大日本コンサルタント株式会社の会社概要と歩み

まずは、大日本コンサルタントの会社概要について説明していきます。

商号大日本コンサルタント株式会社
本店所在地〒170-0003東京都豊島区駒込三丁目23番1号
設立1963年1月23日
代表取締役社長執行役員新井 伸博
上場証券取引所東京証券取引所 市場第二部
資本金13億9,900万円
事業内容建設コンサルタント、測量業、地質調査業、計量証明事業など
(大日本コンサルタント株式会社ホームページより引用)

大日本コンサルタント株式会社の歩み

続いて、以下は大日本コンサルタントの歩みです。

1963年東京都文京区駒込神明町において資本金200万円で設立。代表取締役社長に老田 務就任。測量法にもとづく測量業者として登録
1964年5部門にて建設コンサルタント登録。大阪出張所開設(1972年10月、名称を大阪支社に変更)。富山出張所開設(1981年3月、名称を北陸支社に変更)。名古屋出張所開設(1998年7月、名称を中部支社に変更)
1966年埼玉県越谷市に技術本部を設置(1985年4月、名称を東京支社に変更)
1969年線形計算・格子計算・平面骨組解析プログラムを開発
1970年自動製図機を導入
1971年材料計算・BOX自動設計プログラムを開発
1972年本社を東京都千代田区神田佐久間町に移転。仙台支所開設(1985年4月、名称を東北支社に変更)。福岡支所開設(1998年7月、名称を九州支社に変更)
1974年海外事業室、総合交通システム室、上下水道課を設置、事業領域の拡大を図る
1975年本社を東京都文京区本駒込に移転。決算日を12月から6月に変更。地質部門を追加登録
1976年土質及び基礎部門、トンネル部門、都市計画及び地方計画部門、下水道部門を追加登録
1977年一級建築士事務所として登録
1978年地質調査業者として登録
1980年本社を東京都台東区東上野に移転。「大三島橋」、「辰巳高架橋」にて土木学会田中賞(作品部門)を受賞
1982年宇都宮営業所開設(1996年7月、名称を宇都宮事務所に変更)。盛岡出張所開設(1996年9月、名称を盛岡事務所に変更)
1983年「月夜野大橋」にて土木学会田中賞(作品部門)を受賞
1984年「堀川筋高架橋」にて土木学会田中賞(作品部門)を受賞。四国営業所開設(2006年7月、名称を四国支店に変更)
1985年新潟営業所開設(1991年6月、名称を新潟事務所に変更)
1986年横浜事務所開設(2011年7月、名称を横浜支店に変更)。福島営業所開設(1992年8月、名称を福島事務所に変更)
1987年「かつしかハ-プ橋」にて土木学会田中賞(作品部門)を受賞。代表取締役社長に清水永策就任
1988年フィリピンにマニラ事務所開設(2010年9月廃止)
1989年本社を東京都台東区松が谷に移転。「瀬戸大橋」にて土木学会田中賞(作品部門)を受賞
1990年岡山出張所開設(1993年7月、名称を岡山事務所に変更)。北陸支社社屋竣工
1992年調査事業部を設置、物理探査分野の空中電磁法技術を地質調査分野に応用、事業領域拡大
1993年本社社屋竣工
1994年造園部門を追加登録。本社を東京都豊島区駒込に移転
1995年建設環境部門追加登録、建設コンサルタント登録合計12部門となる。日本証券業協会に株式を店頭登録(証券コード:9797)。ベトナム・コンピュータ会社(CMT社)とベトナム国に合弁会社設立で合意(1997年操業開始)
1996年スイスフラン建新株引受権付社債を発行(2000年2月償還)。ベトナムに合弁会社NE-CMT Engineering Co.,Ltd.を設立
1997年東京証券取引所市場第二部に株式を上場。「南風原高架橋」にて土木学会田中賞(作品部門)を受賞
1998年「伊勢湾岸自動車道名港三大橋(名港トリトン)」にて土木学会田中賞(作品部門)を受賞。基幹システム「経営情報システム」導入。東京支社が品質システム規格ISO9001認証取得
1999年「来島海峡第一大橋」、「多々羅大橋」にて土木学会田中賞(作品部門)を受賞。代表取締役社長に高木 健就任。大阪支社、北陸支社、東北支社が品質システム規格ISO9001認証取得。NE-CMT社を当社100%子会社化(名称をNippon Engineering-Vietnam Co.,Ltd.に変更)
2000年九州支社が電子媒体で品質システム規格ISO9001認証取得。本社、中部支社が品質システム規格ISO9001認証取得。環境マネジメントシステム規格ISO14001(全社版)認証取得
2001年「ケーブルシステムによる長大吊橋」にて特許取得(特許番号:特許第3118185)。「空中電磁法による地質調査」が建設省(現 国土交通省)新技術情報提供システム(NETIS)に登録。技術顧問 前田幸雄 が土木学会功績賞を受賞。建設コンサルタント部門「農業土木部門」を追加登録。環境景観事業部・保全事業部・情報事業部・河川砂防事業部・CM事業部を新設。各支社の品質マネジメントシステムを統合して全社の品質マネジメントシステムを確立
2002年「汽車道」、「志賀ルート-自然と共生する道づくり-」にて土木学会デザイン賞2001 最優秀賞を受賞。「斜め写真による詳細図化解析」が国土交通省新技術情報提供システム(NETIS)に登録。中国事務所開設(2006年7月、名称を中国支店に変更)。品質マネジメントシステムと環境マネジメントシステムを統合して、品質、環境マネジメントシステムを確立。「路床及びこれを含む交通路」にて特許取得(特許番号:特許第3383289号)
2003年土壌汚染状況調査指定機関の指定(2013年3月廃止)。「五色桜大橋」にて土木学会田中賞(作品部門)を受賞。小山総合公園の「ふれあい橋」にて土木学会デザイン賞2002 優秀賞を受賞
2004年「南本牧大橋」にて土木学会デザイン賞2003 優秀賞を受賞。代表取締役社長に船木健治就任。「苫田大橋」にてグッドデザイン賞「建築・環境デザイン部門」を受賞
2005年建設コンサルタント部門「港湾及び空港部門」を追加登録。ベトナムにハノイ事務所開設
2006年「PCウェルを使用した変断面構造物の結合部構造」にて特許取得(特許番号:特許第3796605号)。「苫田ダムの建設」にて土木学会技術賞(IIグループ)、「七色高架橋」にて土木学会田中賞(作品部門)を受賞
2007年「基礎用杭体」にて特許取得(特許番号:特許第3997543号)。「新豊橋」にてグッドデザイン賞「建築・環境デザイン部門」を受賞
2008年「苫田ダム空間のトータルデザイン」にて土木学会デザイン賞2007 最優秀賞を受賞。「自立型ネットワーク計測システム」にて特許取得(特許番号:特許第4093392号)。「新豊橋」にて土木学会田中賞(作品部門)を受賞
2009年「橋脚の建て替え方法」にて特許取得(特許番号:特許第4369506号)。代表取締役社長に川神雅秀就任。NEテクノ株式会社を設立
2010年「新豊橋」にて土木学会デザイン賞2009 最優秀賞を受賞
2011年「川崎ミューザデッキ」にて土木学会デザイン賞2010 優秀賞を受賞。「耐震性能グレードを考慮したハーバーハイウェイ長大橋部の耐震補強事業」にて、土木学会関西支部技術賞を受賞。「制震技術による長大斜張橋の合理的耐震補強-東神戸大橋と天保山大橋-」にて、土木学会技術賞(Iグループ)を受賞
2012年「はまみらいウォーク」にて土木学会デザイン賞2011 優秀賞を受賞
2013年創立50周年(1月23日)。「新四万十川橋」にて土木学会デザイン賞2012 優秀賞を受賞。「新湊大橋」にて土木学会田中賞(作品部門)を受賞。ICT統括センター、横浜支店がISMS認証取得。代表取締役社長に高久晃就任
2014年「各務原大橋」にて土木学会田中賞(作品部門)を受賞。「狭山スカイテラス」にてグッドデザイン賞を受賞
2015年「富山大橋」にて土木学会デザイン賞2014 奨励賞を受賞。東京支社を埼玉県さいたま市に移転し、名称を関東支社に変更。「伊良部大橋」にて土木学会田中賞(作品部門)を受賞。「ニャッタン橋(日越友好橋)」にて土木学会田中賞(作品部門)を受賞
2016年「各務原大橋」にて土木学会デザイン賞2015 優秀賞を受賞。「新湊大橋」にて土木学会デザイン賞2015 奨励賞を受賞。「狭山スカイテラス」にて土木学会デザイン賞2015 奨励賞を受賞。代表取締役社長執行役員に新井伸博就任
(大日本コンサルタント株式会社ホームページより引用)

■大日本コンサルタントの歩みの要点
大日本コンサルタントは、1963年に東京都文京区駒込神明町において資本金200万円で設立したところから始まりました。その後大日本コンサルタントは、1964年に5部門にて建設コンサルタント登録をして、大阪出張所などを開設します。そして大日本コンサルタントは、1997年に東京証券取引所市場第二部へ株式を上場し、勢いを増していきます。2016年に大日本コンサルタントは、「各務原大橋」にて土木学会デザイン賞2015 優秀賞を受賞し、現在もますます拡大しています。


大日本コンサルタント株式会社の事業案内

大日本コンサルタントの事業内容は、以下の通りです。

■大日本コンサルタントの橋梁事業
多くの人々の目に触れ、地域のランドマークとなる橋梁は、架橋地に相応しいデザイン、維持管理の容易な構造、ライフサイクルコストに優れた計画としています。

■大日本コンサルタントの都市施設事業
大日本コンサルタントは、複雑な施工条件や多様化するニーズに適応した総合的な技術サービスを提供します。

■大日本コンサルタントの道路事業
大日本コンサルタントは、道路に関連する橋梁・トンネル、地下構造・環境、景観・土質解析など、総合コンサルタントの強みを活かした道路計画・設計・対策を提案いたします。

■大日本コンサルタントの交通事業
人・モノの円滑な交流が地域経済に大きく影響します。大日本コンサルタントは効率かつ効果的で、全ての人が使いやすく、地域経済の活性化などに貢献する交通ネットワークづくりに取り組んでいます。

■大日本コンサルタントの地域事業
大日本コンサルタントは地域の特性を踏まえ、住民等との合意形成に努め、これからの時代の要請に応じた暮らしやすく活力のある戦略的なまちづくり・地域づくり、総合的なコーディネートに取り組んでいます。

■大日本コンサルタントの環境事業
大日本コンサルタントは温暖化など、地球規模の環境問題や地域が直面している様々な環境問題に相対することで、自然と共生し、社会が持続的に発展できる環境負荷の少ない地域づくりに取り組んでいます。

■大日本コンサルタントの景観デザイン事業
大日本コンサルタントが考えるデザインは、本質的な課題を見出し、論理的に思考し、合理的な解決策へと導く知的生産活動です。大日本コンサルタントは、必然性と快適性を兼ね備えたデザインによって、機能的で美しい社会基盤施設を実現します。

■大日本コンサルタントの河川事業
大日本コンサルタントは、気象変動に伴う大雨による洪水や大地震による浸水などの災害に対して、国民が安全・安心に生活できる社会基盤整備づくりに取り組んでいます。また大日本コンサルタントは、社会資本の維持管理・更新や河川環境に配慮した川づくりを行っています。

■大日本コンサルタントの砂防事業
我が国は、国土の約7 割が山地です。また、大雨や地震、火山により土砂災害が発生しやすい国土環境にあります。大日本コンサルタントは土砂災害から地域住民の生命・財産を守り、豊かで安らぎと安心のある生活空間を創造する技術サービスを提供します。

■大日本コンサルタントの地質事業
大日本コンサルタントは、道路・橋梁・トンネル・河川・砂防施設等の計画~設計~施工のための、地質・地盤に関する課題の解決に取り組んでいます。また大日本コンサルタントは、既設構造物の維持管理・調査・点検や地盤・斜面災害の未然防止、対策検討及び災害発生時の対応も実施しています。

■大日本コンサルタントのトンネル事業
我が国は山地が多いという地形上、トンネルが多く施工されてきています。全国で10,044箇所(平成25年4月1日時点:高速自動車道、一般国道、都道府県道、市町村道)あり、今後も急峻な地形改良や、災害時の緊急道路の重要性を考えると、その需要は計り知れません。大日本コンサルタントは、本体設計、設備設計から点検・調査、補修設計に至るまで、あらゆる視点から取り組んでいます。

■大日本コンサルタントの港湾事業
大日本コンサルタントは、地球温暖化に伴う巨大台風や、大地震及びそれに伴う津波等、様々な自然災害の対策や、国際競争力を持った施設整備を行うことで、人命や国益を守り、持続的に発展できる社会づくりに取り組んでいます。

■大日本コンサルタントの情報通信技術事業
大日本コンサルタントは建設分野を中心とした行政の電子化など、社会資本整備に関するノウハウを活かし、ユーザーの視点に立った最適なソリューションを提案いたします。大日本コンサルタントは、ユビキタス社会の実現に向けた活動をサポートします。

■大日本コンサルタントのマネジメント事業
大日本コンサルタントは地域に笑顔をつくるため、社会要請に応じた「マネジメント」の深化に向けて取り組んでいます。

■大日本コンサルタントのエネルギー事業
大日本コンサルタントは、地球環境の保全に向けた持続可能な「低炭素・循環型社会」の実現にむけて、エネルギーマネジメント事業について総合的な技術を提供します。

■大日本コンサルタントの技術開発事業
未来につながる社会基盤の整備・構築のため、大日本コンサルタントは新たな技術を開発してまいります。

■大日本コンサルタントの海外事業
大日本コンサルタントは、国際社会の一員として、社会インフラの整備や、自然防災対策について、調査・計画・設計・施工管理に至るあらゆる場面で、質の高い技術サービスを提供します。

(大日本コンサルタント株式会社ホームページより参照)

このようにして事業内容を一覧で見てみると、大日本コンサルタントがいかに幅広く事業を展開しているかがわかりますね!

様々な分野で事業を展開し、人々の生活に貢献してきた大日本コンサルタント株式会社!

これまで紹介してきたように、大日本コンサルタントは橋や建造物の計画、設計を中心に事業を展開し、多くの人々の生活を支えてきました。大日本コンサルタントは単に建造物を設計するだけでなく、日本の自然を守り、美しい風景を次世代に継承しながら業務に取り組んできました。また大日本コンサルタントは、これまでの事業の強化に加えて、新しい領域への挑戦も続けてきました。これからも新しい挑戦を続け、大日本コンサルタントは更に成長を続けていくことでしょう。

人々の生活に不可欠な建造物を設計し、社会貢献してきた大日本コンサルタントの今後の活躍に注目ですね!