株式会社イエローハットの概要と沿革
まず、イエローハットの基本情報は以下の通りです。
【イエローハットの概要】
社名 | 株式会社イエローハット |
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本社所在地 | 東京都中央区日本橋馬喰町1-4-16 馬喰町第一ビルディング |
設立年月日 | 1962年(昭和37年)3月 |
代表取締役社長 | 堀江 康生 |
株式公開 | 東証一部上場(証券コード:9882) |
資本金 | 150億72百万円(平成28年9月30日現在) |
事業内容 | カー用品等の販売(卸売及び小売) |
イエローハットは現在、東京都中央区に本社を構えています。1961年(昭和36年)に誕生したイエローハットですが、1997年には東証一部への上場を果たしており、その際に創業時の株式会社ローヤルからイエローハットに名を変えて現在までに至ります。創業から現在までどういった事業を行い、歴史を歩んできたのでしょうか。
それではイエローハットの歴史を沿革で見ていきましょう。
【イエローハットの沿革】
昭和36年10月 | 東京都千代田区麹町に自動車用品及び付属用品の販売を目的としてローヤル創業 |
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昭和37年3月 | 資本金2百万円にて株式会社に改組、株式会社ローヤル設立 |
昭和40年1月 | 仙台営業所(現 北海道・東北支店)を開設 |
昭和41年4月 | 名古屋営業所(現 中部支店)及び大阪営業所(現 近畿・四国支店)を開設 |
昭和42年6月 | 東京都千代田区三番町9番地に本店を移転、同所に東京営業所(現 南関東支店)を開設 |
昭和42年8月 | 関東地区のガソリンスタンド卸部門を分離し、株式会社コーナーローヤルを設立 |
昭和44年6月 | 大規模小売店にカーコーナーを開設し、直接最終消費者へ販売を開始 |
昭和50年11月 | 直営店舗第1号店として、イエローハット宇都宮南店を開設 |
昭和51年8月 | 東京都大田区北千束に本社を移転 |
昭和53年4月 | 埼玉県吉川市に関東物流センターを開設し、USACシステムII導入 |
昭和56年4月 | 株式会社ローヤル(旧 嶋田産業株式会社)との合併により株式額面を500円から50円に変更 |
昭和57年4月 | イエローハットグループ店第1号として、イエローハット鎌ケ谷店とグループ店契約を締結 |
昭和63年6月 | 北関東営業所(現 北関東支店)を開設 |
昭和63年9月 | イエローハットグループ恵庭店の開店により、直営店及びグループ店の総数が100店舗となる |
平成2年12月 | 社団法人日本証券業協会の承認を得て店頭登録 |
平成4年12月 | イエローハットグループ練馬店の開店により、直営店及びグループ店の総数が 200店舗となる |
平成7年4月 | イエローハットグループ奈良店の開店により、直営店及びグループ店の総数が 300店舗となる |
平成7年6月 | 山口営業所(現 中国・九州支店)及び西日本物流センターを開設 |
平成7年12月 | 東京証券取引所市場第二部に上場 |
平成9年3月 | 直営店イエローハット草加店の開店により、直営店及びグループ店の総数が400店舗となる |
平成9年9月 | 東京証券取引所市場第一部に上場 |
平成9年10月 | 株式会社イエローハットに商号変更 |
平成10年4月 | システムセンターを開設、株式会社イエローハット・ファ イナンス(現 連結子会社)を設立 |
平成11年5月 | 東北物流センターを開設 |
平成13年3月 | 東京都目黒区青葉台に本社を移転 |
平成13年9月 | 台湾における第1号店として、イエローハット石牌(シーパイ)店を出店 |
平成16年2月 | 中国における第1号店として、イエローハット番禺(バングウ)店を広州市に出店 |
平成17年1月 | 中国初の合弁会社直営店として、上海にイエローハット呉中路(ゴチュウ ロ)店を出店 |
平成20年4月 | 東北物流センター「ISO14001」の認証取得 |
平成20年4月 | 株式会社ギャラック(現 連結子会社)の全株式を取得 |
平成20年10月 | 「オートテック」及び「ピット100」の屋号を有する10店舗の事業の譲受け契約を株式会社アイ・シー・エスと締結 |
平成21年2月 | 地域別の店舗運営子会社を5社設立 |
平成21年6月 | 東京都中央区日本橋に本社を移転 |
平成22年2月 | 店舗運営子会社を1社設立 |
平成22年5月 | 株式会社イッシン(現 連結子会社)の全株式を取得 |
平成22年8月 | 株式会社ジョイフル(現 連結子会社)の全株式を取得 |
平成23年2月 | 店舗運営子会社を4社設立 |
平成23年3月 | イエローハット新潟亀田店の開店により、国内の総数が500店舗となる |
平成23年8月 | 店舗運営子会社を1社設立 |
平成23年12月 | 株式会社モンテカルロ(現 連結子会社)優先株式の取得及び転換により子会社化 |
平成24年1月 | システムセンター及び車検コールセンターを静岡県富士市から北海道札幌市に移転 |
平成24年1月 | 地域の細分化を図るため、店舗運営子会社を7社設立 |
平成24年3月 | 株式交換により、株式会社モンテカルロ(現 連結子会社)を完全子会社化 |
平成24年4月 | 株式会社ドライバースタンド(現 連結子会社)の全株式を取得し子会社化 |
平成24年4月 | 商品の共同仕入れ及び出光サービスステーションへの新たな商流の構築等を目的に、出光興産株式会社と業務・資本提携契約を締結 |
平成24年6月 | 店舗運営子会社を1社設立 |
平成25年3月 | 関東物流センターを埼玉県吉川市から群馬県邑楽郡に移転 |
平成25年4月 | 株式会社アップル(現 連結子会社)の全株式を取得 |
平成25年8月 | 店舗運営子会社を1社設立 |
平成26年5月 | 株式交換により、株式会社ウィル(現 連結子会社)を完全子会社化 |
平成26年7月 | 店舗運営子会社を2社設立 |
平成26年10月 | イエローハット京丹後峰山店の開店により、イエローハットの国内総数が600店舗となる |
平成27年10月 | 株式会社山口イエローハット(現 連結子会社)の株式を取得し子会社化 |
平成27年12月 | 株式会社大分イエローハット(現 連結子会社)の株式を取得し子会社化 |
平成28年1月 | 店舗運営子会社を2社設立 |
平成28年4月 | 株式会社ベストウイング(現 連結子会社)の株式を取得し子会社化 |
イエローハットは現在、東京の本社、埼玉本部、北海道本部をはじめ、日本全国に支店を配置しており全国規模の運営を行なっています。そしてその規模は日本だけにとどまらず、中国、台湾、ドバイにも店舗を展開しています。日本屈指のカー用品販売店としてこれからも拡大していくことは間違いありませんね。近年ではクルマだけでなく、オートバイの関連会社を子会社に据えたことにより、バイクの分野でも拡大をしていくことでしょう。
株式会社イエローハットの企業理念
次に、イエローハットの企業理念は以下の通りです。
【企業理念】
『 思いやりの心を磨き、関わる人すべてに喜びと感動を与える 』イエローハットHP:FAQより引用
イエローハットグループは、社員一人ひとりが他人への思いやりの心を磨き、お客様、社員、お取引先、地域社会など関わる人すべてに喜びと感動を与え、幸せを分かち合うことで和やかな社会づくりに貢献します。
また、社長の堀江さんはごあいさつとして、以下のように述べています。
イエローハットは地域の皆様に愛されるお店づくりを今後も目指していきます。イエローハットHP:ごあいさつより引用
イエローハットグループは、国内外でカー用品・部品の販売と取り付けを中心とした店舗網を展開する企業グループです。
「関わる人すべての幸せ」を第一とする創業精神のもとで、地域に密着したお店づくりと “あなたの道で あなたの街で お役に立ちます イエローハット!” をキャッチフレーズに全国のお客様へのカーライフサービスを展開しております。
また、お客様のカーライフにおけるすべてのサポートをお任せいただける店舗・ネットワークづくりを実践しており、車に乗る人みんなが、安全・安心・快適に過ごせる車内空間づくりのご提案を行なっております。
近年では、オートバイ用品専門店「2りんかん」、新車・中古バイク販売店「SOX(ソックス)」が当社グループに加わり、グループ規模が拡大いたしました。
今後も、新規出店や国内既存店舗の活性化を推進し、ブランドイメージの浸透による集客力の向上を図る一方で、海外での店舗展開など、グローバルな事業展開を行なうことで、イエローハットグループの永続的な成長を目指してまいります。
最後になりましたが、企業価値の更なる向上を目指して鋭意努力を続けてまいる所存ですので、今後とも変らぬご支援・ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
イエローハットの企業理念には関わる人全ての幸せを第一に考えることが念頭に置かれています。顧客だけではなく、働いている社員など関わる人たちが幸せになるような環境つくりを徹底して行っていることが伺えます。クルマを販売するだけではなく、カーライフ全てのサポートをすることを目標に日々、努力を続けている姿勢はとても立派ですね。そして新しいことに取り組む姿勢も忘れてはおらず、近年ではオートバイ販売会社を子会社に据え、グループ全体の拡大、新事業にも取り組み続けています。日本だけでなく世界のイエローハットになる日もそう遠くはないように感じます。
株式会社イエローハットのサービス
最後に、イエローハットのサービスは以下の通りです。カー用品の販売はもちろんのこと、各店舗での車検や整備なども行なっており、その場でプロがいろいろなサポートをしてくれることも人気の理由の一つなのかもしれません。この事からもイエローハットがいかにユーザーから信頼されるお店を目指しているかがお分かりになると思います。
◆カー用品
タイヤ・ホイール
オイル
バッテリー
カーエレクトロニクス
洗車・メンテナンス・補修用品
車内便利グッズ
社外用品
その他おすすめ商品
くるま生活塾
◆店舗サービス
ピットサービス
車検
板金・塗装
ボディコーティング
オイル交換ネット予約
タイヤサービス
日本だけでなく世界のカー用品店を目指す、株式会社イエローハット!
黄色い帽子が目印のイエローハットは、テレビのCMなどで見かけるカー用品店くらいしか知識はありませんでしたが、調べてみたらとても将来性を見据え、堅実に店舗を増やしていっている安心できる企業だと感じました。カー用品からクルマの整備全般まで、そしてこれにオートバイの店舗も加わったことでイエローハットグループは今以上に事業を拡大していくことは間違いないでしょう。きっとみなさんの近くにもお店があるはずです。一度クルマのことで気になることがあれば、行ってみて下さい!イエローハットから幸せがもらえるかもしれませんよ!