青木あすなろ建設株式会社の概要と沿革
まず、青木あすなろ建設の基本情報は以下の通りです。
【青木あすなろ建設株式会社の概要】
社名 | 青木あすなろ建設株式会社 |
---|---|
本社所在地 | 東京都港区芝4丁目8番2号 |
設立年月日 | 1950年(昭和25年)9月25日 |
代表取締役社長 | 上野 康信 |
株式公開 | 東証一部上場(証券コード:1865) |
資本金 | 50億円 |
事業内容 | 土木建築工事の設計および監理ならびに施工請負/建設工事用機械および資材の販売および賃貸/道路工事、舗装工事、法面安定工事の設計、施工、監理、請負/建設コンサルタント業/土砂の採取および販売/岩石、鉱物等の試掘および採掘ならびにこれら岩石、鉱物等およびその加工品の販売/不動産の取引に関する事業/農林水産に関する事業/その他適法な一切の業務 |
1950年、青木あすなろ建設は前身にあたる小松建設工業として設立されました。
現在は東京都港区芝に本社を置いています。青木あすなろ建設の株式上場はというと、前身の小松建設株式会社として1973年に東証二部へ上場、その後1974年に東証一部へと指定替えされています。
では青木あすなろ建設の沿革を見ていきましょう。
【青木あすなろ建設の沿革】
2004/04 | 青木あすなろ建設発足 |
---|---|
2004/06 | 自己株式買付 |
2004/07 | ストックオプション制度導入(全社員対象) |
2004/12 | 東証「猶予期間」入り銘柄を解除 |
2005/02 | 配当の増配を決議 1株当りの配当を5円から13円に(内3円は合併記念配当)
東証の少数特定者持株数に係る基準への対応として210万株の株式の売出しを決議 |
2005/08 | 50万株の自己株式の取得を決議 |
2005/10 | 手形払いを廃止 |
2006/02 | 配当の増配を決議 1株当りの配当を10円から15円に |
2006/03 | A種株式約114万株を普通株式に転換、普通株式200万株を消却 |
2006/05 | 東興建設のM&A |
2006/08 | 株主優待制度を新設 |
2006/12 | 440万株の売出 株式の分布状況に係る猶予期間の解除 |
2007/02 | 名古屋建築支店開設 |
2007/04 | 子会社(大和工業)の解散及び清算を発表 横浜建築支店開設 |
2007/07 | 中村建設(愛知県)の社員受入及び工事の承継を発表 |
2008/09 | みらい建設工業、みらいジオテック及びテクノマリックスのM & A |
2009/10 | みらい建設工業がエムズを子会社化 |
2010/04 | 青木マリーンがテクノマリックスを吸収合併 |
2010/06 | 東興建設、みらいジオテック、大和ロックの3社が合併
青木あすなろ建設グループは6社体制に再編【青木あすなろ・青木マリーン・東興ジオテック・みらい建設工業・あすなろ道路・エムズ】 |
2011/06 | 新潟みらい建設設立 地方に特化した地域密着型企業による事業展開をはかる |
2011/01 | 東日本復興事業本部を新設 |
2012/03 | 本社、東京本店をTCGビル(東京都港区芝4丁目)に移転 |
2012/05 | 島田組の全株式を取得、子会社化 青木あすなろ建設グループは9社体制に再編【青木あすなろ・青木マリーン・東興ジオテック・みらい建設工業・あすなろ道路・エムズ・新潟みらい建設・島田組・アクセス】 |
2013/08 | 青木マリーンを完全子会社化 |
青木あすなろ建設の設立は、前身の「小松建設工業」が出来た1950年になります。その後、2002年に「あすなろ建設」へと社名を変更し、2003年に青木建設との合併をした事により、現在の青木あすなろ建設へと名を変え、心機一転することになります。そして現在に至るまでいくつかを子会社化し、2016年現在9社をグループ企業として事業展開しています。
青木あすなろ建設株式会社の経営理念
青木あすなろ建設の経営理念は以下の通りです。
【基本理念】
「改革」・「スピード」・「ベクトル」青木あすなろ建設HP:経営理念より引用
3つのキーワードを主軸に「変化への挑戦」を経営の方針として、企業目標達成のために邁進しています。
経営姿勢
皆さま方に「より高い満足感」を感じてもらえるような、ユニークなグッドカンパニーであり続けることを経営の目標としております。そして、経営目標達成のため、持てる力を駆使し社会から信頼されるとともにより収益性の高い企業を目指す一方、自然や社会との共生を計り、不正や不当な手段による利益の追求は勿論、浮利を追うなど利益第一主義に陥らないことを経営の基本姿勢としております。
戦略・ビジョン
・強固な財務基盤と確かな技術力を活かして
”自然と社会との共生”を経営姿勢にして、改革・スピード・ベクトルをキーワードに進化する企業、それが”青木あすなろ建設”です。 建設業が大きく変革期にあるこの時代を飛躍のチャンスと捉え、財務基盤の強固さとこれまで培ってきた技術力に加え、新技術や独自の技術を活かした得意分野への進出・拡大を積極的に進めてまいります。
・あらゆる建設ニーズにこたえる未来志向型集団に
2004年に合併し新会社としてスタートを切った後も法面保護工事業界大手の東興建設や海上土木に強いみらい建設工業を子会社に加えるなど建設分野の視野を広げ、あらゆる建設のニーズに対応できる企業集団を目指して歩み続けてまいります。
今日よりも明日、明日よりも未来を見つめた企業姿勢を、「技術・サービス・特徴」をベースに、社会的なニーズに応えられる会社として、人と環境の未来を常に志す集団として、よりハイクオリティで、ローコストな建設物を提供できるグッドカンパニーを目指します。
技術力・開発力
・確かな先進技術が豊かな自然を次代に引き継ぐ
人々の暮らしを支える社会基盤と住環境、それぞれにおいて快適(Comfortable)な建築・構造物を実現することができるのは、確かな先進技術(Technology)です。社会環境と自然の快適な融合という地球規模の課題に、真摯に取り組むことを企業理念としています。プロジェクトの企画から設計・管理・施工・メンテナンスに至るまで、当社は一貫したシステムで皆さまのご要望にお応えし、これからも豊かな社会を築いてまいります。
青木あすなろ建設の経営理念をご覧になっていかがでしたか?「変化への挑戦」このキーワードで、青木あすなろ建設の姿勢が伺えると思います。企業の成長には変化が必ず必要です。しかしそれを会社目線だけで行ってしまうと失敗へも繋がる事も十分にありえます。ですが、青木あすなろ建設の理念にはこんな一文があります。
『皆さま方に「より高い満足感」を感じてもらえるような、ユニークなグッドカンパニーであり続けること』
お客さまという言葉を使うわけではなく、皆さまにというところに全ての人への言葉であると思います。全ての人のニーズに合わせた建設方法を考え、人間と環境の未来のために提供し続ける、そんな方向性を感じ取れる非常に良い企業ビジョンだなと感じました。
青木あすなろ建設株式会社の技術・サービス
青木あすなろ建設の技術・サービスの案内には、この様に書かれています。
【確かな先進技術が豊かな自然を次代に引き継ぐ。】青木あすなろ建設HP:技術・サービスより引用
人々の暮らしを支える社会基盤と住環境、それぞれにおいて快適(Comfortable)な建築・構造物を 実現することができるのは、確かな先進技術(Technology)です。社会環境と自然の快適な融合という課題に真摯に取り組むことを企業理念としています。プロジェクトの企画から設計・監理・施工・メンテナンスに至るまで、当社は 一貫したシステムで皆さまのご要望にお応えし、これからも豊かな社会を築いてまいります。
人間が豊かになることによって壊されてきた自然は多いです。ですが、青木あすなろ建設は、技術が進歩することによって豊かな自然を残していこうと考えているようです。後世に残すための設計、開発、施工、そしてその後のメンテナンスまで青木あすなろ建設は徹底した管理を行うと仰っていることからも、安心してお任せすることが出来るはずです!
ユニークなグッドカンパニーを目指す青木あすなろ建設株式会社!
以上が、青木あすなろ建設についての基本情報などになります。ご覧になっていかがでしたでしょうか?数ある建設会社の中で独自のものを作り続けることは容易な事ではありません。ですが、青木あすなろ建設には、しっかりとしたビジョンを持って事業に励んでいる姿勢がとても伺えました。グループが増えたことにより、間違いなく青木あすなろ建設の技術は進歩していっています。これから青木あすなろ建設がどんな開発プロジェクトに携わっていくのか期待していきたいですね!