ムーンバット株式会社の会社概要と沿革

まずは、ムーンバットの会社概要について説明していきます。

社名ムーンバット株式会社
本社京都市下京区室町通四条南入鶏鉾町493番地
創業明治18年3月(西暦1885年)
設立昭和16年9月(西暦1941年)
代表取締役 会長兼社長執行役員中村 卓司
上場証券取引所東京証券取引所市場第二部
資本金33億39百万円
事業内容洋傘、洋品、毛皮、レザー、宝飾品、帽子などアクセントファッション商品の企画、輸入、製造、仕入、販売等
(ムーンバット株式会社ホームページより引用)

ムーンバット株式会社の沿革

続いて、以下はムーンバットの沿革です。

1885年 創業者・河野与右衛門が新町通高辻に西陣織の帯地の問屋を開く。
1916年 2代目・河野与助が番頭に。ショールの取り扱いで社の土台を築く。
1921年 洋傘事業に進出 これと共に着物、和装分野から撤退し、以後洋品事業専門で拡大を続ける。
1941年 株式会社に改組。
1950年 4代目・河野卓男が社長に就任。スカーフの海外ブランドのライセンス生産を開始。
1963年 現社名に変更。
1970年 日本万国博覧会に「万博傘」を提供する。
1977年3月 大阪証券取引所市場第二部 株式上場。
1989年 アパレル事業に進出。
1996年4月 株式会社ナップ(レザー製品製造販売)を買収 。
1998年 住友銀行の監査役、中野誠一が社長に就任、
2003年 自社オリジナル洋傘のブランド「HANWAY」の販売を開始。メーカー直営のストアを六本木ヒルズに出店。
2009年 骨と生地、ハンドルなどに分別廃棄が可能な傘「エコ・デ」の販売を開始。
(ムーンバット株式会社ホームページより引用)

■ムーンバットの沿革の要点
ムーンバットは、1885年に新町通高辻にて西陣織の帯地の問屋を開いたところから始まりました。その後、1941年に株式会社へと改組し、1963年にはムーンバットへと社名変更します。そしてムーンバットは、1977年3月に大阪証券取引所市場第二部へと上場し、勢いを増していきます。2009年にムーンバットは、骨と生地、ハンドルなどに分別廃棄が可能な傘「エコ・デ」の販売を開始し、現在もますます拡大しています。


ムーンバット株式会社の事業案内

ムーンバットの事業内容は、以下の通りです。

■ムーンバットの洋品事業
ショールからスタートしたムーンバットのスカーフづくりは1955年に始まり、1972年に初めての海外ブランド「GIVENCHY」とライセンス提携(*)をおこなって以来、「Vivienne Westwood」「FURLA」といった海外ブランドや国内人気ブランドの商品を中心として、当社オリジナル商品も展開しています。ムーンバットの主なアイテムはシルクスカーフ、カシミヤのストールやマフラーなど。ムーンバットは、時代のトレンドとニーズに対応した様々なバリエーションのネックアクセサリーを発信しています。またムーンバットは、毛皮事業で培ったノウハウを活かし業界に先駆けて提案した毛皮のネックアクセサリーが好評を博し、現在もヒットを続けています。幅広いニーズに応えられるのは、ムーンバットの確かな企画開発力です。

■ムーンバットのパラソル・洋傘事業
90年を超える傘づくりの歴史の中で、ムーンバットは常に日本における傘のマーケットをリードしてきました。国内外有名ブランドとのライセンスによる高いファッション性や品質の高さはもちろんのこと、機能性や価格面でもお客様のニーズに応えるべくムーンバットは商品開発を行い、「テフロン加工傘」をはじめとする機能傘をヒットさせ、軽量小型化に伴って「超軽量ミニ傘」を生み出しました。中でも近年では、重さ80gと世界でも圧倒的な軽さとスリムさを誇るムーンバットの「BarbrellaR(バーブレラR)」が人気を集めています。

傘だけでなくレイングッズにもファッション性を取り入れることでマーケットを活性化させ、パラソルにおいてはいち早く環境の変化に適応した紫外線防止加工を取り入れたのも私たちムーンバットです。ムーンバットは、この紫外線防止加工を施したパラソルがマーケットに新しい分野を開拓し、夏のファッションアイテムとしてのパラソルを定着させました。ムーンバットは、2003年4月には傘・パラソル・レイングッズのスペシャリティストア「HANWAY」を六本木ヒルズにオープン。ムーンバットは技術の粋を集めた最高級品や、クリエイターデザインによるアイテムに加えて、オーダーメイド傘など、他に類を見ないサービスを提供しています。2009年には世界初の「環境配慮エコフレンドリー設計傘・パラソル"エコ・デ"」をムーンバットが開発、販売を開始しました。ムーンバットの"エコ・デ"は特許取得の構造により簡単に分解でき、分別廃棄に対応します。資源のリサイクルも簡単になりました。

■ムーンバットの毛皮事業
「着る宝石」と呼ばれる毛皮の美しさは、数あるファッションアイテムの中でも特別です。日本の毛皮業界におけるリーディングカンパニーであるムーンバットは、素材選び、デザイン、縫製のすべてにおいて厳しいプロの眼を持ち、そこから生み出されるアイテムの数々はファッション性、ステイタス、クオリティの全てにおいて群を抜いています。毛皮ファッションの本流であるヨーロッパの名門ブランド「ミラ・ショーン」のライセンス企画から、厳選した素材を自在にデザインしたオリジナルまで幅広い商品構成で、長年の毛皮ファンのみならず新たな顧客層へのアプローチにもムーンバットでは力を入れています。

■ムーンバットの帽子事業
ムーンバットの帽子事業は、創業110年を迎えた1994年にスタートしました。それを可能にしたのは80年の歴史を持つ婦人帽子の老舗「萬久」との出会いでした。萬久株式会社との合併により、その伝統とノウハウを継承した帽子づくりでマーケットに新風を吹き込み、カジュアル感覚で気軽に身に付けられるリーズナブルな帽子は幅広い層のお客様を帽子売場に呼び込むきっかけをつくりました。ムーンバットは紫外線防止加工やウォッシャブルなどマーケットのニーズに応える商品や、洋傘事業・洋品事業と連携したブランド展開によりトータルコーディネイトが可能なアイテムも揃え、好評を博しています。ムーンバットは、2009年春夏シーズンからオーストラリアの名門帽子メーカー ヘレンカミンスキー社の日本における正規輸入代理店として、有名百貨店を中心に展開しています。

(ムーンバット株式会社ホームページより参照)

このようにして事業内容を一覧で見てみると、ムーンバットがいかにこだわりをもって事業を展開しているかがわかりますね!

創業以来130年以上もの間、人々のオシャレに貢献してきたムーンバット株式会社!

これまで紹介してきたように、ムーンバットは創業以来130年以上もの間、時代に合わせた商品を人々に提供してきました。ムーンバットは時代の流れをいち早く察知し、流行のファッションを提供することで業界をリードしてきました。ムーンバットは130年以上の歴史を持ち、これまで多くの実績と信頼を獲得してきました。しかし、ムーンバットはその実績に満足することなく、常に新しい挑戦を続けています。これからもムーンバットはファッション業界をリードし続け、人々から愛される商品を提供していくことでしょう。

130年以上の歴史を持ち、ファッション業界をリードしてきたムーンバットの今後の活躍に注目ですね!