DMG森精機株式会社の企業概要

社名DMG森精機株式会社
本社所在地〒450-0002 名古屋市中村区名駅2丁目35番16号
設立年月日1948年10月26日
代表取締役社長森 雅彦
株式公開東京証券取引所市場第一部上場
資本金511億円
事業内容工作機械(マシニングセンタ、数値制御装置付旋盤及びその他の製品)の製造、販売

DMG森精機株式会社の沿革

事業沿革
1948年 奈良県大和郡山市において、繊維機械の製造・販売開始
1958年 繊維機械を中止し、工作機械(高速精密旋盤)の製造・販売開始
1970年 伊賀工場(現伊賀事業所)伊賀工場建設・操業開始
1982年 MORI SEIKI GmbH 設立
1983年 MORI SEIKI U.S.A., INC.設立<現DMG MORI U.S.A., INC.>
伊賀第1工場本格稼働開始
1987年 奈良工場(現奈良事業所)
奈良第一工場奈良本社事務所完成
奈良工場本格稼働開始
1992年 伊賀第2工場稼働開始
1997年 伊賀第2工場精密棟操業開始
1999年 名古屋ビル(現名古屋本社)名古屋ビル完成(現名古屋本社)
ISO9001認証取得
2000年 デジタル工学研究所(DTL)設立
2001年 ISO14001 認証取得
MORI SEIKI SHANGHAI CO., LTD. 設立
(株)太陽工機を子会社化
2002年 24時間365日サービスサポート開始
旧日立精機の事業を継承
森精機グループの企業として営業開始
OHSAS18001認証取得
2003年 千葉事業所千葉事業所操業開始
2004年 人材開発センタ<現DMG森精機アカデミー>設立
名古屋へ本社機能移転
2005年 伊賀事業所に熱処理工場を建設
2006年 伊賀事業所に鋳物工場を建設
2007年 DIXI machines(株)秋篠金型研究所設立<現DMG森精機金型研究所(株)>
DIXI machines子会社化
2008年 TOBLER S.A.S.TOBLER S.A.S.子会社化
2009年 東京支社開設
DMGと資本および業務提携
2010年 マグネスケールソニーマニュファクチュアリングシステムズ社の計測機器事業を譲受、(株)マグネスケールとして子会社化
2011年 (株)森精機セールスアンドサービスを設立<現DMG森精機セールスアンドサービス(株)>
2012年 伊賀事業所にベッド・コラム精密加工工場を建設
風力発電装置・蓄電池を導入
北米工場(カリフォルニア・デービス市)を建設
2013年 天津工場(中国、天津)を建設
社名をDMG森精機株式会社に 変更
製品沿革
1960年 MH-1500高速精密旋盤の輸出開始
1968年 数値制御装置付旋盤の製造・販売開始
1976年 NCPL-300NC旋盤の日本のシェア業界第1位
1977年 SL-2SL-2開発
1981年 MV-40立形マシニングセンタの製造・販売開始
1983年 MH-40横形マシニングセンタの製造・販売開始
1994年 SH-50SH-50開発
2000年 SH junior
MT2500SZSH junior開発
MTシリーズのラインアップ拡充
CAPS‐NET運用開始
2003年 重心駆動開発
ダイレクト・ドライブ方式モータ開発
NV4000 DCG、NH4000 DCG開発
ハイデンハイン社製CNC搭載機、欧州市場投入
2004年 NL2000ビルトインモータ・タレット搭載NLシリーズ開発
2005年 NVD1500 DCGNVD1500 DCG開発
NTシリーズ開発
2006年 NMV5000 DCGNMH6300 DCG開発
NMV5000 DCG開発
2007年 NZ2000 T3Y3NZシリーズ開発
2009年 統一操作盤MAPPSを全面リニューアル、MAPPS Ⅳとして新機種より搭載開始
2010年 新シリーズ「X class」NLX、NVX、NHX、NTXシリーズ開発
2011年 NTX2000NTX2000を開発
NZXシリーズを開発
MILLTAP700をDMGと共同開発
2012年 NVX5080 IINVX5000 IIシリーズを開発
NHX5500を開発
2013年 CELOSNHC 4000、NHC 5000を開発
新開発オペレーティングシステム“CELOS”を世界初公開
2014年 NHX 4000 2nd Generation
NTX 1000 2nd Generation i 50を開発
NHX 4000 2nd Generationを開発
NHX 5000 2nd Generationを開発
NTX 1000 2nd Generationを開発
NZX 4000を開発
2015年NRX 2000   
G 100 480 NRX 2000を開発
A 150シリーズを開発
G 100シリーズを開発
ecoMill Vシリーズを開発
NLX 6000 2000を開発
DMG MORI AG 沿革
1870年 機械工Friedrich GildemeisterがBielefeldにて創業
1906年 Wilhelm Bergが最高経営責任者に
この頃から、工作機械の量産を開始
1910年 主力製品として、タレット旋盤、多軸自動旋盤、フライス盤、立形および横形フライス盤に集中
1928年 多軸自動旋盤(POX)を発表
1950年 ハノーバー見本市で、旋盤RV50を発表
1961年 現在のゼンネシュタット地区に新工場を建設、操業開始(1965年)
1975年 EMOショーで、同社初のNC制御タイプの旋盤(NEF)を発表
1995年 DECKEL MAHO AGを買収し、フライス・ドリル製造の事業を軌道に乗せる
※DECKELとMAHOは1993年に統合
1998年 売上高が初めて10億マルクを突破(当時の平均レート 1マルク=70円)
1999年 LCTec GmbH(現SAUER)の買収によって、レーザ技術分野に参入
2000年 かつての子会社ギルデマイスターイタリアが傘下に復帰
2001年 SAUER GmbH & Co.KG社への出資により、超音波加工の分野へ参入
2002年 Seebachの新工場がドイツにて最高の工場であるTM-Industrial Excellence Award 2002で優勝
2003年 日本ディエムジー(株)が横浜にテクノロジーセンタを開設
アジアで初の生産工場を上海に設立
2005年 DMGアジアスペアパーツセンタを設立
a+f GmbHとSunCarrierで、太陽光技術でも成功を収める
2008年 新しいデザインを採用
2009年 3月 DMG森精機と協業開始
2010年 大容量電池CellCubeで、将来性の高いエネルギー貯蔵市場へ参入
2011年 HSCセンタを開設
2012年 Bielefeldにエナジーソリューションパークを設置
Seebachの工場を増設
2013年 社名をDMG MORI SEIKI AKTIENGESELLSCHAFTに変更
2015年 社名をDMG MORI AKTIENGESELLSCHAFTに変更
DMG MORI沿革
2009年 3月 DMGと森精機の業務提携体制開始
4月 森精機がDMGの株式を5%取得
7月 タイ、インドネシア、台湾、トルコにて共同で販売、サービスを開始
10月 日本にて共同販売、サービスを開始
11月 韓国にて共同販売、サービスを開始
森精機の社長森雅彦がDMGの監査役に、DMGのカピッツァ会長が森精機の専務執行役員に就任
共同でMG Finance GmbH<現DMG MORI Finance GmbH>を設立
2010年 3月 オーストラリアにて共同販売、サービスを開始
4月 米国、インドにて共同販売、サービスを開始
7月 シンガポール、マレーシア、ベトナム、フィリピンにて共同販売、サービスを開始
9月/10月 IMTS・JIMTOFにて共同ブースで出展
2011年 1月 アフリカにて共同販売、サービスを開始
4月 メキシコにて共同販売、サービスを開始
森精機がDMGの株式を20.1%まで追加取得
8月 DMGが森精機の株式を5.1%まで追加取得
9月 ドイツにて共同販売、サービスを開始
2012年 1月 スイスにDMG MORI SEIKI Europe AGを設立。欧州全域で共同販売、サービスを開始
2013年 8月 ジョイントコミッティー発足
9月 森精機がDMGの株式を24.9%まで追加取得
DMGが森精機の株式を9.6%まで追加取得
EMO Hannover 2013にてCELOS世界初公開
10月 社名統一
2014年 1月 中国にて共同販売、サービスを開始
3月 ポルシェチームとパートナーシップを締結
4月 ブラジルにて共同販売、サービスを開始
7月 東京グローバルヘッドクォータ稼動
12月 チューリッヒグローバルヘッドクォータ稼働
2015年 1月 国際会計基準(IFRS)の任意適用を発表
4月 DMG森精機ワシノ株式会社を設立
5月 DMG株式を52.54%まで追加取得
連結企業として一体経営を開始
7月 伊賀グローバルソリューションセンタを全面リニューアルし、世界最大のショールーム誕生
9月 ウリヤノフスク工場(ロシア)稼働
2016年 1月 奈良事業所にシステムソリューション工場を設立
4月 DMG MORI AG株式を76.03%まで追加取得
以上、公式サイトより引用

DMG森精機株式会社の事業ビジョン

DMG森精機は最善のサービスとコストにより旋盤、マシニングセンタ、研削盤のグローバルワンを目指すというのがビジョンです。精度が良く、壊れない、頑丈なマシンが最善のものと考え、良い工作機械をDMG森精機は世に送り出します。

DMG森精機株式会社の未来へのVision

工作機械のトップメーカーであるDMG森精機は未来を切り開くために最先端技術を強化する必要があります。またIT時代であることも踏まえてDMG森精機なりの新しい顧客価値を想像する必要もあります。ITとDMG森精機の技術とが融合した新しい技術革新もこの顧客価値に含まれます。

また、より早く、より知的で経済的な商品を開発するのもDMG森精機のビジョンの一つです。移り変わりが激しい社会にあって、すぐさま行動に移すことは企業力とも言えるでしょう。このようにしてDMG森精機はユーザーに合わせた最適なサービスとソリューションを提案します。

DMG森精機株式会社の経営理念

DMG森精機は志の高い企業で、幾つもの目標、理念を持っています。最新、最高の開発技術、正確、緻密な生産技術、的確、迅速な販売サービスで効率性の向上を図ることを目指しています。

それだけでなく、DMG森精機は良い社風を作り上げることにも努力しています。チームワークを重視して、真面目で情熱的な雰囲気を奨励します。そして陽気で活気のある職場づくりを目指し、働く人にとって心地よい環境を作り出します。

現在の事だけでなく、未来のことにも目を向けるDMG森精機。将来の研究開発のために、安定したサービスを提供しようと努力しています。また、継続的な社員教育を行い、安全な労働環境を維持しようとしています。

DMG森精機株式会社の事業ポートフォリオ

DMG森精機は切削加工機械の総合メーカーとして多くの工業を支えてきました。DMG森精機は常に変革を続け、チャレンジをし続けてきた歴史を持っています。

鉄鋼業が盛んになった戦後から現代に至るまで、鉄加工は人類にとって大きな試みの一つとなってきました。DMG森精機は様々な鉄加工機械のラインナップを展開することによって、様々な業界にソリューションを提案してきました。

DMG森精機では世界最大の製品ラインナップを誇っており、5軸の複合加工機やレーザー加工機、ターニングセンターやマシニングセンタ、超音波加工機などを提供しています。

DMG森精機株式会社の事業案内、サービス紹介

DMG森精機株式会社のソリューション

DMG森精機の展開するソリューションはメーカーの生産性を向上する物となっています。DMG森精機のソリューションには、機械に統合された自動化システムやフレキシブルなプロダクションセル、標準自動化システムなどが含まれます。

伊賀にあるDMG森精機株式会社のソリューションセンタ

DMG森精機のソリューションセンタでは清潔感あふれるスペースに様々な工作機械を備え、ユーザーとともに課題解決に取り組みます。2014年にオープンした世界最大の伊賀グローバルソリューションセンタではDMG森精機がアメリカやヨーロッパで開発した最新鋭の工作機械を見ることができます。ドイツ語、中国語、英語などに通じたプロフェッショナルインストラクターがサポートしてくれます。

生産性を向上させるDMG森精機株式会社のCELOSアプリ

高性能なオペレーションシステムCELOSはDMG森精機が得意とするアプリケーションで、直感的な操作によって、機械データを一貫して管理することができます。DMG森精機のこのアプリで、データを見える化することによって、効率よく柔軟性のある生産を実現する事ができます。

DMG森精機株式会社の研究開発

研究開発にも熱心に取り組むDMG森精機はグローバルに研究を行っています。DMG森精機の社員は言語、国籍、性別、専門分野の異なるプロフェッショナル集団です。これら考え方や切り口の異なるDMG森精機の社員たちがそれぞれ意見を出し合い、開発に取り組む事によって、これまでにも多くの技術を生み出してきたんです。

時代の進化に沿って進み続けるDMG森精機株式会社

DMG森精機は技術革新に重きを置く工作機械のトップメーカーです。自動車、飛行機を始めとする私達の身の回りの機械の将来はDMG森精機の工作機械にかかっていると言っても過言ではありません。これからもDMG森精機の5軸加工機やレーザー加工機、自動化システムなどの技術がどんどん進化していくはずです。DMG森精機には引き続きこの分野で世界をリードする企業であってほしいですね。