髙木証券株式会社の概要と沿革
まず、髙木証券の基本情報は以下の通りです。
【髙木証券の概要】
社名 | 髙木証券株式会社(TAKAGI SECURITIES CO.,LTD.) |
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本社所在地 | 大阪市北区梅田一丁目3番1-400号(大阪駅前第一ビル) |
設立年月日 | 1918年(大正7年)11月21日 |
代表取締役社長 | 吉原 康夫 |
株式公開 | 東証二部上場(証券コード:8625) |
資本金 | 11,069百万円(平成28年9月末現在) |
事業内容 | 金融商品取引業 |
こちらが髙木証券の概要になります。髙木証券の会社設立が1918年となっていますが、歴史はもっと古いです。創業者である髙木又三郎さんが1876年(明治6年)大阪で髙木両替店を創立した事が髙木証券の歴史の始まりなんです。ですのでそこから数えるとなんと140年にも!本当に驚きですね。そんな髙木証券がどういった歴史を刻んできたかを沿革にて下にまとめていきます。
【髙木証券の沿革】
明治6年 | 髙木両替店創立 |
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大正7年11月 | 株式会社髙木商店設立 |
昭和19年4月 | 髙木証券株式会社に商号変更 |
昭和24年4月 | 大阪証券取引所正会員に加入 |
昭和39年12月 | 東京昭和証券株式会社を合併 |
昭和40年1月 | 東京証券取引所正会員に加入 |
昭和46年5月 | 本店を現在地(大阪市北区梅田一丁目)に移転 |
昭和62年7月 | 名古屋証券取引所正会員に加入 |
平成元年4月 | 株式を東京証券取引所市場第二部(証券コード8625)に上場 |
平成元年10月 | 現髙木ビジネスサービス株式会社を設立 |
平成25年11月 | 投資信託を公平・中立に評価する組織として「ファンド・リサーチセンター」を新設 |
平成26年6月 | 投資信託の分析ツールとして「ファンド・ラボ」シリーズを開発し、iPadを用いた投資信託のコンサルティング営業を開始 |
平成27年5月 | 東京本部を現在地(東京都中央区日本橋一丁目)に移転 |
明治に始まり、大正、昭和、平成と現在に至るまで本当に長い歴史を歩んできた髙木証券ですね。上場企業としての髙木証券は平成元年(1989年)に資本金110億1000万円で東証二部へ上場しています。
歴史の古い証券会社である一方、投資信託の分析ツールの開発や、業界では初となる投資信託専門店「投信の窓口」を開くなど、髙木証券が新しいことにも取り組み続けている事がわかっていただけたと思います。
髙木証券株式会社の社是、経営理念
では続いて、髙木証券がどういった経営理念や考えを持っているかをまとめていきたいと思います。
【社是】
・誠意髙木証券HP:社是より引用
わたくしたちは誠意をもって社業にはげみ、
お客さまのよりよいくらしと幸せに役立てると共に
会社の繁栄を計ります。
・創意
時代におくれないように、常に新しい仕事に
とりくみ、創意工夫をこらして、社業発展への
努力を尽くします。
・和気
わたくしたちは一丸となって、ともども手をつないで、
和気あいあいのうちに社業につき
明るく良い会社といたします。
こちらが、髙木証券の社是になります。顧客との信頼関係がとても重要となる資産運用において、社是にある『誠意』の部分でそれに対しての考えを表してます。そして新しいことにも取り組み続けるという意味での『創意』。社内関係の向上が経営やにも影響することを表す『和気』この三つのワードから髙木証券の顧客に対しての考えが伝わってきますね。
【経営理念】
高い企業倫理のもと、資産運用・試案設計に関する質の高いアドバイスの提供を通して、お客様の資産形成の促進に貢献します。髙木証券HP:経営理念より引用
自由闊達な企業風土において、お客様にとって最適な金融商品・サービスを常に探求し、次世代につながる金融ビジネスの創造に取組みます。
役職員が一丸となって経営資源を有効活用することで、社会と調和のとれた企業価値の向上をめざし、ステークホルダーへの還元に努めます。
続いてこちらが、髙木証券の経営理念になります。社是とは比べ少しお硬い風に感じると思います。ですが髙木証券の考えは一貫しているように伺えます。『お客様に対して質の高いアドバイスの提供をして資産形成への貢献』が『誠意』の部分です。『お客様にとって最適な金融商品・サービスを常に探求し、次世代につながる金融ビジネスの創造に取組みます』こちらが『創意』の部分にあたります。そして最後に『役職員が一丸となって経営資源を有効活用することで、社会と調和のとれた企業価値の向上をめざし、ステークホルダーへの還元に努めます』が『和気』を表していますね。髙木証券の社是、経営理念どちらを見ても顧客に対して社員一丸となって真摯に対応するという気持ちがとても伝わってきましたよね?長い歴史を作ってきた髙木証券だからこその理念や考えでとても素晴らしいですね。
髙木証券株式会社の事業案内、サービス紹介
髙木証券の事業案内、サービス紹介をまとめていきます。
【次世代への生前贈与プラン 310万円プロジェクト】髙木証券HP:サービス案内より引用
2015年1月より相続税及び贈与税が改正され、「相続の大増税時代」が到来しました。
大切な資産を守り、次世代へ残すために…
髙木証券は、「家計資産」管理のベストパートナーとして、次世代への生前贈与プラン「310万円プロジェクト」を、ご提案します。
・財産贈与サポートサービス
実際に、お子様・お孫様へ財産を贈与する手続きは複雑です。
髙木証券では、株式会社キャピタル・アセット・プランニングを通じて全国の税理士をご紹介しています。
髙木証券のネットワークで贈与対策も安心です!
・最適贈与額試算サービス
贈与に当たっては、ご年齢やお持ちの財産額によって、最適な贈与額が違ってきます。
髙木証券では、北山雅一公認会計士税理士事務所監修のもと、お客様の条件に合った最適な贈与額を試算いたします。
【ポートフォリオ・アシスタント】
ポートフォリオ・アシスタントは、お客様と髙木証券をつなぐオンラインサービスです。
取引の履歴、残高をオンラインで簡単にご確認いただけますので、資産運用が従来よりもスムーズに行えます。
以上が、現時点での代表的な髙木証券のサービスになります。こちら以外にも投資情報の提供や積み立てサービスなど多くのサービスを髙木証券は提供しているようです。中でも次世代への贈与にとても力を入れているように感じます。税理士事務所監修のもと、相続に関するサービスを提供していますのでとても安心できそうですね。
髙木証券の顧客に対しての真摯な姿勢が、明治から140年も続いてきた信用の証!
以上が、髙木証券の詳細になります。顧客との信頼関係が重要な金融事業において、明治6年に髙木両替店を開いたところから数えて140年も会社が続いている事が、髙木証券が如何に信用されてきたかを表していると思います。これからも『誠意』『創意』『和気』を掲げて髙木証券は長い歴史を歩んでいってくれると思います!