株式会社ダイヘンの企業概要
社名 | 株式会社ダイヘン |
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本社所在地 | 大阪市淀川区田川2丁目1番11号 |
設立年月日 | 1919年12月1日 |
代表取締役社長 | 田尻 哲也 |
株式公開 | 東証一部 |
資本金 | 10,596百万円 |
事業内容 | 変圧器、パワーコンディショナ、溶接機、産業用ロボット、プラズマ発生用電源、クリーン搬送ロボット、ワイヤレス給電システム
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株式会社ダイヘンの沿革
1919年12月 | 大阪府中津町に大阪変圧器(株)を設立、柱上変圧器の専門多量生産を開始 |
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1930年07月 | 工場を現在地(大阪市淀川区)に移転 |
1934年03月 | 電気溶接機の生産開始 |
1946年08月 | 香川県に四国配電(現・四国電力(株))と合弁で四国変圧器(株)設立
(現・四変テック(株)) |
1951年06月 | 電力用ヒューズの生産・販売会社 大阪ヒューズ(株)設立
(ダイヘンヒューズ(株)) |
1953年11月 | 大阪証券取引所に株式上場 |
1959年10月 | 福岡県に九州電力(株)と合弁で九州変圧器(株)設立(現・(株)キューヘン) |
1960年09月 | 福岡証券取引所第一部に株式上場 |
1961年07月 | 大阪府摂津市に溶接機工場新設(摂津事業所) |
1961年10月 | 東京証券取引所第一部に株式上場 |
1965年05月 | (株)関電兼平製作所と合併(現・兼平工場) |
1967年12月 | 北海道千歳市に柱上変圧器工場新設 |
1970年10月 | 溶接機第二の生産拠点として鳥取ダイヘン(株)設立
(現・ダイヘン産業機器(株)) |
1973年11月 | 三重工場新設、超高圧・大容量変圧器の生産開始 |
1974年12月 | スタッド溶接専門会社 ダイヘンスタッド(株)設立 |
1979年03月 | 米国に溶接機器の販売会社OTCアメリカ設立(現・DAIHEN, Inc.) |
1980年05月 | アーク溶接用ロボット販売開始 |
1981年~2000年
1983年10月 | ドイツに溶接機器の販売会社OTCヨーロッパ設立
(現・OTC DAIHEN EUROPE GmbH) |
1984年08月 | ソフトウェア開発会社 大分ダイヘン(株)設立(現・ダイヘンテック(株)) |
1985年12月 | 大阪変圧器(株)から(株)ダイヘンに商号変更
経営理念「信頼と創造」を制定 |
1986年02月 | 半導体製造装置用高周波電源装置の生産開始 |
1987年11月 | デミング賞実施賞受賞 |
1989年04月 | タイに溶接機器の生産会社ダイヘンタイランド設立
(現・OTC DAIHEN Asia Co.,Ltd.) 半導体ウエハ搬送ロボット出荷開始 |
1989年08月 | タイ現地法人と合併で大形変圧器の生産・販売会社設立
(DAIHEN ELECTRIC CO.,LTD.) |
1996年05月 | 米国に半導体製造関連機器の販売会社設立
(DAIHEN Advanced Component,Inc.) |
1997年11月 | 電力機器の販売会社 ダイヘン電機システム(株)設立
中国での溶接機生産拠点として牡丹江OTC溶接機有限会社設立 |
1998年04月 | 台湾に溶接機器の販売会社 台湾OTC有限会社設立 |
1998年11月 | 老舗の溶接機メーカー大阪電気(株)を子会社化 |
2001年~
2001年08月 | 中国に溶接機器の販売会社 OTC機電(上海)有限会社設立 |
2002年05月 | 半導体機器事業の韓国拠点DAIHEN KOREA Co.,Ltd.設立 |
2002年09月 | 溶接機器の販売会社 ダイヘン溶接メカトロシステム(株)設立 |
2003年04月 | 業界に先駆けて太陽光発電用100kWパワーコンディショナを開発
中国青島に第二の溶接機生産拠点を設立(OTC機電(青島)有限会社) |
2006年10月 | 中国北京に電力機器の生産・販売会社設立
(ダイヘンOTC機電(北京)有限会社) |
2007年10月 | 神戸市六甲アイランドに溶接メカトロ事業の拠点六甲事業所新設
(摂津事業所は閉鎖) |
2009年12月 | 中国常熟にFPDの搬送ロボットの生産・販売サービス会社設立
(ダイヘン精密機械(常熟)有限会社) |
2010年11月 | MECS事業(ウエハ搬送ロボット事業)取得 |
2011年06月 | インドに溶接機器の販売会社を設立(OTC DAIHEN INDIA PVT. LTD.) |
2012年07月 | インドネシアに溶接機器の販売会社設立
(PT.OTC DAIHEN INDONESIA) |
2014年02月 | スロベニアの溶接機メーカーVarstroj社を子会社化
(DAIHEN VARSTROJ welding cutting and robotics d.d.) |
2015年07月 | 中国電機製造㈱の株式60%を取得し、中国電力㈱との共同経営を開始 |
2016年03月 | ワイヤレス給電システム販売開始 |
株式会社ダイヘンの事業ビジョン
創業者の小林愛三氏はフォードの生産方式を参考にして、変圧器の開発に取り掛かりました。当時としては画期的な生産方法だったゆえに、ダイヘンの事業は大きく成長し、大量生産が可能になりました。
ダイヘンは会社設立時に「品質優良 価格低廉 納期迅速」を掲げています。この考えは現在に至るまでダイヘンの精神として受け継がれているんです。
株式会社ダイヘンの経営理念
ダイヘンは溶接機やロボットなどの分野にも積極的にチャレンジしてきました。多分野で事業を展開することにより、1985年から新しいダイヘンの経営理念を掲げています。それは「信頼と創造」というもの。ユーザーからの信頼を得て、創造に励むことによりダイヘンはイノベーションを続けています。このように、ダイヘンは社会の発展に貢献しようと考えています。
株式会社ダイヘンの事業ポートフォリオ
ダイヘンの事業はわたしたちが住む街のあらゆるところで活躍しています。変圧器、配信用機器、クリーン搬送ロボット、プラズマ発生用電源や受変電設備、パワーコンディショナなどです。
また、日本のみならず世界で使用されているのが、ダイヘンの産業用ロボットです。世界の自動車工場や生産ラインでダイヘンの高精度なロボットは貢献しているんですよ。特に溶接は人の手でも行えるものの、極めて労力のかかる仕事です。ダイヘンのロボットなら自動化によって作業者の負担を大幅に低減することができるんです。
株式会社ダイヘンの事業案内、サービス紹介
ダイヘンの製品は大きく分けて4つのカテゴリに分かれています。電力機器と溶接機・切断機、プラズマ発生用電源、クリーン搬送ロボットです。
株式会社ダイヘンの電力機器
もともと変圧器から始まったダイヘンは現在でも満を持して小型、中型の変圧器を提供しています。特に、トップランナーモールド変圧器は難燃性で防災性に優れており、公共施設などにも多く利用されています。ダイヘンの変圧器は性能に優れているだけでなく、コンパクトでシンプルな設計なんですよ。
株式会社ダイヘンの代表的な高性能溶接機
ダイヘンの溶接機の中でも特に代表的なのがダイナオートです。ダイヘンのこの製品はマイコン・サイリスタ制御式で、ケーブル延長した時でも作業性が劣化しません。ダイヘンのダイナオートは高性能のマイコンを搭載しているので、安定した高品質溶接を行うことができます。
株式会社ダイヘンのクリーン搬送ロボット
ダイヘンのクリーン搬送ロボットも高品質で高い評価を得ているんですよ。ダイヘンはクリーン搬送ロボットの分野で20年もの実績を持っているんです。工場の幅広いニーズに応えるようダイヘンはこの分野でも努力しています。
海外拠点をもつ株式会社ダイヘン
ダイヘンは世界中にその技術力を響かせる企業です。現在、ダイヘンはアメリカ、韓国、中国に拠点を持っています。溶接は日本の工業を支えてきた機械加工法の一つ。これらもダイヘンには工業への貢献を続けてほしいですね。