株式会社京葉銀行の概要と沿革
まず、京葉銀行の基本情報は以下の通りです。
【京葉銀行の概要】
社名 | 株式会社京葉銀行(The Keiyo Bank,Ltd.) |
---|---|
本社所在地 | 千葉県千葉市中央区富士見1-11-11 |
設立年月日 | 1943年(昭和18年)3月31日 |
代表取締役頭取 | 熊谷 俊行 |
株式公開 | 東証一部上場(証券コード:8544) |
資本金 | 497億円 |
事業内容 | 銀行業 |
京葉銀行は千葉県千葉市に本社を置く会社であり、第二地方銀行に所属している銀行です。その第二銀行の中で京葉銀行は、2番目の規模を誇っています。創設は1943年に「千葉合同無尽株式会社」として誕生し、その歴史をスタートさせます。現在では東証一部へ上場しており、地域に特化したサービスを展開しています。
それでは京葉銀行の歴史を沿革で見ていきましょう。
【京葉銀行の沿革】
昭和18年3月 | 千葉合同無尽株式会社を設立(設立日3月31日) |
---|---|
昭和26年10月 | 商号を株式会社千葉相互銀行に変更 |
昭和40年5月 | 本店新設(千葉市富士見1丁目) |
昭和48年4月 | 東京証券取引所市場第2部に上場 |
昭和49年2月 | 東京証券取引所市場第1部に上場 |
昭和49年8月 | 外国為替業務開始
事務センター新設(千葉市幸町) |
昭和50年4月 | 第1期オンラインシステム稼働 |
昭和58年4月 | 国債等公共債の窓口販売業務開始 |
昭和60年11月 | 第2期総合オンラインシステム稼動 |
昭和61年6月 | 債券ディーリング業務開始 |
平成元年2月 | 普通銀行へ転換し、商号を株式会社京葉銀行に変更
コミュニケーションネームをα(アルファ)バンクとする |
平成5年5月 | 浜田頭取、第二地方銀行協会会長に就任 |
平成6年1月 | 信託代理店業務開始 |
平成8年10月 | 新研修所完成(千葉市稲毛区天台) |
平成10年1月 | 新総合オンラインシステム稼動 |
平成10年12月 | 投資信託の窓口販売業務開始 |
平成12年4月 | ATMによる外貨預金の取扱開始(千葉県内初) |
平成13年4月 | 保険商品の窓口販売業務開始 |
平成14年10月 | 個人年金保険の窓口販売業務開始 |
平成15年5月 | 綿貫頭取、第二地方銀行協会会長に就任 |
平成15年12月 | ATMによる個人向け国債の販売開始(全国初) |
平成17年6月 | 指静脈認証システム全自動貸金庫の導入開始 |
平成20年12月 | 資金量3兆円達成 |
平成21年5月 | 小島頭取、第二地方銀行協会会長に就任 |
平成23年3月 | 新営業店システム全店導入 |
平成24年3月 | 指静脈認証ICキャッシュカード店頭即時発行業務開始 |
平成25年3月 | 創立70周年 |
平成27年3月 | 京葉銀行「千葉みなと本部」竣工 |
平成27年4月 | 第17次中期経営計画「α ACTION PLAN 2018」策定 |
京葉銀行は近年、ATMによる外貨預金の取扱を千葉県内で初めて開始し、また、同じくATMで個人向け国債の販売を全国で初めて開始しています。京葉銀行ではITを戦略的に活用し、ユーザーが「いつでも、どこでも」便利に安心して利用できるようオムニチャンネル化を進めるなど、積極的に変革を取り入れ地域活性化に貢献している企業です。
株式会社京葉銀行の経営ビジョン
次に、京葉銀行の経営ビジョンをまとめていきます。
【目指す銀行像】
お客さまに信頼と利便性、高い満足度を提供する魅力のある、活力あふれる銀行京葉銀行HP:経営ビジョンより引用
【行動規範】
地域社会との関わり京葉銀行HP:経営ビジョンより引用
・金融機関としての高い公共的使命と社会的責任の重みを認識し、高い自己規律を確立します。
・事業活動を通じて地域経済社会の発展に寄与するとともに、地域銀行としての責務を認識し、積極的に社会貢献活動を行います。
・地域社会と共存共栄する営業活動を行うことは、強い信頼関係を構築することであり、これにより当行の発展も可能となります。
情報開示
・株主を始め広く社会とのコミュニケーションを図り、経営情報を積極的かつ公正に、適時適切に開示します。
働きがい
・ゆとりと豊かさを実現し、安全で働きがいのある職場を確保するために、互いの人格、個性を尊重し、規律、秩序を守ります。
営業活動
・公正、透明、かつ自由な競争を行い、お客様への一方的な押し付けや、不利益となる取引は行いません。
お客様ニーズへの対応
・お客様第一主義の精神を実践し、真にニーズにあった質の高い商品・サービスを開発・提供いたします。また、リスクのある商品等については、十分な説明を行います。
反社会的勢力の排除
・市民社会及び企業活動の安全や秩序に脅威を与える反社会的勢力及び団体とは断固として対決します。
京葉銀行は千葉県の人口減少・少子高齢化といった問題を打開するべく、現在、第17次中期経営計画として「α ACTION PLAN 2018」を平成27年度~平成29年度の期間において展開しています。地域金融機関としてサポートの役割を十分に発揮して、千葉県のマーケットをより魅力あるものにしていこうという計画です。この経営計画は京葉銀行の成長だけでなく、「千葉県と一緒に」という気持ちが全面にでており、地域活性化につながっているのだと思います。
株式会社京葉銀行の個人向け預金サービス
京葉銀行の個人向け預金サービスは以下の通りです。
◆普通預金京葉銀行HP:商品のご案内より引用
出し入れ自由で、自動受け取り・自動支払いができる便利な預金です。
◆貯蓄預金
お預入残高に応じた金利がつく預金です。
◆定期預金
・スーパー定期
1ヵ月から5年、目的に合わせて期間を選べます。ATMでお預け入れ・解約も可能!
・うれし定期
京葉銀行にて年金お受け取りで、金利が上乗せになる定期預金です。
・ジャンボ宝くじ付定期預金
スーパー定期3年ものに人気のジャンボ宝くじが付きました!
・退職者専用セカンドライフ応援プラン(定期預金プラン)
退職金受取後1年以内の方限定の、特別金利の3ヵ月ものスーパー定期です。
・株主優待定期預金
京葉銀行の株主さまに感謝を込めて、金利上乗せ定期をご用意しております。
◆大口定期預金
まとまった資金の運用先として最適です。
◆自由引出型定期
1ヵ月複利でおトク!長く預けるほど金利がステップアップします。
◆期日指定定期
1年複利だから、高利回りで運用可能。資金をより有利に、確実にふやしたいあなたへ。
◆おこづかい定期
ふやしながら使える定期預金です。
◆積立定期
・積蔵
自動継続型、エンドレス型、満期確定型。マネープランに合わせて選べる積立定期預金です。
・α Ready
女性のための通帳。アクティブなあなたを応援する積立定期預金です。
上記は個人向け預金サービスの一例ですが、京葉銀行では様々な法人向けサービスも展開しています。そのうちのひとつ、医療・介護分野サポートです。専門の担当者を配置し、取引先企業との連携で事業資金融資をはじめとして様々なニーズに応えています。開業支援、医業承継の支援、介護・福祉の経営に関するコンサルティング、専門家のご紹介、各種セミナー、相談会開催による専門的な情報の提供などのコンサルティングサービスを展開し、地域活性化につなげています。
千葉県をマルっと応援する銀行が株式会社京葉銀行!
京葉銀行は千葉県が抱える課題に加え、企業の経営課題も積極的に取り組み、地域への貢献を通じて、成長へとつなげることを全力で対応する銀行です。次世代への新システム導入も予定されており、未来を見据えての事業展開を積極的に取り組んでいます。京葉銀行は千葉県を代表する地方銀行として、これからも千葉県を元気にして欲しいですね!