ミツミ電機株式会社の企業概要

社名ミツミ電機株式会社
本社所在地〒206-8567 東京都多摩市鶴牧2-11-2
設立年月日1954年1月
代表取締役社長森部 茂
株式公開東証1部
資本金398億9025万794円
事業内容電気機械器具の製造および販売 計測機械器具、光学機械器具、医療衛生機械器具および電子工業応用製品の 製造および販売 金属工業製品及び金属材料の製造および販売 窯業製品の製造および販売

ミツミ電機株式会社の沿革

1950
1954年(S.29) 1月
東京都大田区雪ヶ谷に三美電機製作所を創立。
1955年 3月 当社発展の礎となったポリバリコン完成。
1956年 3月 東京都品川区大崎本町に本社および工場を移転。
1957年 10月 超小型コイルを発表。
1958年 3月 東京都狛江市に新社屋を建設し、移転。超小型コイルの量産も開始。
1959年 9月 東京都調布市国領町に、ポリバリコン専門工場を建設。
11月 社名をミツミ電機に改めた。(旧名は三美)
1960
1960年(S.35) 3月
資本金1億円となる。
7月 東京都調布市国領町に、コイル専門工場を建設。
9月 資本金2億円に増資。東京店頭市場に株式を公開。
1961年 3月 米国ニューヨーク市に駐在員事務所を設置。
6月 資本金4億円に増資。
10月 株式を第二部市場へ上場。
11月 マイクロモータを発表。
1962年 9月 トランジスタFMチューナを発表。
1963年 7月 トランジスタVHF TVチューナを発表。
1964年 8月 トランジスタUHF TVチューナを発表。
9月 販売会社として香港に美上美有限公司を設立。
1965年(S.40) 4月 西独デュッセルドルフに欧州出張所を開設。
12月 開発本部厚木研究所開設。(現開発本部の前身)
1986年 2月 ’86ミツミパーツショー開催。(第5回)
6月 香港支店開設。
7月 シンガポール支店開設。
8月 米国カリフォルニア州サンタクララにミツミテクノロジー株式会社を設立。神奈川県津久井郡に津久井寮が竣工。
10月 ミツミテクノロジーマレーシア株式会社を設立。
12月 ミツミTRWがミツミニューテク株式会社に社名変更。スイスで7千万フランのワラント債を発行。
1987年 6月 大韓民国鎮海市に鎮海三美株式会社を設立。
10月 英国・北東イングランド地方、ジャロー・ビード工業団地にミツミUKを設立。
1988年 2月 ’88ミツミパーツショー開催。(第6回)
8月 小型・高信頼性DATデータストリーマを発表。
9月 エクセルICを使用した受光モジュールを発表。
1996年 2月 「’96 MITSUMI SHOW」(第10回)を開催。128MB FDD、6倍速/8倍速CD-ROM、ワイヤレスマウスなど268点の新製品を展示。第51期の決算期を平成8年2月1日から平成8年9月31日の8ヵ月の変則決算とする。
4月 4月25日、副社長「森部一夫」が社長に昇格。
7月 開発本部内にCDR事業部を設置。
9月 東京証券取引所より「5年連続増配企業」として選ばれる。ホームページ「MITSUMI Take Off !」を開設。
130MBの高容量FDD「UHC(ウルトラ・ハイ・キャパシティ)」を発表。
A4シートフィードカラースキャナ「S226」、12倍速CD-ROMドライブ「CRMC-FX120」を開発、発表。
10月 第52期の決算期を平成8年10月1日から平成9年3月31日の6ヵ月の変則決算とする。
米国ワシントン州にシアトル事務所を開設。
11月 CD-R市場に本格的に参入することを発表。
12月 資本金が76億9,992万円になる。
1997年 1月 ミツミ ニューテク(株)が財団法人 日本電気用品試験所(JET)より国際環境規格「ISO-14001」の認証を取得。
エムエス エレクトロニクス(マレーシア)が社名変更。新会社名ミツミ セガマット(マレーシア)。
低消費電流のローパワーマウス「ECM-S39シリーズ」を発表。
2月 最大16倍速でデータを読み出せるCD-ROMドライブ「CRMC-FX160」を発表。
4月 第53期より決算期を毎年2月1日~1月31日を毎年4月1日~3月31日に変更。
11月 厚木事業所が(財)電気安全環境研究所(JET 旧名:日本電気用品試験所)より国際環境規格「ISO-14001」の認証を取得。
12月 資本金が108億9,333万円になる。
1998年 1月 無線LAN用RFユニット「DRT-J001」、CD-ROMドライブ用ピックアップ「PXR-532G」を開発、発表。
本社、調布事業所が(財)電気安全環境研究所(JET)より国際環境規格ISO-14001の認証を取得。
国内生産拠点(8カ所)でISO14001認証取得完了。
2月 “未来へ。夢ふくらむミツミテクノロジー。”をテーマに「’98 MITSUMI SHOW」(第11回)を開催。
光ピックアップ、HDD用ヘッド、DVD-ROM、DVD-S、D-GPS、USBワイヤレスシステム、次世代インタフェースコネクタなど参考出品も含め230点の新製品を展示した。FDD累計生産台数1億台、達成。
3月 IRワイヤレスクイックスクロールマウス「ECM-W51シリーズ」を開発、発表。
4月 TCXO「MTシリーズ」を開発。水晶発振器市場に参入。
6月 フィリップス(本社:オランダ フィリップス・エレクトロニクスNV)と光学ストレージ分野において開発、製造、販売面で協同することに合意。
7月 創業メンバーの一人で前社長の原口相談役が逝去。享年72歳。
8月 半導体事業部、CMOSプロセスを導入。
Slot1規格準拠CPU用カードエッジコネクタ「CEM-D03」を開発、発表。
10月 4倍速書き込み/8倍速読み込みのCD-Rドライブを開発、発表。
バーチャルサラウンドプロセッサ「MM1454」を開発、発表。
11月 MRC対応APSカメラ用ヘッド「CM-8811」を開発、発表。
12月 USB対応クイックスクロールマウス「ECM-S5003」、24倍速対応薄型CD-ROMドライブ用光ピックアップ「PXR-724U」を開発、発表。
1999年 2月 国内外4事業所(国内関係会社1社、海外関係会社3社)でQS-9000の認証を取得。
6月 米国AT&T社のケーブル電話システム事業に参加。MD用磁界変調ヘッド「RM-21E-A」、ミニノートマウス「ECM-S5203/-S5403」、DSSS方式送・受信機「WMF-T30/WMF-R30」を開発、発表。
7月 「山形ミツミ」と「ミツミニュートロニクス」が対等合併。社名は「山形ミツミ」。これにともない、「三社事業本部」も「PMC事業本部」に名称変更した。
CMOSリセットIC「PST31xx~PST34xxシリーズ」を開発、発表。
CMOSレギュレータIC「MM3001/MM3004シリーズ」を開発、発表。
8月 国内外12生産拠点で米国自動車業界規格QS9000認証証書を取得。
次世代記録メディア・メモリースティック用コネクタ「CIM-D74」を開発、発表。
9月 9月17日、専務取締役営業本部長「森部 日出雄」が急逝。享年61歳。
ヒューレット・パッカード社殿向けDATメカが、500万台出荷を達成。(8年4ヶ月)
12月 USB Compliance Workshopのテストにフロッピーディスクドライブ「D353GU」が合格。TIDを取得。
2000
2000年(H.12) 1月
ETC車載器用各種コネクタを開発、発表。
2月 DVDビデオプレーヤ用光ピックアップ「PVR-202S」を開発、発表。
11Mbps高速無線LAN「NetStar11」を開発、発表。
光センサを使用したソリッドステートマウス「ECM-S6003」を開発、発表。
“確かな未来への鼓動、ミツミテクノロジー”をテーマに「MITSUMI SHOW 2000」(第12回)を開催。
出展総数は約500点。参考出品を含む新製品は300点に達した。
3月 USBリモコン「URC2401X」を開発、発表。
4月 ミツミ電機が日経平均株価225銘柄に選定される。
5月 DVDビデオプレーヤ用(CD-R/RW対応)光ピックアップ「PVR-202T」を開発、発表。
6月 メモリースティック対応マウス「ECM-S5005」を開発、発表。
9月 Philips Semiconductors社と半導体の「製造業務と再販売」に関する契約を締結。
12月 厚木事業所内に半導体第3工場を建設、竣工。
2001年 1月 カードタイプリモコン「REA-34シリーズ」を開発、発表。
量産規格準拠のClass2対応Bluetooth®モジュール ロゴ認証を取得。
5月 省エネ電源用2次側制御IC「MM1529」を開発、発表。
6月 CD-R/RWドライブ「CR-4808TE」を開発、量産。
9月 9月10日、本社新社屋地鎮祭が行われた。
11月 Bluetooth®USBアダプタ「WIF-0402C」を開発、本格量産。
XMラジオ用受信アンテナ「XMAシリーズ」を開発。
12月 Bluetooth®モジュール(Class 1)「WML-C07」の認証取得を完了。(11月)
2009年 4月 低飽和・高リップルリジェクション200mAレギュレータIC「MM3404」を開発、発表。
5月 中国向け地上波デジタル放送用テレビチューナ「DVT15-C02T」を開発、発表。
6月 高寿命タクティールスイッチ「SONシリーズ」を開発、発表。
7月 GPSチップアンテナ「ANT-JK1」を開発、発表。
エリーパワー株式会社が実施する第三者割当増資の普通株式117万9,000株のうち、29万4,000株の引受を実施。
9月 1直リチウムイオン電池保護用IC「MM3438」を開発、発表。
10月 既に量産を開始している、遅延回路内蔵リセットIC「PST87/88xxシリーズ」の生産数量を9月より1.5倍の1,500万個/月に引き上げ。
2010
2013年 1月
Greenvity Communications INC. (米国カルフォルニア州)と 電気自動車、プラグインハイブリッド車、バッテリー充電システム、スマートエネルギーマネジメントシステム用のモジュールおよび システムを共同開発し、業務提携に合意。
3月 リチウムイオン/リチウムポリマ2次電池1セル用保護IC 「MM3645xxxVRE」と電池監視IC(電流積算タイプ)「MM8013xxxRRE」を開発、発表。
5月 メキシコのサン・ルイス・ポトシ州に、ミツミオートモーティブメキシコを設立。
6月 WiMAXモジュール「MWM-W561」を開発、発表。
9月 リチウムイオン/リチウムポリマ2次電池3~5セル用保護IC 「MM3575xxxWBE」を開発、発表。
サーマルシャットダウン/温度センサ内蔵300mA低飽和タイプレギュレータIC「MM3608/MM3615」を開発、発表。
リチウムイオン/リチウムポリマ2次電池1セル用保護IC「MM3721シリーズ」を開発、発表。
10月 SDメモリーカード規格UHS-Ⅰに準拠したSDメモリーカード用 コネクタ「CIM-K10R」を開発、発表。
2014年 2月 株式会社日立超LSIシステムズからのリチウムイオン電池関連ICおよびミックスドシグナルLSIの一部製品に係る事業の譲渡を発表。
標準仕様の車載用インタフェース接続ユニット「CMI-BD001」を開発、発表。
6月 車載用としてハイスピードデータ転送が可能なHSD(High Speed Data)コネクタシリーズ(ノーマルハイトタイプ、ローハイトタイプ、取付方向垂直タイプ、取付方向水平タイプなど) を開発、発表。
車載用FAKRA規格に準拠したレセプタクル同軸コネクタを開発、発表。
7月 低消費電流タイプで高効率なDC/DCコンバータIC 「MM3472」を開発、発表。
9月 リチウムイオン/リチウムポリマ2次電池1セル用保護IC「MM3722シリーズ」、3~4セル用2次保護IC「MM3625シリーズ」、3セル用保護IC「MM3783シリーズ」を開発、発表。
業界最小サイズのタクティールスイッチ「STI-055A16XX」を開発、発表。
低電流検出機能付きリチウムイオン/リチウムポリマ2次電池1セル用保護IC「MM3724シリーズ」を開発、発表。
メキシコに製造子会社Mitsumi Automotive de Mexico, S.A. de C.V. を設立。9月より本格稼働を開始。
10月 リチウムイオン2次電池用FET内蔵保護IC「MC3001」を 開発、発表。
2015年(H.27) 3月 リチウムイオン/リチウムポリマ2次電池1セル用保護IC 「ME01シリーズ」を開発、発表。
4月 小型化、材料費削減による低価格タイプのSDカードコネクタ「CIM-K09RS」を開発、発表。
8月 AC-DC電源用2次側同期整流制御IC「MM3667AFFE」を開発、発表。
2022年満期ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債(200億円)を発行。
平成27年7月17日以降から平成27年8月7日までに6,240,300株(4,999,963,300円)の自己株式を取得。
9月 リチウムイオン/リチウムポリマ二次電池3~5セル用保護IC「MM3684シリーズ」を開発、発表。
USACARコネクタ「CAM-K78A/V、CAM-K81、IAM-K80C/P」を開発、発表。
GPS/GLONASS対応アンテナ「GPA-CS200」を開発、発表。
10月 リチウムイオン/リチウムポリマ二次電池用メモリ内蔵保護IC「MJ3401」を開発、発表。
高度気圧センサ「MMR933XA」を開発、発表。
12月 ミネベア株式会社との経営統合に関する基本合意書を締結。
2016年(H.28) 3月 ラッチアップ解除機能付きLDO「MM1897」を開発、発表。
ミネベア株式会社と経営統合に関する経営統合契約および株式交換契約を締結。
以上、公式サイトより引用

ミツミ電機株式会社の事業ビジョン

移り変わる市場ニーズ。ミツミ電機は新製品開発の強化を行うことによって新時代の変化に柔軟に対応することができるように取り組んでいます。また、生産体制や販売サービス網の拡充もミツミ電機が行っていることの1つです。これらの事を通して、現在、未来のエレクトロニクスの分野に大きく貢献する事がミツミ電機のビジョンです。

ミツミ電機株式会社の経営理念

ミツミ電機は市場ニーズに合った電子部品の開発をテーマにして経営をする企業です。総合電子部品メーカーとして、ニーズをいち早くキャッチ。ユーザーが真に納得のいく商品をつくることがミツミ電機の経営理念です。

ミツミ電機株式会社の事業ポートフォリオ

ミツミ電機がこれまでに生み出してきた商品は数多く、IC、コンポーネント、電源、高周波、IP関連機器の分野でラインナップを揃えています。

国内各所に拠点を持つミツミ電機株式会社

ミツミ電機は東京多摩市に本社を持っていますが、事務所を全国各所に構えています。厚木、山形、秋田、北海道の千歳、九州の福岡にそれぞれミツミ電機の事業所があります。

中国・東南アジアを中心としたミツミ電機株式会社の事業所

ミツミ電機は中国に4つの事業所を持っています。ミツミ電機は中国の南部、北部、中部にそれぞれ拠点があり、どの事業所も大型で、市場のニーズに素早く応えることができるんですよ。ミツミ電機は他にも台湾、タイ、マレーシア、メキシコ、フィリピンに支社を持っています。

サービス体制が万全なミツミ電機株式会社

ミツミ電機はサービス第一の企業です。国内には関西、京都、洲本、広島にも事務所があります。ミツミ電機の事業所は以上ですが、全世界に営業、サポート拠点を持っているんですよ。国外なら北米に事業所があります。ヨーロッパではドイツとフランスにミツミ電機のオフィスがあります。

ミツミ電機株式会社の事業案内、サービス紹介

ミツミ電機株式会社のカーオーディオ用デバイス

ミツミ電機の製品はカーオーディオにも用いられています。電源ICやリセットIC、アンテナ、ラジオチューナー、無線モジュールなどがその一部です。

また、現代もはや当たり前となっているカーナビゲーションにもミツミ電機の製品が用いられています。ナビゲーションコントローラーやチューナ、マイコンシステムコントローラや通信モジュールなど、細かい要求をクリアしなければならないパーツもミツミ電機が作っているんですよ。

ミツミ電機株式会社の新製品

ミツミ電機は定期的に新製品を発表しています。小型サイズのブルートゥースHCIモジュールはブルートゥース4.1に対応しており、アンテナ内蔵型。さらにミツミ電機のこの製品は高温度範囲に対応しているため、マイナス40度から85度までの温度に耐えることができるんです。車載のハンズフリー、データ通信向けの製品が多くなっている昨今、ミツミ電機のこの製品はさらなる需要が見込めます。

ミツミ電機株式会社のハイクオリティーなコネクタ

ミツミ電機は高品質コネクタをつくる企業としても知られています。独自の電子技術をフル活用して高い信号伝達精度を出せるミツミ電機のコネクタ。ミツミ電機のコネクタはセブ島、中国、日本を含む4箇所にて作られています。ミツミ電機のこれらの工場は常に安定した供給ができており、世界各国へ輸出されているんですよ。コネクタはミツミ電機が誇る製品の1つです。

運転支援システムの分野で大きく社会に貢献するミツミ電機株式会社

ミツミ電機はわたしたちが日々使用する車に使われている製品を多く生産しています。ミツミ電機は運転を支援するデバイスやパーツを生産することによって、更に快適、安全に運転ができるように開発を行っているんです。他にもヘルスケアの分野、エコロジーの分野でもミツミ電機の製品は社会に貢献しています。ミツミ電機にはこれからも人類の未来を考える企業であってほしいですね。