イオンモール株式会社の概要と沿革

まず、イオンモールの基本情報は以下の通りです。

【イオンモールの概要】

社名イオンモール株式会社
本社所在地千葉県千葉市美浜区中瀬一丁目5番
設立年月日1911年(明治44年)11月
代表取締役社長吉田 昭夫
株式公開東証一部上場(証券コード:8905)
資本金42,247百万円(2016年8月現在)
事業内容大規模ショッピングセンターの開発・運営
不動産売買・賃貸・仲介
イオンモールHP:会社概要より引用


イオンモールは千葉県千葉市に本社を置いており、主にイオングループの大型ショッピングセンターの開発から運営、その他には不動産の売買、賃貸、仲介などをおこなっています。その歴史はとても古く、1911年に生糸商「岐阜繭糸株式会社」として誕生したことに始まります。そして現在の様な大型商業施設を運営する事業を1989年に始め、現在のイオンモールへとつながります。

それではイオンモールの歴史を沿革で見ていきましょう。

【イオンモールの沿革】

1911年11月会社設立
1973年8月損害保険会社5社を取引先として損害保険代理業を開始
1974年12月アメリカンファミリー生命保険(株)の代理店として生命保険代理業を開始
1979年5月株主割当有償増資 資本金98百万円
1989年9月資本金40億円に増資
1989年10月社名をジャスコ興産(株)からイオン興産(株)に改称、新たに大規模SC開発・運営のディベロッパー事業を開始
1992年11月イオンモールつがる柏 オープン
1993年2月下田タウン(株)(イオン下田SCディベロッパー)を設立
1993年9月イオンモール秋田 オープン、イオンモール富津 オープン
1995年4月イオンモール下田 オープン
1996年11月イオンモール鈴鹿 オープン
1996年12月イオンモール三光 オープン
1997年7月資本金46億5千万円に増資
1999年9月イオンモール倉敷 オープン
2000年3月イオンモール成田 オープン
2000年9月イオンモール岡崎 オープン
2000年12月イオンモール高知 オープン
2001年4月環境マネジメントシステムの国際規格ISO14001認証取得
2001年6月イオンモール(株)に改称
2001年6月イオンモール新居浜 オープン
2001年7月イオンモール東浦 オープン
2001年12月イオンモール大和 オープン
2002年7月株式上場(東証一部)、資本金60億65百万円に増資
2002年9月イオンモール高岡 オープン
2003年4月株式分割(1:1.2)
2003年8月資本金77億96百万円に増資
2003年8月イオンモール盛岡 オープン
2003年12月イオンモール太田 オープン
2004年8月イオンモール浜松志都呂 オープン
2004年12月イオンモールりんくう泉南 オープン
2005年4月株式分割(1:2)
2005年4月イオンモール直方 オープン
2005年5月イオンモール宮崎 オープン
2005年11月イオンモール水戸内原 オープン
2006年4月イオンモール千葉ニュータウン オープン
2006年10月イオンモール高崎 オープン
2007年2月株式分割(1:2)
2007年8月イオンモール株式会社と株式会社ダイヤモンドシティが合併 9月 全ショッピングセンター名をイオンモールに変更
2007年11月イオンモール羽生 オープン
イオンモール川口 リニューアルオープン
イオンモール日の出 オープン
イオンモール千葉ニュータウン リニューアルオープン
2008年2月保険代理事業を会社分割
2008年10月イオンレイクタウンkaze オープン
2008年11月イオンモール伊丹 リニューアルオープン
イオンモール橿原 増床リニューアルオープン
イオンモール草津 オープン
イオンモール岡崎 増床リニューアルオープン
イオンモール北京国際商城 オープン
2008年12月イオンモール都城駅前 オープン
イオンモール筑紫野 オープン
2009年4月mozo wondercity(モゾ ワンダーシティ) オープン
イオンモール広島祇園 オープン
イオンモール秋田 リニューアルオープン
イオンモールつがる柏 リニューアルオープン
2009年7月ペルチ土浦 オープン
2009年9月イオンモール浜松志都呂 リニューアルオープン
イオンモールむさし村山 リニューアルオープン
2009年11月イオンモール名取 リニューアルオープン
2010年3月イオンモール新瑞橋 オープン
イオンモール東浦 リニューアルオープン
イオンモール大和郡山 オープン
2010年6月イオンモールKYOTO オープン
2010年9月イオンモール寝屋川 リニューアルオープン
2010年10月イオンモール天津TEDA オープン
2011年3月イオンモール甲府昭和 オープン
イオンモール大牟田 オープン
2011年9月イオンモール倉敷 リニューアルオープン
広島段原ショッピングセンター オープン
2012年4月イオンモール福津 オープン
イオンモール天津中北 オープン
2012年6月ショッピングセンター ソヨカ ふじみ野 オープン
2012年9月ECサイト「イオンモールオンライン」開設
2013年3月イオンモール春日部 オープン
イオンモールつくば オープン
2013年4月神戸ハーバーランドumie オープン
2013年6月資本金397億42百万円に増資
2013年7月資本金421億94百万円に増資
2013年8月株式分割(1:1.1)
2013年11月イオンリテール株式会社の商業施設69施設の運営管理業務受託
イオンモール東員 オープン
2013年12月イオンモール幕張新都心 オープン
2014年1月イオンモール天津梅江 オープン
イオンモール タンフーセラドン オープン
2014年3月イオンモール和歌山 オープン
イオンモール天童 オープン
2014年4月イオンモール蘇州呉中 オープン
2014年6月イオンモール名古屋茶屋 オープン
イオンモール プノンペン オープン
2014年10月イオンモール京都桂川 オープン
イオンモール木更津 オープン
2014年11月イオンモール ビンズオンキャナリー オープン
イオンモール多摩平の森 オープン
2014年12月イオンモール岡山 オープン
イオンモール武漢金銀潭 オープン
2015年3月イオンモール旭川駅前 オープン
2015年4月イオンモール沖縄ライカム オープン
2015年5月イオンモール蘇州園区湖東 オープン
イオンモールBSD CITY オープン
2015年7月イオンモールとなみ オープン
2015年9月イオンモール北京豊台 オープン
2015年10月イオンモール四條畷 オープン
イオンモール ロンビエン オープン
2015年11月イオンモール杭州良渚新城 オープン
2015年12月イオンモール常滑 オープン
イオンモール武漢経開 オープン
イオンモール広州番禺広場 オープン
2016年1月イオンモール蘇州新区 オープン
2016年3月イオンモール堺鉄砲町 オープン
2016年4月イオンモール今治新都市 オープン
2016年5月イオンモール出雲 オープン
2016年7月イオンモール ビンタン オープン
2016年11月イオンモール河北燕郊 オープン
2016年12月イオンモール長久手 オープン
カテプリ オープン
イオンモールHP:沿革より引用


現在、イオンモールは日本のみならずベトナム、インドネシア、マレーシア、カンボジアにも出店しており、運営施設数は2016年12月時で161にもなります。そのほとんどがイオンが核店舗となっており、最近ではイオンスタイルなど様々な形態で運営を続けています。

イオンモール株式会社の経営ビジョン

次に、イオンモールの経営ビジョンをまとめていきます。

【基本理念】

お客さま第一
イオンモールHP:ブランド概要より引用

【経営理念】

イオンモールは、地域とともに「暮らしの未来」をつくる
Life Design Developerです。
商業施設の枠組みを越えて、一人ひとりのライフステージを見据えたさまざまな機能拡充を行い、ショッピングだけでなく、人との出逢いや文化育成なども含めた“暮らしの未来”をデザインすること。
イオンモールHP:ブランド概要より引用

【経営ビジョン】

アジア50億人の心を動かす企業へ
・私たちは、パートナーとともに、地域の魅力を磨きつづける究極のローカライズに挑戦します。
・ 私たちは、一人ひとりがLife Design Producerとして、商業施設の枠組みを越え、新たな「暮らし」を創造する事業領域を拓き、成長し続けます。
・ 私たちは、世界中の拠点をはじめとする全ての資産を活かし、永続的に発展することで、強い財務体質と強固な事業基盤を構築します。
・ 私たちは、革新し続けるプロフェッショナル集団です。
・ 私たちは、お客さまに徹底して寄り添い、生涯わすれえない思い出となる最良の体験を共有します。
イオンモールHP:ブランド概要より引用

イオンモールは、商業施設の運営企業としてお客様を第一にという言葉を念頭に、大型ショッピングセンターを開発、運営することで地域活性化の一翼を担うことで暮らしを豊かにしようという考えが伝わってきます。買い物だけではなく、人との出会いや文化育成などへも貢献できる未来の形を創造しようとしている姿勢は素晴らしいですね。そして経営ビジョンにある通り、アジア50億人の心を動かす企業という言葉もイオンモールは決して夢ではなく、現在ではアジアの各地域にも商業施設を展開しています。世界の各地域の発展へ大きな貢献をしているイオンモールの企業努力には驚くばかりですね。

イオンモール株式会社の事業紹介

イオンモールの事業内容は以下の通りです。こちらがイオンモールが事業をするにあたって定めているコンセプトです。短いですが非常に分かりやすくまとめてあります。買い物だけでなく色々なことが出来る場にしたいという想いが伝わってきますね。

「暮らしの未来」をつくる
イオンモールの仕事は、ショッピングモールという「まち」をつくり、その価値を可能な限り高め続けていくことです。

イオンモールのモールづくり
イオンモールは、「ショッピング」「エンターテイメント」「コミュニティ」「エコロジー」の4つの機能をワンストップ・ソリューションとして提供します。

開発・運営コンセプト
「「暮らしの未来」をつくる 」それが、イオンモールの開発・運営コンセプトです。

テナントリーシング
イオンモールとともに新しいショッピングモールを創りませんか?

新しいビジネスへの挑戦
モール開発で培ったノウハウから新しいビジネスを生み出します。
イオンモールHP:事業紹介より引用

イオンモール株式会社は世界規模で施設を提供しています!

現在では世界に161もの施設を展開しているイオンモールですが、共通しているのが家族連れだけでなく老若男女全ての人たちが楽しめる施設だということです。商業施設としての完成形がイオンモールだと思います。そんな大型施設を運営するイオンモールはこれからも日本だけでなくアジアを中心に施設を展開していくことでしょう。そして新しいカタチの商業施設を我々に見せてくれることでしょう!これからもイオンモールのますますの発展に期待したいですね。