」に採択
大阪証券取引所の上場廃止 |
12月 | 社長荒川俊治就任 |
平成22年2月 | 「優良ストック住宅推進協議会」に加盟 |
6月 | 国土交通省「長期優良住宅先導事業」に採択 |
平成23年6月 | 創業60周年 |
10月 | 株式会社ヤマダ電機と資本・業務提携 |
平成25年5月 | 社長松田佳紀就任 |
6月 | 社名を株式会社ヤマダ・エスバイエルホームに変更 |
平成27年5月 | 社長長野純一就任 |
現在では、家電大手ヤマダ電機と業務提携をしたことにより、太陽光発電やオール電化などを備えたスマートハウスの販売に力を入れています。創業から60年以上が経った今でもヤマダ・エスバイエルホームは木造にこだわりを持ち、日本の家らしさを追求しつつもオール電化などの新しいことにも目をむけており美意識の高い住宅を建て続けています。
株式会社ヤマダ・エスバイエルホームの企業理念
ヤマダ・エスバイエルホームの企業理念は以下の通りです。
【企業理念】
常にお客様目線で技術の研鑽に努め、ヤマダ・エスバイエルホームHP:企業理念より引用
創造と挑戦の精神をもって、
豊かで快適な住まいづくりに貢献します。
【住まいの哲学】
日本の住まいは長い伝統と美しい風土の中で素材の生命を生かしながら育ちましたヤマダ・エスバイエルホームHP:企業理念より引用
この伝統と個性を活かし現代と調和させてこそ高い格調を創ります
然しややもすれば機能にのみ走り感覚を忘れがちです
生活は変革し続けても人間は美を愛し住まいの中にそのひろがりを求めるのが本能です
研築とはその理想をあきらめず究めつづけてやまない気持ちなのです
ヤマダ・エスバイエルホームの企業理念にありますが、我々ユーザーからの目線での技術向上がこれからは必要になると思います。自分が作りたいお家が作れるところにお願いしたいですものね。それを叶えようとヤマダ・エスバイエルホームは日々挑戦を続けてくれているはずです!住まいの哲学の言葉は創業者である小堀林衛氏の言葉です。
とても素晴らしい文章でしたので載せさせていただきます。
株式会社ヤマダ・エスバイエルホームのグループ事業案内
ヤマダ・エスバイエルホームのグループ概要、グループ会社の事業等をまとめていきます。ヤマダ・エスバイエルホームが運営しているグループ事業会社は下記の通りです。
エス・バイ・エル株式会社ヤマダ・エスバイエルホームHP:グループ事業概要より引用
注文住宅、分譲住宅、インテリア、増改築、リフォーム事業
エースホーム株式会社
住宅フランチャイズ事業
エス・バイ・エル住工株式会社
パネル製造事業
コングロエンジニアリング株式会社
土木・建設工事
エス・バイ・エルハウジング株式会社
住宅建築工事、エクステリア・店舗改装工事
ヤマダ・エスバイエルホームグループは、ヤマダ電機の子会社のグループですが、これは傘下に入ったわけではなくヤマダ電機の技術を取り入れたより良い木造住宅の提供を一番に考えての結果だと思っています。ヤマダ・エスバイエルホームグループでは一連の住宅事業を一括して行ってもらえるので安心して建築をお願いできます。建築以外にも店舗改修なども行っており、様々なニーズに応えようという姿勢が伝わってきますね。
株式会社ヤマダ・エスバイエルホームはこれからの住のカタチを提供しています
古くから伝わる木造の日本家屋の良い部分と、電気をうまく使った最新技術とそれらを融合して美しい住宅を実現するのがヤマダ・エスバイエルホームなんです。日々向上していっている、耐震・耐火技術をこれからも駆使して木造住宅を我々に提供し続けていってほしいですね。