株式会社加藤製作所の企業概要

社名株式会社加藤製作所
本社所在地140-0011東京都品川区東大井1-9-37
設立年月日1935(昭和10)年1月
代表取締役社長加藤 公康
株式公開東証第1部上場
資本金29億3589万円
事業内容荷役機械、建設機械、産業機械の製造・販売

株式会社加藤製作所の沿革

1895年個人事業として加藤鉄工所が創業。
1923年内燃機関車の生産を開始。
1935年法人化し、株式会社加藤製作所を設立(代表取締役加藤秀三郎)。
1938年トラクター、ロードローラー、クレーン車等の建機・特装車の生産を開始。
1962年東京証券取引所市場第二部に上場。
1970年東京証券取引所市場第一部に指定。
1998年国際標準規格ISO 9000:1994(現・ISO 9001:2000)の認証を取得。
2004年代表取締役社長に加藤公康が就任。
2016年IHIの子会社であったIHI建機株式会社の全株式を取得し、商号を株式会社KATO HICOMとする。
以上、公式サイトより引用

株式会社加藤製作所の事業ビジョン

21世紀のビジョンをしっかり持っており、加藤製作所は「Progress To The Next Stage」をスローガンに掲げています。未来に向けた開発において、社員が一丸となって同じベクトルで進み続けるためにはこの加藤製作所のビジョンが非常に重要です。

株式会社加藤製作所の経営理念

「優秀な製品による社会への貢献」というのが加藤製作所の理念です。加藤製作所は110年余もの間、この理念を崩さず事業に取り組んできました。加藤製作所はそれぞれの時代のニーズにフレキシブルに対応することにより、難しいときも乗り越えてきた企業なんです。加藤製作所のテクノロジーの軌跡は独自の技術開発の歴史とも言えます。これから先も建設機械のイメージを根底から覆す「マシン」の開発に取り組み続ける企業です。

株式会社加藤製作所の事業ポートフォリオ

加藤製作所は重機の開発を中心に取り組んできました。ラフテーレーンクレーン、オールテレーンクレーン、リフターやトラッククレーンなどのクレーン類が主な加藤製作所の製品ラインナップです。この他にも加藤製作所は油圧ショベル応用製品や基礎機械、万能吸引者、路面清掃車を制作しています。また以上の製品にまつわる油脂、パーツなども加藤製作所は取り扱っています。

株式会社加藤製作所の事業案内、サービス紹介

ウェブサイト経由での株式会社加藤製作所のデータ提供サービス

重機を扱う人にとってデータは大切なものです。かんたんにデータを参照できるように加藤製作所のウェブサイトにて重機データが参照できるようになっています。例えば、加藤製作所の重機のCADデータやアウトリガ反力計算、クレーン検索などです。これに加え加藤製作所は英語、中国語の技術資料も適宜提供しています。

株式会社加藤製作所の油圧ショベル

加藤製作所の油圧ショベルは一般的なものと違いNETIS登録技術が採用されています。このたぐいの油圧ショベルは待機燃費低減システムが作動します。待機中は操作レバーを中立にすることで、エンジン負荷を減少させ、燃費を低減する事ができます。待機中に油圧ポンプの流量を低減する事によってエンジン負荷の低減を実現させています。作業再開時はレバーを一捻りすれば、油圧ポンプもフルパワー。エンジンを停止させないので、作業再開までの切り替えが早いんです。

株式会社加藤製作所が採用しているNETISとは

民間企業によって開発された技術を公共工事に活用するために国土交通省が整備した新技術情報提供システムです。新技術はNETISに登録されることによって公開・共有化されます。NETISは様々なメリットがあり、今後加藤製作所以外の企業でも広く用いられると見込まれています。

加藤製作所のクレーンに応用されているNETIS登録技術

加藤製作所のクレーンにはEJEBが搭載されています。加藤製作所のクレーンにはEJIBが搭載されていることにより、省スペース化や時間短縮、作業の省力化もできます。公共事業において、EJIB搭載クレーンを活用することを提案すれば、落札が有利になります。

加藤製作所のEJIB付きクレーンでは車外作業時間が減り、オペレーター移動距離や昇降量も75%低減されます。また、加藤製作所のこのクレーンは環境にも優しいんです。CO2の排出量は一般的なクレーンに比べて66%も低減する事ができます。

日本の小さな国土において、工事の省スペース化は大きな課題です。加藤製作所のこのクレーンは省スペースにも大きなメリットがあるので、多くの工事施工者に利用されています。装着作業スペースは加藤製作所のEJIBによって縮小されます。

株式会社加藤製作所はエコシップ・モーダルシフト優良事業者

加藤製作所は国土交通省海事局エコシップ・モーダルシフト事業実行委員会より優良事業者としての表彰を受けました。このエコシップマークは環境に優しい海上貨物輸送を行っている企業に与えられます。加藤製作所は環境に優しい企業として国家から認められています。

株式会社加藤製作所の基礎機械

基礎機械は地面を掘削する作業機械ですが、加藤製作所のKE-1500Ⅲは最大掘削深さが43m、施工最大径が1.5m、機体重量が23tとなっています。加藤製作所の基礎機械はコンパクトなボディに機能を満載しており、小型なのに、大型並みの威力を発揮します。加藤製作所の基礎機械は強力な推力で、新設計のロータリ装置を採用しており、反力を抑えているので、推力が強力なんです。

汚泥や粉体の吸引に用いられる株式会社加藤製作所のバキュームカー

加藤製作所のバキュームカーはコンパクトな割に非常に大容量です。素材に高張力アルミを使用しているので、軽量でコンパクトなんです。それだけでなく、メンテナンスが容易で、ブロワの清掃は水洗いのみでOKです。操作が簡単だというのも加藤製作所のバキュームカーのポイントです。

重機のトップメーカー 株式会社加藤製作所

加藤製作所の生み出す重機はオペレーターのことを考えた設計になっており、工事施工者の負担も軽減することが出来ます。騒音やCO2などの環境についても影響をしっかり考えて設計されているので、とってもエコな重機なんです。これからも環境と人に優しい重機を製作していってほしいですね。