高千穂交易株式会社の会社概要と沿革
まずは、高千穂交易の会社概要について説明していきます。
社名 | 高千穂交易株式会社 |
---|---|
本社所在地 | 〒160-0004 東京都新宿区四谷1丁目2番8号 |
設立 | 1952年3月13日 |
代表取締役社長 社長執行役員 | 戸田 秀雄 |
上場証券取引所 | 東京証券取引所市場第一部 |
資本金 | 12億921万円 |
事業内容 | セキュリティ、リテールソリューション、ビジネスソリューション、図書館システム、半導体電子デバイス、産業用機構部品、カストマ・サービスなど |
高千穂交易株式会社の沿革
続いて、以下は高千穂交易の沿革です。
1952年 | 高千穂交易設立(土木建設機械の輸入・販売)。米国バロース社(現ユニシス社)と日本総代理店契約 |
---|---|
1963年 | ニューヨーク・デトロイトに米国オフィスを開設。日本初OCRシステムを販売開始 |
1965年 | 高千穂交易の機械営業部を分離し、(株)シー・エス・シーを設立 |
1968年 | 米国MDS社の日本総代理店として日本MDS(株)を設立、日本で初めてキー・ツー・テープ入力装置を紹介 |
1969年 | 米国チェシャー社のラベリングマシンを販売開始。米国ジンマーマン社のFA機器を販売開始 |
1970年 | 米国センソマチック社(現タイコ・エレクトロニクス社)の商品監視システムを販売開始。米国ジョナサン社のスライドレールを販売開始。高千穂交易で開発製造した、日本初の漢字情報システム(TK4100)、ミニコンピュータ(TK70)、POSシステム(TK300)を発表 |
1971年 | 計算センター高千穂コンピューターセンター[ティー・シー・シー(株)]を設立。スイス・カーン社の自動封入封緘システムを販売開始。半導体を販売開始。小型潜水艦輸入 |
1973年 | 漢字情報営業部門を分離し、昭和情報機器(株)を設立。高千穂バロース(株)[現ユニシス(株)]を設立。EDP部を分離し千代田情報機器(株)[現(株)アイティーフォー]を設立 |
1974年 | 米国ナショナル・セミコンダクター社の半導体を販売開始 |
1975年 | 米国コーディックスのデータ通信システムを販売開始 |
1979年 | 米国モ二テック社の工業用計測機器を販売開始。MICR印字機(TK6000)、病院用POS(TK300-H)、キャッシュディスペンサー(NAT1000)を発表。ユニシアジェックス社(現日立ユニシアオートモティブ)のガススプリングを販売開始 |
1981年 | 日本で初めて音声認識装置の販売開始[米国センチグラム社製] |
1982年 | TIDEXデータエントリーシステムを開発・販売開始 |
1983年 | 日本初。アナログ音声をデジタル化するデジタル電話販売開始 |
1984年 | 米国オフィスをサンフランシスコに移転 |
1985年 | 高千穂交易がジェイエムイー株式会社の株式を取得 |
1986年 | 米国GE社(現ハリスセミコンダクター社)の半導体を販売開始 |
1988年 | オランダ・トーマスレグー社製スライドレールを販売開始。米国テレビット社のモデムを販売開始。米国ACT社(現クラレント社)のマルチメディア多重化装置を販売開始 |
1990年 | 米国テレネックス社(現インレンジ社)のマトリックス・スイッチング・システムを販売開始。米国ベーダム社のASIC半導体を販売開始。米国商務省より通商貢献企業として認定される |
1991年 | 米国アトメル社の半導体を販売開始。スイス・べリン社(現サスパ社)のムーブテック・エルゴノミックス・システムを販売開始。米国ネトリックス(現nsgdata.com社)社の統合スイッチング・システムを販売開始 |
1992年 | 米国トライデント社の画像処理用半導体を販売開始。米国バロア・エレクトロニクス社製LAN用製品を販売開始。ドイツ・ステインコ社製キャスターを販売開始 |
1993年 | 英国PFE社の自動封入封緘システムを販売開始。通産省より貿易貢献企業表彰を受賞 |
1994年 | 米国カーク・ルディー社との共同開発「定形外・和封筒用封入封緘機」を販売開始。米国ハイパーコム社と提携、CAT端末を販売開始。イスラエル・サイテックス社のインクジェットプリンターを販売開始 |
1996年 | ドイツ・サスパ社の油圧緩衝機器を販売開始。エントリーシステム部門を分社化し、高千穂ユースウェア株式会社を設立 |
1998年 | 米国フェアチャイルド社の半導体を販売開始。イスラエル・ラッドウェア社のWEBサーバーロードバランサーを販売開始 |
1999年 | 米国アンプリファイネット社(現 高千穂交易)の帯域制御システムを販売開始 |
2000年 | シスコシステムズ社販売店プレミアパートナーに認定。高千穂交易の株式をジャスダックへ上場 |
2001年 | TAKACHIHO KOHEKI(H.K.)LTD.設立。米国コスモコム社の次世代CIMプラットフォームを販売開始。米国アギア・システムズ社の通信用半導体を販売開始。米国ウォッチガード・テクノロジーズ社のブロードバンド向け高速VPN機器を販売開始。米国ヴァンガード・マネージド・ソリューションズ社と代理店契約締結。東北営業所を仙台市に開設。米国ルミネント社の光通信機器向け半導体を販売開始 |
2002年 | 米国ヴァンガード・マネージド・ソリューションズ社製品の販売につき5社とパートナー契約を締結 。米国ネオテリス社(現ジュニパーネットワーク社)の汎用ブラウザを利用したリモートアクセス機器を販売開始。メーリングシステム事業を分社化し、高千穂コムテック株式会社を設立。株式会社エスキューブ(旧クボタセキュリティ)の株式を取得 |
2003年 | 企業ネットワーク向け不正アクセス予知サービス『TK-SOC』を開始。ISO14001認証取得(東京本社・大阪支店・名古屋支店) 。米国ノウルズ・エレクトロニクス社の小型シリコンマイクロフォンを販売開始。米国タイコ社のドアフレーム埋め込み型商品監視システムを販売開始。英国ウォルフソン社のアナログ・デジタル・ミクスドICを販売開始。高千穂交易(香港)上海駐在員事務所を新設 |
2004年 | ISO14001認証取得(国内全事業所)。高千穂交易の株式を東京証券取引所市場第二部へ上場。流通小売業向け「万引きリスク軽減コンサルティング」サービスを開始。米国カイオニクス社製MEMSセンサーの発売開始 |
2005年 | ストアーマネジメントのASPサービスを開始。東京証券取引所市場第一部指定。スイス・ビブリオテッカ社製RFID図書館管理システムを販売開始 |
2006年 | ISO9001認証取得(全事業所)。日本初、低周波無線方式の電子棚札システムを販売開始。米国ベイティブ・テクノロジーズ社製HDMIレシーバーチップを販売開始。小売店舗向け内部不正対策 デジタルビデオレコーダー「Smart-DVR」の販売開始 |
2007年 | ISO14001高千穂交易グループ統合認証取得。バリオプティック社製液体レンズを販売開始 。提凱貿易(上海)有限公司を設立 |
2008年 | サイバー・ソリューションズ社イントラネットセキュリティシステムを販売開始。米国メディアファイ社携帯向けフルセグテレビ放送受信用LSIを販売開始 |
2009年 | VASCO Data Security Japan社ワンタイムパスワード製品を販売開始。米国メソッドエレクトロニクス社ラミネート・バスバー製品を販売開始 |
2010年 | 業界最小・最軽量クラスのスライドレール「TKマイクロレール」を販売開始。米国ワイスプライ社チューナブルRFデバイス製品を販売開始。米国ゼットスケーラー社SaaS型Web&メールセキュリティサービスを販売開始。米国サンドナイン社超小型「温度保障型MEMS発振器」を販売開始。米国インターリンクエレクトロニクス社「FSRR感圧センサー」を販売開始 |
2011年 | チェックアウトマネジメントシステム「IQレーン」の販売を開始。Takachiho Fire,Security & Services(Thailand)(旧 Tyco Fire,Security & Services(Thailand) )の株式を取得。「ISO27001」を国内全事業所で認証取得 |
2012年 | マイティカード株式会社の株式を取得 RFID関連ビジネスを本格的に開始 |
2013年 | メラキ社製クラウド型無線LAN装置の販売開始。アナログ・デバイセズ社の指定販売代理店として活動開始 |
2014年 | Guardfire Limited 及び Guardfire Singapore Pte. Ltd. の株式を取得 |
2015年 | 次世代型店舗入店カウンターシステム「Gazelle(ガゼル)」の販売開始。Takachiho America, Inc. を設立 |
2016年 | 米国サウスコ社アクセスソリューションの販売開始
|
■高千穂交易の沿革の要点
高千穂交易は1952年に設立し、土木建設機械の輸入・販売を開始したところから始まりました。その後、高千穂交易は1963年にニューヨーク・デトロイトに米国オフィスを開設し、日本初OCRシステムを販売開始します。そして高千穂交易は、2000年にジャスダックへ上場、2004年には東京証券取引所市場第二部へ上場し、勢いを増していきます。2015年に高千穂交易は、次世代型店舗入店カウンターシステム「Gazelle(ガゼル)」の販売を開始するなど、現在もますます拡大しています。
高千穂交易株式会社のグループ企業
さらに、高千穂交易はグループ企業と共に様々な事業を展開しています。 現在の高千穂交易を支えるグループ企業は、以下の通りです。
■マイティキューブ株式会社
高千穂交易のグループ企業で、RFID関連機器及びICタグ 開発・製造・販売などの事業を展開しています。
■高千穂コムテック株式会社
高千穂交易のグループ企業で、メーリングシステムの輸出入及び販売並びに開発・サポート・サービスなどの事業を展開しています。
■TAKACHIHO KOHEKI(H.K.)LIMITED
高千穂交易のグループ企業で、各種電子部品及び機構部品並びにセキュリティ機器の輸出入及び販売などの事業を展開しています。
■提凱貿易(上海)有限公司
高千穂交易のグループ企業で、各種電子部品及び機構部品の輸出入及び販売などの事業を展開しています。
■Takachiho Fire,Security & Services(Thailand)Ltd.
高千穂交易のグループ企業で、セキュリティシステム、防火システムの設置及びサービスなどの事業を展開しています。
■Guardfire Limited
高千穂交易のグループ企業で、高度防火システムの設計、販売などの事業を展開しています。
■Guardfire Singapore Pte. Ltd.
高千穂交易のグループ企業で、高度防火システムの設計、販売などの事業を展開しています。
■Takachiho America,Inc.
高千穂交易のグループ企業で、機構部品の輸入・販売並びに米国市場動向・商材調査などの事業を展開しています。
このようにしてグループ企業を一覧で見てみると、高千穂交易がいかにグローバルに事業を展開しているかがわかりますね!
日本初である世界の最先端商品を提供し、社会の発展に貢献してきた高千穂交易株式会社!
これまで紹介してきたように、高千穂交易は世界の最先端商品を日本に輸入し、日本の発展に貢献してきました。高千穂交易がこれまで輸入してきた商品には、日本初であるものが多数含まれています。高千穂交易は、世界の最先端の商品を日本に輸入し、社会の発展に貢献してきました。これまで培ってきたノウハウやマーケティング力を駆使し、高千穂交易は常に最先端の商品を提供しています。これからも高千穂交易は社会貢献を続け、事業を拡大していくことでしょう。
多数の日本初の商品を提供し、社会の発展に貢献してきた高千穂交易の今後の活躍に注目ですね!