株式会社東武住販の概要と沿革

まず、東武住販の基本情報は以下の通りです。

【東武住販の概要】

社名株式会社東武住販( Toubujyuhan Co.,Ltd.)
本社所在地山口県下関市岬之町11番46号
設立年月日1989年(平成1年)8月
代表取締役社長荻野 利浩
株式公開ジャスダックスタンダード上場(証券コード:3297)
資本金3億288万円(平成27年5月期末)
事業内容不動産売買事業、不動産賃貸事業、不動産関連事業、その他事業
東武住販HP:会社概要より引用


東武住販は山口県下関市に本社を置く、不動産業全般を扱っている会社です。創業は、1984年に有限会社東武住販として誕生しました。直後に山口県より宅地建物取引業免許を取得します。その後、1989年に現在の株式会社東武住販に組織変更し、事業を拡大していくこととなります。

ではこれまでの歴史を東武住販の沿革で見ていきましょう。

【東武住販の沿革】

昭和59年9月山口県下関市長府において、不動産の販売、賃貸及び仲介等を目的として
有限会社東武住販を設立(資本金300万円)
昭和59年12月山口県知事から宅地建物取引業免許を取得(免許番号:(1)第1852号)
昭和60年4月山口県下関市壇之浦町に本社を移転
昭和61年7月山口県下関市岬之町に本社を移~~~転
平成元年8月株式会社東武住販に組織変更
平成2年2月不動産関連情報提供及びシステム開発を行う株式会社マネジメントケアーに出資(その後、完全子会社化及び株式会社東武メディアへの社名変更の後、平成13年11月に介護福祉事業を開始し、平成20年5月に当社が吸収合併)
平成2年5月山口県下関市南部町に本社ビル完成・移転
平成2年7月代表取締役社長の荻野利浩他当社役員の出資により株式会社東武エステートを設立(平成13年10月に株式会社人財プロモーションに社名変更後、平成22年5月に人材派遣・紹介及び不動産売買仲介事業を行う株式会社人財プロモーションを吸収合併し、平成23年11月に人材派遣・紹介事業を営業譲渡)
平成3年3月一般建設業許可取得(現許可番号:般-24 第14622号)
平成7年11月建設大臣(現国土交通大臣)から宅地建物取引業免許を取得(現免許番号:(5)第5407号)
福岡県北九州市門司区に北九州店(現北九州門司店)開設
平成8年1月山口県宇部市大字西岐波に宇部店開設(平成13年5月に同市中野開作に移転)
平成8年12月携帯ショップ事業においてデジタルツーカー(現ソフトバンク)携帯ショップ1号店として東駅店(山口県下関市)を開設
平成12年3月山口県山口市楠木町に山口店開設(平成21年9月に同市中央に移転)
平成14年2月福岡県北九州市小倉北区に北九州小倉店開設
(平成16年 4月に同市八幡西区船越に移転し、北九州八幡店と改称)
平成15年11月山口県下関市岬之町に本社を移転
平成16年7月携帯ショップ事業におけるau携帯ショップ1号店としてイオン長府店(山口県下関市)を開設
平成17年4月福岡県春日市昇町に福岡店(現福岡南店)開設
平成20年5月山口県山陽小野田市におのだサンパーク店開設
平成20年12月携帯ショップ事業におけるソフトバンク携帯ショップ全店を事業譲渡
平成22年6月福岡県宗像市栄町に赤間駅南口店開設
平成23年4月福岡県北九州市小倉北区に北九州小倉店開設
平成23年8月山口県周南市三番町に周南店開設
平成24年3月福岡県福岡市東区水谷に千早駅前店開設
平成25年1月福岡県久留米市中央町にJR久留米駅前店開設
平成26年5月東京証券取引所JASDAQ市場スタンダード及び福岡証券取引所Q-Boardに上場
平成26年9月佐賀県佐賀市駅前中央1丁目に佐賀駅店開設
平成26年12月au携帯ショップ(イオン長府店)閉店(携帯ショップ事業廃止)
平成27年2月広島県広島市安佐南区中筋二丁目に広島安佐南店開設
平成27年6月大分県大分市大字椎迫に大分店開設
平成28年4月山口県下関市川中本町に新下関店開設
東武住販HP:沿革より引用


東武住販は現在、山口県を中心に、福岡・佐賀・大分・広島に不動産取り扱い店舗を15件展開しています。それに伴い、不動産での保険全般を扱う保険代理店を下関本社内に設置しており、保険などの相談も一括して行なえるようになっているので安心ですね。また、それ以外にも介護福祉事業も行なっており下関営業所にて取り扱っています。
不動産だけではなく、新しいことにも取り組み始めている東武住販にはこれからも新しい事業への挑戦を続けていってほしいですね。

株式会社東武住販の事業ビジョン

東武住販は「私たちが目指すもの」として、以下のようにホームページに記載しています。

私たちは、"エコモデル創造業"です。

昭和59年、下関にて創業した東武住販。以来、地域の発展とともに、常に人と環境にやさしい暮らしづくりをめざして歩んできました。
近年、世界中で地球環境を守り、未来へ受け継いでいくことの大切さが叫ばれています。これから未来に向かって、人と技術と環境がどうやって関係づけられていくか。それは私たちと地球にとって、未来への最も大きなテーマと言えます。
日本でも環境を守り、限られた資源を大切に使うために、モノを作る(消費する)時代から、モノを活かす(活用する)時代へシフトしていくことが求められています。
私たち東武住販は、"エコモデル創造業"を掲げ、中古住宅を「流通させる」、「蘇らせる」そして「再利用する」という3つの事業コンセプトのもと、街を活性化していくことで、人と環境にやさしい暮らしづくりに貢献していきます。
東武住販HP:「私たちが目指すもの」より引用

こちらにも書いてある通り、東武住販はこれまで地域の発展に不動産業という立場から貢献してきました。安心して暮らしてもらえるような努力を日々してきたこともわかります。今後のビジョンとして、エコモデル創造業を掲げています。これは現在までモノづくりによって成長を遂げてきた日本は、今後は環境を守るためのモノを活かす時代になる事が理想だという考えのようです。非常に納得できる内容です。そんな考えからモノを活かす第一歩として、東武住販は中古住宅をリフォームして再利用するという事業に力を入れています。地球環境にも優しいモノを大切にする気持ちを東武住販はこれからも大事にしてくれるでしょう。

株式会社東武住販の事業案内

東武住販の事業領域をまとめてみます。

不動産売買事業
当社が所有する不動産物件の販売をはじめ、他社不動産の売買の仲介も行なっています。

不動産賃貸事業
当社が所有する不動産物件の賃貸事業、他社が所有する賃貸事業の他、不動産の管理業務なども行なっています。

不動産関連事業
中古住宅・中古マンションのリフォーム工事の他、不動産に関する保険の販売や、住まい関連商品のインターネット販売を行っています。

その他事業
介護福祉関連用品の販売・レンタル、介護リフォーム工事を行っています。
東武住販HP:「私たちの事業領域」より引用

東武住販は、不動産売買をはじめ、賃貸、そして中古住宅のリフォーム工事、不動産に関する保険の売買など、不動産に関しての一括をまとめて行なえるようなサービスをおこなっています。その他、介護福祉関連の商品の販売、そしてこちらも介護用リフォーム工事も行なっているので、介護などに悩んでる方なども利用できますね。

株式会社東武住販は、これからの時代のエコモデルを目指しています

東武住販は、これからも新しいものをすぐ作るのではなく、今あるものを活かす事業を展開していくでしょう。新しいものをすぐに作りたがる会社も多いのは事実です。ですが東武住販のように一歩止まって、今あるものを活かす努力をすることも今後の日本の更なる発展には必要なのだと気づかされました。東武住販のエコモデルの姿勢をわたし達も見習ってものを大事にしていきましょう!